春ですね。

暖かい日が続きますね。
桜も散り始め、何となく初夏を感じさせるこの頃。
そんな中、私の祖父が亡くなりました。

ずっと認知症を患い、施設に入っていた祖父。
最近は体調を崩し、伊勢市民病院へ入院していました。
それが、突然呼吸停止。
天国へと行ってしまいました。

祖父が元気の時は、よく伊勢の家へ遊びに行ったモノです。
祖父祖母をどこかへ連れて行ってあげられるようにと、私もパジェロのロングを買ったりしました。
でも、私が結婚した頃から少しずつ記憶を失い始め、段々と足が遠のくようになっていきました。

その内、祖父は伯父の家へ。

でも、伯父では手に負えない程症状は悪化し、施設へ。

そして、桜の綺麗な季節に亡くなりました。

ひ孫の入学式が終わるのを待つように。
娘が京都の旅行から帰って来るのを待つように。

桜が咲くのを待つように・・・。

正直、祖父の姿を見たのはもう数年前。
施設に入ったばかりの頃です。
娘が保育園に通い始めた頃、母と一緒に会いに行きました。

祖父は、ほぼ同じ時期にアルツハイマーを発症した祖母と一緒に施設に入っていました。

二人とも記憶を失い、私の事も誰だか分からない様子でした。
そんな二人の姿を見て、とてもショックだった事を思い出します。
でも、死への恐怖を感じる事もなくなったので、祖父母にとっては幸せな事だったのではないかと思います。

あれから、数年・・・。

アルツハイマーを発症した祖母よりも、老年性痴呆症の祖父の方が先に亡くなってしまいました。

きっと、ひ孫が３人も居るという事も分からないままだったと思います。
娘２号は、顔も見てもらう事さえ出来ませんでした。

でも、きっと天国から見守っていてくれている事と思います。

お葬式の時に知った事なんですが、祖父はカメラが趣味だったとか。
私は、しっかり祖父の血を引いたという事でしょうかね・・・？

さよならです。

そして、ずっと祖父の面倒を見てきた伯父ちゃん、お疲れ様でした。

伯母さんが亡くなり、今度は祖父・・・。
２人も身内の死に立ち会った来た伯父。

これからも、お蕎麦屋さんを頑張って欲しいと思います。