紹介／カードゲーム／「イケオジあつめ」

　ポストアポカリプスっぽい世界でJKがオジサンたちの庇護を求めるらしいです。
　ただのオジサンではありません。イケいるオジサンです(笑)
　「イケオジあつめ」のご紹介です。


　原題： イケオジあつめ
　日本語タイトル： 同上
　デザイナー： 蜂須賀敏浩
　発売： 2018（日）
　可能人数： ３～５人
　プレイ時間： 30分程度
　ボックスサイズ： 139×99×26（mm）
　カードサイズ： 86×52（mm）／ 69×69（mm）

　「競り」「セットコレクション」「頼るオジサマは残す！」


　もうね…６月は散々です。いろいろとは重なってしまって更新のストックも切れて何回もお休みしてました…モンコレDeusの戦闘パートの紹介書いてたんですが終わりません。写真撮ってません…（2019/07/05．0:30現在）
　なので、６月中に買えたゲームも少ないわけですが…これの紹介をさせていただこうかな、と。

　

　何故か知らないけど荒廃した世界(笑)何故か生き残ってるJKという存在（いや、女子校生の略ではないかもしれんですがね）、しかもJKが金持ち(笑)、そしてイケてるオジサン達に護ってもらおうという打算(笑)
　ツッコミどころ多くて何処からいこうか迷う。でもそれが良い。
　という感じのゲームです（何が？）

　

　このゲームに女の子のイラストは１つしかありません…箱絵の娘だけです(笑)
　あとは全てオジサン(笑)
　カードとしてはプレイカードがたくさん、それと正方形のが庇護マーカーというらしいです。
　プレイカードは「４」のカードならば４枚、「９」のカードなら９枚あります。同じトイトロップさんの「エジプトの花嫁」と同じ感じです。

　

　セットアップはプレイカードを規定枚数ずつプレイヤーに配ります。余ったカードはこのラウンドでは使わないので箱にしまっちゃいましょうねぇ。
　あとは場の中央に庇護マーカーを４～13の順に積んでおけばOKです。
　ゲームはラウンド制、ラウンドは10回の競りで終了します。ラウンド内で最も得点を稼いだプレイヤー１人が勝利点１を獲得。勝利点２を取ったプレイヤーがそのまま勝者となります。

　ラウンド無いでやることは比較的オーソドックスな競りです。
　中央に置かれている庇護マーカーに対する競りを１枚ずつ行っていきます。４からカウントアップしていって13でラスト。合計10回ですね。
　競りの形式は「落札者１人」の「ビッド方式」となります。
　まずは対象となる庇護マーカーに対して入札するかどうかを選び…

　

　好きなカードを好きな枚数、表側表示で出します。出したカードが競りの値付けとして扱われますが、どのプレイカードを出しても１枚１金としてしか扱われません。　　

　

　そうしたら隣のプレイヤーの手番に移ります。二者択一。
　・現在のよりも多い値付けで入札する。　or 　・降りる。
　この２つ。
　これを最後の１人になるまで繰り返すだけです。

　

　「降りる」場合、それまでビッドしていたカードは手元に戻ります。また、この庇護マーカーの競りに関してはもう関与するというか、再びビッドをすることは出来ません。

　

　最後の１人になったプレイヤーが対象の庇護マーカーを落札という事でビッドしていたカードは裏向きで中央の場に置き、マーカーを受けとります。
　…多分、この時に裏向きで置かれたカードは「誰も確認できない」方が面白いです。（ルールには明文化ないのでご自由にどうぞ）

　はい、これを10回繰り返すだけです･･･あ、次の庇護マーカーの最初の手番プレイヤーは前マーカーの落札者です。

　

　あと、ビッドするカードは揃っていなくても構わないようです。
　10回の競りが終わったらラウンドの勝者を確認します。

　

　確認するのは「競りに使用せずに残っている手札」と、「獲得した庇護マーカー」です。
　例えばこんな感じに庇護マーカーを獲得し、残った手札がこんな感じだとして…

　庇護マーカーがある数字の残った手札枚数分だけ得点が入ります。
　「５」のマーカーがあって手札に２枚あるので２点獲得。
　「10」のマーカーもあるし、手札には３枚あるので３点獲得…え、「４」の競りの時に出してたじゃないかって？記憶にございませんね。（すっとぼけ）
　「12」のマーカーはあるんですが手札に12のカードは残っていません…０点です。マイナス点にはなりません。
　というわけで合計の５点が得点となります。全てのプレイヤーで得点を比べあい、最も高い単独のプレイヤーが勝利点１を獲得します。「得点」と「勝利点」が別物であることにご注意ください。

　で、誰も勝利点が２点になっていない場合、次のラウンドに進みます。
　勝利点２を手―達成したプレイヤーが出た時、その時点で次のラウンドはありません。勝者を祝福しましょう。

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　コンポーネントを確認してたら同じイラストのカードがいっぱい…そして数字の枚数が一致している。
　（あ、「エジプトの花嫁」タイプだ）
　と考えてしまいましたよ…あぁ、なんか「花嫁」やりたくなってきた…拡張の「娘」入れて。

　ゲームとしては本当にオーソドックスな競りと使用しない手札でセットコレクションを仕掛けるという感じ。
　結構ジレンマに悩まされる動きをします…ぱっとみ、「13」のカードがいっぱいあるなら「13」のマーカーを獲得して大量得点を取ればいいかと思うんですが…そんな上手くいく訳もなく(笑)その辺りを競りに使って別の数字で２～３点ずつ獲得した方が高得点かもしれない･･･ってあいつ「７」を２金で持ってってるやんか…とかメッチャ悩みそう。タイトルと設定で騙されるけどかなり考えるゲームかと。

　……これ、ウチが勝てる日って来るのかなぁ…

　あ、トイドロップさんのカードってサイズが特殊でして…今までハードタイプのスリーブはありましたがこういう枚数の多いゲームは箱が閉まる限界を超えそうでした。

　カードアクセサリコレクション 両表面エンボスマットスリーブ メンバーズカードサイズ・ソフト パック

　…これ、凄いイイです(笑)
　ソフトスリーブですし、カードがそう簡単には貼りつくこともなくなりますし…スリーブの上を切ることもなく箱に入るし(笑)
　…スリーブの上を切るって遊戯王の奇術師パンドラみたいなアホなマークドカードみたいでホントは嫌なんですがやらないと箱に入らなかったんですよぉ…なのでガチゲーの方々の場合、そういう処理をしているカードは一切出せません。