「見慣れぬ遊戯」亭

ゲームが趣味のテキトー人間が綴る備忘録+駄文。
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紹介/カードゲーム/「タイムボム」

2018年02月23日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 リメイクに際して対立のモノが変わりました…あれかな、昨今のテロ事情のせいかな。
 「タイムボム」のご紹介です。


 原題: Time Bomb
 日本語タイトル: タイムボム
 デザイナー: 佐藤 雄介
 発売: 2014(日) / 2017(日)
 可能人数: 2~8人
 プレイ時間: 1~30分程度
 ボックスサイズ: 152×100×32(mm)
 カードサイズ: 88×57(mm)/ 88×63(mm)

 「正体隠匿系」「ブラフ」「黒髭危機一髪」


 

 えーと、ウチは元版である同人版を遊ばせてもらったことがありますが、確かそっちは4~6人というプレイ対象人数だったと思うので、対象人数が広がったんですね。8人までというのは助かります。ゲーム会での人数調整もそうなんですが、ウチの身内会、最大で7~8人あたりが参加するんで。

 で、このゲームですが…タイムパトロールと時間犯罪者という対立で、時間を巻き戻す効果のある爆弾を破裂させるとか処理をするとかのやり合いになってます。
 
 

 コンポーネント1、陣営カードとサマリーカードとストーリーカード。
 …ストーリーカードは本当に物語が書いてあるやつとSNS用のイラストしか描いてないやつが入ってます。というわけで写真に写ってるのはSNS掲載用。いや、重要なのは裏面だってのは解ってます(笑)

 

 コンポーネント2、実際のプレイカード。
 3種類あって全部で40枚…「解除」「爆発」「し~ん」の3種類。ほとんどは「し~ん」です。

 というわけで、軽くゲームの流れをご紹介。
 ラウンド制になってまして終了のトリガーが引かれるまでラウンドを繰り返します。

 

 セットアップ。
 陣営カード1枚とゲームカード5枚を配ります。

 

 基本ルールなら陣営カードはこの2種類。
 「時空警察」は時間爆弾の処理を目指して活動しますし、「ボマー団」なら時間爆弾を爆発させるか時間切れ爆発を狙います。
 注意するのはゲームカード。
 これ、自分の前に置かれたカードは何回でも確認できるんですが…

 

 確認した後、必ずシャッフルしたうえでランダムに伏せなければならないという制限があります。というか手に持たないので場札ですね。

 

 セットアップの最後に、規定数の解除チップを赤の面を表にして並べて、ニッパーをスタートプレイヤーに渡します。ニッパーは手番プレイヤーを示します。

 

 手番になったらやることは簡単です。

  → 

 誰か他のプレイヤーの場札1枚を指定して、それを表にする事。
 これだけ。

 

 その後、指定した場札の持ち主にニッパーを渡してそのプレイヤーが手番者となります。なので手番は順に回るわけではなく同じ2人で延々と回る可能性もあり得ます。

 

 表にしたカードが「解除」だった場合、必要な解除措置を達成したということになります。

 

 中央に並べた解除チップを1つ青の面に返しておきましょう。
 「時空警察」側の勝利条件は制限時間内にこの全ての解除チップを青にする事です。

 …なお、プレイ中は会話自由。嘘も自由…というかボマー団は嘘をつくことでしょう、たぶん、きっと。

 

 1ラウンドはプレイ人数分のカードが表になったところで終わります。5人プレイなら5枚ということですね。

 

 次のラウンドに入る前に、一旦全員のプレイカードを回収、シャッフルして…

 

 再び配りなおします。今度は4枚ずつです。ラウンドが進むに従って3枚、2枚と少なくなっていきます。
 というわけで次のラウンドに入ります。

 -

 確認したけど今回は「爆発」カードは別の人に流れていったようです。

 ゲーム終了のトリガーは…

 

 全ての解除チップが青になった時(時空警察の勝利)

 

 「爆発」カードが表になった時(ボマー団の勝利)
 そして規定ラウンド終了時(ボマー団の勝利)の3つです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 同人版では「SWAT」対「テロリスト」だったわけですが…まぁ隣国の神社のトイレで爆破テロ起こすようなのがいるご時世ですし変更があるのもむべなるかな。てーかめっちゃポップなイラストですよね(笑)
 
 ところで。

 「時空警察がタイムボムを危険視して処理しようとするなら開発を阻止すればいいのになんで開発しきるまで博士が野放しなのは何故か」
 とか
 「そもそも「時空警察(タイムポリスとルビ)」なんて組織があるんだから時間遡行なんて普通にあるんじゃね?」
 とか。
 「つーかドラ〇もん逮捕しろよ」(笑)
 …こういうタイムパトロールものにはいろいろとツッコミが入りそうなものですが…何故やった(笑)

 で、ゲームの方ですが。
 ウチは人狼系って苦手なんですが、これはあまり苦痛にはなりません。自分で購入するくらいには好きですね。
 人狼だと話術が全てみたいなところがあるのに対し、こちらは運の要素が残るわけですよね…ある程度は。
 最終ラウンドでテロリストのウチが最後の1枚である「解除」を持った時なんて嬉しいもんですよ…もうテロリストだってバレててウチに順番回そうとしないですから。
 …嬉しそうな顔してたのを見られてた為に最後に指名されて解除されましたけど(笑)
 あーゆーのもお約束の「0:01」で停止とかを彷彿とさせるので面白かったです。悔しいけど(笑)


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