「見慣れぬ遊戯」亭

ゲームが趣味のテキトー人間が綴る備忘録+駄文。
更新停止。

紹介/ボードゲーム/「猫とネズミの大レース」

2015年08月09日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 …ぶん殴りたい、この猫の顔(笑)
 そんな印象が強い「猫とネズミの大レース」のご紹介です。


 原題: Viva Topo!
 日本語タイトル: 猫とネズミの大レース
 デザイナー: Manfred Ludwig
 発売: 2002(日)
 可能人数: 2~4人
 プレイ時間: 25分程度
 ボックスサイズ: ××(mm)

 付記:
 2003年 日本ボードゲーム大賞 子供ゲーム部門 受賞
 2003年 ドイツ年間キッズゲーム大賞(Kinderpiel des Jahres)大賞 受賞
 2009年 オーストラリアボードゲーム賞(Boardgames Australia)ベスト子供ゲーム賞 受賞


 「すごろく」「捕食」「ほのぼのした凄惨」
 「放課後さいころ倶楽部1巻収録タイトル」


 

 子供用のゲームとして発売されてますが、自分のコマの動かし方はたもかく猫の挙動がコントロールできないので同じ展開になることはあまりないく、大人だけでも楽しめます。
 理詰めには出来ないので肩の力を抜いて楽しみましょう…短時間で終わるので2~3回回してみることも出来ます。
 何よりコマが可愛い。(猫除く)

 

 ぎっちりとスタート地点に固まるネズミのコマ。1人4個ですね。少ない人数だと5個目があったりするんですが…いや、4人プレイでも5個使えますけど多分絶叫します(笑)
 
 

 セットアップ。
 スタートの隣がゴールなのにネズミは時計回りに遠回り(笑)途中にもネコから身を隠すのと、チーズ貯蔵庫のセーフハウスがあります。

 

 そして猫。
 ドヤ顔ですね。
 殴りたくなってきませんか?(笑)

 

 ゲームはすごろくなので、ダイスを1つ振って出目の数だけネズミを進ませます。
 「必ず出目の数だけ進む」「1回の手番で動かせるネズミは1つだけ」などの制限があります。
 
 

 ダイスはこのゲーム用の特殊なもので1~5の出目、「1」の目が2つですが、ついでに「猫」の顔も入ってます…はい、この目が出たらネズミを動かした後に猫がボード上の猫マスを進んでいきます。1周目が内周、2周目は外周となります。セットアップ時のボードを見ると、左上部分の猫マスが段々と外周に寄っているのが解ると思います(笑)
 
 

 猫とネズミの関係上、ネズミは猫に追いつかれた場合は喰われます。そりゃもう頭からボリボリと。
 それを防ぐためにボードの角には4つのセーフハウスが設置されています。得点となるチーズも配置されているので各セーフハウスに入ったらそれを1つゲットできますが。セーフハウスに入ったネズミはもう動かすことが出来ません。

 

 全てのネズミが道路から消えたらゲーム終了。
 チーズの欠片換算でいくつあるかを算出して、一番多いプレイヤーが勝者となります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 このゲームの肝は猫の動き(笑)
 1の目を出すと猫が動くわけですが、確率は1/3ということで出る時は連続して出る。最初からプレイヤー1周分連続で1が出てネコがいきなりスタートダッシュかましたりするわけですよ(笑)
 4人でやると当然ですが自分以外に3人がダイスを振るわけで…下手すると3マス分猫が突進してきます。何もできずに食い殺される自分のネズミを眺めるのは切ないものです…まぁ大抵は絶叫したりどっかおかしくなって笑い出したりしますが。

 戦略的には「猫の後ろのマス」が一番安全なのでそこを目指しましょう。
 まぁ絶妙なダイス目が必要ですし、そもそも4匹のネズミを上手く逃がさないと得点が寂しいことになるので難しいのですが。
 たまに猫の前に飛び出して喰われるのもでるかもしれませんが(滅多にないですけど)、それはご愛嬌。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ネズミとネコ (もののはじめのiina)
2017-12-13 08:25:07
ネズミとネコは、仲良しだったのですょ~

返信する
ト〇とジェ〇ー (雑波亜)
2017-12-14 00:05:38
lina 様>
 コメントありがとうございます。
 urlの画像、メッチャ癒されました(笑)コメントにもありましたがあのアニメを思い浮かべる画像ですねぇ。

 こちらのゲームでは少々サツバツになってますが、リアルでは仲良く鬼ごっこしてほしいものです。
返信する

コメントを投稿