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一医療人として腸が煮えくり返る・・・

2008-11-18 13:04:36 | Weblog
(以下引用)
「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相
11月14日16時31分配信 医療介護CBニュース


 救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いでいることに関し、二階俊博経済産業相が「医者のモラルの問題」などと発言したとされる問題で、二階経産相は発言を撤回し、「わたしの発言が医療に携わる皆様に誤解を与えたことをお詫び申し上げる」と謝罪の意向を示したことが分かった。11月13日の参議院厚生労働委員会に出席した同省の近藤賢二商務情報政策局長が明らかにした。

 二階経産相は11月10日、舛添要一厚生労働相と会談した際、「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思います。忙しいだの、人が足りないだの言うのは言い訳に過ぎない」と発言したとされる。同委員会で質問に立った民主党の足立信也議員は、この発言に医療関係者から数多くの抗議文が届いていることを明らかにした上で、同委員会を欠席した二階経産相に代わり出席した近藤氏に、「政治の立場として」や「医師のモラルの問題」が意図することは何かと尋ねた。

 近藤氏が代読した文書の中で二階氏は、発言が「今回のような悲しい出来事を二度と起こしてはならず、そのために厚生労働、経済産業省を挙げて、ITを活用して情報システムを構築し、導入を促進させたい。その際、医師の方も忙しくて大変なのは理解できるが、専門的立場から全面的に協力をしてもらいたい」という趣旨だったと説明し、「今回の発言が医療関係の皆さんに不愉快な思いをさせたとすれば、お詫び申し上げる」とした。
 また、「政治の立場として」との発言に対しては、「経済産業相としての立場に加え、長く政治にかかわってきた一政治家として今回のような悲しい出来事を二度と起こしてはならず、そのために政府を挙げて、できる限りのことを行うべきだという強い気持ちで、政治の立場と申し上げた」と釈明した。

 足立氏は「医師のモラルの問題」についても説明を求めたが、この時点で明確な回答が得られず、午後の委員会で説明と、発言を撤回する意思の有無について返答するよう求めた。
 午後の委員会の冒頭、近藤氏は二階経産相の「私の発言が医療に携わる皆様に誤解を与えたことをお詫び申し上げ、発言を撤回いたします」とする文書を代読した。

 また、同委員会でこの問題について感想を求められた舛添厚労相は、一言一句を正確には記憶していないとする一方、「少なくともそういうことをおっしゃるのは、ちょっと言いすぎだと今、思う」とした。
(引用ここまで)

その前に政治家のモラルを考えたほうが良い。

こんな政治家が日本のトップであれば社会保障など良くなるわけがない。「給付金を「くれてやる」から消費税を上げるぞ。」

人の痛みを本当に分かる政治家の出現を切に願う。




物事をフラットに捉えることの難しさ。

2008-11-12 11:56:49 | Weblog
最近、物事をフラットに捉えることの難しさを感じている。ことに、相手から「自分のことを「怒っているんじゃないか?」「批判しているんじゃないか?」と憶測するようなメッセージのが場合。「それはおたくとは関係ないことでしょ。」「こんなことは出来ません。」「そんなことは出来る訳がないでしょ。」そうやって言われた時に認知療法的にいえばうつ病者はすぐに「自動思考」が働いてしまって、言いようのない不安を感じる。その場から逃げ出したい気持ちになり、あわてて抗不安薬のお世話になる羽目になる。またはその人とはこれからは関わりたくない、話をするにも顔色を見ながら話す。仕事上の付き合いだったらこの自動思考が働くと非常に厄介である。
うつ病者はここを克服する,言い換えれば相手の言ったことに対して額面どおり受け止める練習をしなければならない。抗うつ薬をODしたくもなる、寝逃げしたい、早く誰かに話したい、共感を得たい。みな、その人から言われたことを額面以上にネガティブに受け取ってしまって、自動思考が働き、言いようもない不安から一刻も早く開放されたいという行動であると思う。
そこを認知療法では「認知の歪み」といっているのではないだろうか?ただ、認知療法だけではやはり辛い気持ちを、起こってしまった自動思考から湧き上がるえもいわれぬ不安を払拭することが出来ないと思う。言うなれば認知療法はうつ病者が考える自動思考パターンの修正=考え方のリハビリ。だから時間がかかる。今目の前の湧き上がってきた「不安」に対しては薬物療法が欠かせない。薬物療法を主体に置き、認知療法を取り入れて、自動思考が沸き上がってきた時の思考の仕方を変えてゆく。そこで決してパニックにならず、冷静にその人の言ったことを過不足なく、かつ余計な憶測(予期不安)をいれずに、そこで考えることにけじめをつけて頭を切り替える。ニュートラルに受け取ることは難しいけれども僕の目標でもある。必要以上にショックを受けるのは自分が損なだけで当人はそんな風に思っていないことの方が圧倒的に多いと僕は思っています。