A+ クラス
2004年/アメリカ
監督 ヤコブ・アーロン・エステス
製作総指揮 デボラ・デル・プレト 、ジジ・プリッツカー
脚本 ヤコブ・アーロン・エステス
音楽 トムアンドアンディ
出演 ロリー・カルキン 、スコット・ミシュロウィック 、トレヴァー・モーガン 、ジョシュ・ペック 、カーリー・シュローダー 、ライアン・ケリー
後半の『某有名青春ホラー映画』的な下りは若干冷めてしまいましたが、それでもいい映画と言って良いんじゃないでしょうか。少年達の、ほんの軽い気持ちで始まった“いたずら”がもたらす悲劇。
物語はサムという少年が体の大きなジャックという少年にいじめられる事で始まる。それを聞きつけたサムの兄、ロッキーがなんとかジャックに仕返しできないかと考え、サムと相談。心の優しいサムはどの案にもノーと答えたが、ジャックを傷つけないで仕返しができるなら…って事で一つだけ仕返し案を呑む。それが『川に裸で突き落として、裸で家に帰らせる』というもの。さっそくロッキーは仲間の二人を誘う。気の弱いクライドと不良青年マーティだ。彼らの設定も面白い。クライドはゲイの父親とその恋人と3人で暮らしており、度々そのことをバカにされる。マーティは自分の父親の自殺に強いトラウマを抱えながら、今の母親の恋人とも上手くいっていない。クライドは以前ジャックに殴られたことがある為計画に参加し、マーティはただ面白そうで、生意気なジャックを懲らしめたいから参加。当日は何も知らないサムの同級生ミリーを混ぜ、ジャックを誘って賑やかに川に向かう。ところがここで思わぬ誤算が生じる。
ジャックが実は普通のイイ奴だった―母親の言いつけをキチンと守り、ビデオカメラ片手に無邪気に遊ぶジャック。
そんな時ミリーが計画を知ってサムに止めるよう懇願する。サムもジャックの人柄を知って面食らっていたからそれに賛成し、すぐにロッキーに打ち明ける。皆、計画の中止に賛成していた。最後までマーティは中止を嫌がったが、それでも納得した…はずだった。
あ、なんか感想じゃなくあらすじみたいになってる(笑)まぁいっか。
ここからは感想が結末までネタバレしております。未見の方は十分気をつけてください。(以下反転)
さて、みんなが計画中止に納得。ところがどっこい軽い気持ちで始めたゲームでジャックがマーティを怒らせてしまう。イカッったマーティは計画の事を暴露。ジャック突然変貌。嫌な奴になる。喧嘩を止めようとしたロッキーが二人を引き離す為にジャックの胸を突く。ジャック川に転落。初めは泳いでいたっぽいのに、暴れるから手に持っていたカメラで頭を打つ。そのまま気を失って川底に沈む。
えええええっビデオカメラでちょっとコツンとしたくらいで気ぃ失うか!?
そこからは『ラストサマー』です。注:(みんな)=マーティ以外の5人
自主しよう!(みんな)→いや、ダメだ!(マーティ)→でもバレるよ!(みんな)→てやんでぃ!みんなが黙ってりゃバレやしねぇ!(マーティ)→埋めちゃおうぜ(マーティ)→う、埋めちゃ…う?(みんな)→埋めちゃった……(みんな)→さて、アリバイ作りに翻弄だぜ!(マーティ)→でもやっぱりダメだよ。自主しようよ(みんな)→そ、そうだね…賛成…(みんな)→俺は嫌だね。お前らは勝手にしろよ。俺は強盗して逃げるぜ!!!!(マーティ)
※本編のセリフとはモチロン異なります
マーティは強盗して金を手に入れ逃走。他の5人はジャックの母親を訪ね、警察へ。その後死体を埋めたところに連れて行かれ、ジャックの母の泣き叫ぶ姿を見て後悔する。以上です。
海外メディアからすっごい称えられてたこの作品。それには特に異論はありません。思春期に差し掛かった少年達の葛藤や夢が描かれ、それが一瞬にして消えてしまった事への混乱と不安がよく伝わってきました。
にしてもローリー・カルキンやせてる!!1年後の「ダウン・イン・ザ・バレー」ではジャックのような体型に…(泣)
2004年/アメリカ
監督 ヤコブ・アーロン・エステス
製作総指揮 デボラ・デル・プレト 、ジジ・プリッツカー
脚本 ヤコブ・アーロン・エステス
音楽 トムアンドアンディ
出演 ロリー・カルキン 、スコット・ミシュロウィック 、トレヴァー・モーガン 、ジョシュ・ペック 、カーリー・シュローダー 、ライアン・ケリー
後半の『某有名青春ホラー映画』的な下りは若干冷めてしまいましたが、それでもいい映画と言って良いんじゃないでしょうか。少年達の、ほんの軽い気持ちで始まった“いたずら”がもたらす悲劇。
物語はサムという少年が体の大きなジャックという少年にいじめられる事で始まる。それを聞きつけたサムの兄、ロッキーがなんとかジャックに仕返しできないかと考え、サムと相談。心の優しいサムはどの案にもノーと答えたが、ジャックを傷つけないで仕返しができるなら…って事で一つだけ仕返し案を呑む。それが『川に裸で突き落として、裸で家に帰らせる』というもの。さっそくロッキーは仲間の二人を誘う。気の弱いクライドと不良青年マーティだ。彼らの設定も面白い。クライドはゲイの父親とその恋人と3人で暮らしており、度々そのことをバカにされる。マーティは自分の父親の自殺に強いトラウマを抱えながら、今の母親の恋人とも上手くいっていない。クライドは以前ジャックに殴られたことがある為計画に参加し、マーティはただ面白そうで、生意気なジャックを懲らしめたいから参加。当日は何も知らないサムの同級生ミリーを混ぜ、ジャックを誘って賑やかに川に向かう。ところがここで思わぬ誤算が生じる。
ジャックが実は普通のイイ奴だった―母親の言いつけをキチンと守り、ビデオカメラ片手に無邪気に遊ぶジャック。
そんな時ミリーが計画を知ってサムに止めるよう懇願する。サムもジャックの人柄を知って面食らっていたからそれに賛成し、すぐにロッキーに打ち明ける。皆、計画の中止に賛成していた。最後までマーティは中止を嫌がったが、それでも納得した…はずだった。
あ、なんか感想じゃなくあらすじみたいになってる(笑)まぁいっか。
ここからは感想が結末までネタバレしております。未見の方は十分気をつけてください。(以下反転)
さて、みんなが計画中止に納得。ところがどっこい軽い気持ちで始めたゲームでジャックがマーティを怒らせてしまう。イカッったマーティは計画の事を暴露。ジャック突然変貌。嫌な奴になる。喧嘩を止めようとしたロッキーが二人を引き離す為にジャックの胸を突く。ジャック川に転落。初めは泳いでいたっぽいのに、暴れるから手に持っていたカメラで頭を打つ。そのまま気を失って川底に沈む。
えええええっビデオカメラでちょっとコツンとしたくらいで気ぃ失うか!?
そこからは『ラストサマー』です。注:(みんな)=マーティ以外の5人
自主しよう!(みんな)→いや、ダメだ!(マーティ)→でもバレるよ!(みんな)→てやんでぃ!みんなが黙ってりゃバレやしねぇ!(マーティ)→埋めちゃおうぜ(マーティ)→う、埋めちゃ…う?(みんな)→埋めちゃった……(みんな)→さて、アリバイ作りに翻弄だぜ!(マーティ)→でもやっぱりダメだよ。自主しようよ(みんな)→そ、そうだね…賛成…(みんな)→俺は嫌だね。お前らは勝手にしろよ。俺は強盗して逃げるぜ!!!!(マーティ)
※本編のセリフとはモチロン異なります
マーティは強盗して金を手に入れ逃走。他の5人はジャックの母親を訪ね、警察へ。その後死体を埋めたところに連れて行かれ、ジャックの母の泣き叫ぶ姿を見て後悔する。以上です。
海外メディアからすっごい称えられてたこの作品。それには特に異論はありません。思春期に差し掛かった少年達の葛藤や夢が描かれ、それが一瞬にして消えてしまった事への混乱と不安がよく伝わってきました。
にしてもローリー・カルキンやせてる!!1年後の「ダウン・イン・ザ・バレー」ではジャックのような体型に…(泣)