日米地位協定改定を求めるなら今!!
日米地位協定の改定について、全国知事会(埼玉県上田清司会長)は、8日に亡くなった翁長雄志・沖縄県知事の「基地問題は一都道府県の問題ではない」との訴えを受け、2年近くかけて提言にまとめ、7月の全国知事会議で全会一致で採択し、日米地位協定の抜本的な改善、見直しを日米両政府に提言した。
これを受け、私たち市民もこの知事会の取り組みを支持、応援しようと、全国知事会応援団体【日米地位協定改善を求める47(フォーティセブン)プロジェクト】を発足致しました。
日米地位協定により、協定に基づく「在日米軍専用施設」
当然日本全土の問題であるにもかかわらず、基地をはじめとした施設の70%以上の米軍専用施設が沖縄県に集中して配備されているのが現状です。
日米地位協定の抜本的改善、見直しがない限り、沖縄の基地軽減は困難だと思われます。もちろん、日米地位協定自体、我が国をアメリカの属国と位置付ける大きな要因のひとつでもあり、改定どころか、協定自体を提携更新すべきではないと考えますが、これを早急に取り組むことは現政権では困難です。
ならばどうするか?
日米地位協定の抜本的見直しを知事会総意の元、日米両政府に提言することで、まずは一歩前に進みます。いずれは日米地位協定を破棄し、改めて日米の友好を規範とした協定締結へと繋げていく。それが叶えば日米平等な立場が確立されます。我が国の立ち位置を明確にすることで、経済的自由を、そして平和な世界を取り戻すことが出来るのでは、と私は考えます。
日米地位協定を改めれば市民生活は向上する
日米地位協定改め、日米友好協定なるものが確立され、思いやり予算やバラマキ外交をなくす。その予算の全てを社会保障費に回すことも可能になります。と同時に、米属から脱却することでアメリカとの経済的なしがらみもなくなり、庶民の生活は確実に向上します。
そしてもうひとつ、航空法や環境法令など、国内法の適用や、現在治外法権とされている米軍関係者の日本における犯罪行為に対しても基地への立ち入り、介入などを新たに明記することで犯罪行為の抑止力にもなると考えます。そうしたことからも、日米地位協定の改定は最重要課題なのです。
皆さんも是非、全国知事会のこの取り組みを私たちと一緒に支援、応援してください。現在、全国47都道府県で活動されている皆さんに広く呼びかけ、個人、団体を問わず賛同人、世話人を募っています。
この呼びかけは、各都道府県で活動される人たちが繋がることによって、全国知事会の背中を押し、日米地位協定の改定に向けて応援することが主たる目的で、特別な規約や制限などは一切ありません。
全国知事会を応援することで、日米安保、日米合同委員会など、日米が取り交わした諸々の協定改定の足がかりになるものと考えています。
以上、よろしくご検討ください。
【日米地位協定改善を求める47(フォーティセブン)プロジェクト】
世話人代表 寺尾 介伸 090-4089-1315 (愛知県)
応援団長 田中 正道 080-7933-6196 (埼玉県)
各都道府県まとめ役
黒川 敦彦 090-9117-8523 (愛媛県)
はまだ ゆきし 090-2930-4076 (千葉県)
濱松 暢史 090-3008-4670 (新潟県)
若林 高 (石川県)
【全国知事会へ向けての声明文】
各都道府県 県知事殿
日々庶民のため、ご尽力をいただきありがとうございます。
さて、先月全国知事会では日米地位協定改定に向けて全会一致で提言を日米両政府に提出という、画期的なご判断に敬意を表します。
しかしながら、【日米地位協定改定を求める全国知事会】への参加知事は現在15知事にとどまっているのが現状です。
是非とも、日米地位協定改定を求める全国知事会に参加し、我々、市民と共に、政治を変えて行きませんか?
日米地位協定改定を求める全国知事会は現在15都道府県の県知事が参加しています。47分の15という事は、約3分の1が参加している事になります。半数が参加すれば世論が大きくなり、必然的に地位協定改定の声も大きくなって行くと思われます。
10月1日に、横田基地にオスプレイが配備されたら他人事ではなくなる、東京都民
東京都の人口13,756,461人(日本の人口約10分の1)
横田基地にオスプレイが配備されたら、今まで他人事だったオスプレイの事故が、他人事では済まなくなります。
13,756,461人、日本の人口の約10分の1の人がオスプレイの恐怖に苛まれ、オスプレイが何故、自分達の頭上を飛ぶのか調べる様になると思います。そこで日米地位協定の問題がクローズアップされ、地位協定の本当の意味を理解すると思います。
地位協定の意味を理解したら東京都民から一斉に、改定を求める声が上がると思います。その流れは徐々に全国に広がり、地位協定が全国民に知られる事になると思います。そうなれば、日本中で地位協定改定の声が次々と上がる事が予想されます。この流れを止める事は出来ないと思います。
横田基地オスプレイ配備は、日本国民を目覚めさせる目覚まし時計の役目を担うでしょう。