「投票今後も行く」82% 18、19歳有権者意識高まる
2016年7月16日 朝刊
共同通信社は参院選に関する十八、十九歳を対象としたインターネット意識調査(第四回)を選挙後実施し十五日、結果をまとめた。今後、国政や地方選挙の投票に行くかを聞いたところ「必ず行く」「行くつもりだ」との回答が計82・6%に上った。「行かないつもりだ」「行かない」は計17・5%だった。
今回の参院選で「十八歳選挙権」が国政選挙として初めて適用されたことを受け、有権者としての意識が高まっている様子がうかがえる。
参院選で投票に「行った」との回答が60・1%、「行かなかった」は39・9%。実際の十八、十九歳の投票率は総務省の抽出調査で45・45%だった。
投票に行かなかったと答えた人のうち、理由に関しては「引っ越しなどで投票できなかった」が最多の34・9%だった。
投票する際に何を最も重視したかについては「政策、主義・主張」が最多で53・5%。選挙に関する情報はどこから得たものが信頼できたか複数回答してもらったところ「ラジオ・テレビ」が50・9%、「インターネット」37・8%、「新聞」30・1%、「家族との会話」13・2%となった。
改憲に賛同する勢力が国会で発議できる三分の二を超えた選挙結果について「よかった」が25・4%、「よくなかった」は29・8%、「どちらともいえない」は44・7%だった。
内閣支持率は50・7%、不支持率は49・3%。
第四回調査は十二~十四日に実施し、千二百九十七人が回答した。
支持率+不支持率=100%!!「どちらでもない」の選択肢はなし?!