明らかにおかしな選挙結果です。
佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦が当選していますが、沖縄県民が一番関心を示すのは、米軍普天間飛行場の返還・移設問題です。この問題に関心を持つ有権者は、74・4%です。自公が推薦、当選した佐喜真 淳は、当然推進派です。
宜野湾市長選挙(2016年1月24日投票)
得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧 主な肩書き
当 27668 佐喜真 淳 51 男 無所属 現 宜野湾市長
21811 志村 恵一郎 63 男 無所属 新 無職、元県職員
>普天間の辺野古移設問題をめぐり、翁長雄志知事が前知事の埋め立て承認を取り消したことについて、「支持する」「どちらかと言えば支持する」と回答したのは合計で61・8%
>投票する候補者を決める際に重視する点について「普天間飛行場問題などの基地問題」が55・4%で前回同様に最も高かった。基地問題を重視する回答者のうち、佐喜真氏に投票すると決めた人は3割弱、志村氏は5割強だった。
>政党別の支持率は自民が18・0%と最も高く、社民6・5%、共産4・4%と続いた。支持政党なしは46・3%だった。
▲自公が推薦する候補者が勝てる見込みは、上記の数字からは導き出せません。
志村、佐喜真氏が接戦 宜野湾市長選世論調査
2016年1月19日 05:05
市町村長選挙
宜野湾市長選
【宜野湾市長選取材班】琉球新報社と沖縄テレビ放送(OTV)は合同で15~17日の3日間、24日投開票の宜野湾市長選に向けて、市内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。本紙の取材を加味して情勢を分析したところ、元県幹部で翁長県政与党が支援する新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=と、再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦=が横一線で並ぶ接戦を繰り広げている。回答者の9割以上が市長選に関心があると答え、昨年12月末の本紙単独調査よりも市民の注目は高まっている。投票日を間近に控えて8割が投票先を決めた。残り2割の無党派や若者層などの掘り起こしが勝敗の鍵を握りそうだ。
最大争点となる米軍普天間飛行場の返還・移設問題では「県外移設」「国外移設」「無条件の閉鎖撤去」と回答した人の割合は合計で74・4%で、前回調査より3・3ポイント上がった。「辺野古移設」「辺野古以外の県内移設」は計14・3%だった。
普天間の辺野古移設問題をめぐり、翁長雄志知事が前知事の埋め立て承認を取り消したことについて、「支持する」「どちらかと言えば支持する」と回答したのは合計で61・8%だった。「支持しない」「どちらかと言えば支持しない」は計20・0%だった。
投票する候補者を決める際に重視する点について「普天間飛行場問題などの基地問題」が55・4%で前回同様に最も高かった。基地問題を重視する回答者のうち、佐喜真氏に投票すると決めた人は3割弱、志村氏は5割強だった。
13・7%で2番目に高かった「経済振興・雇用対策」で、佐喜真氏に投票すると決めた人は5割強、志村氏は2割だった。
政党別の支持率は自民が18・0%と最も高く、社民6・5%、共産4・4%と続いた。支持政党なしは46・3%だった。
現職の佐喜真氏は推薦を受ける自民の9割弱、公明の9割を固めた。新人の志村氏は社民と共産の8割、社大の7割強を固めた。民主は両氏に割れた。
宜野湾市長に佐喜真氏再選 志村氏に5857票差 普天間問題に影響
琉球新報 1月25日(月)5時5分配信
宜野湾市長選で当選を確実にして支持者らと万歳三唱する佐喜真淳氏(中央)=24日午後9時半ごろ、宜野湾市野嵩の選挙事務所
【宜野湾市長選取材班】任期満了に伴う宜野湾市長選は24日に投開票され、政府・与党の支援を受けた現職の佐喜真淳氏(51)=無所属・自民、公明推薦=が2万7668票を獲得し、元県幹部で翁長県政与党の支援を受けた新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=の2万1811票に5857票の大差をつけて再選を果たした。米軍普天間飛行場の返還・移設問題が最大争点になった今回の市長選で、名護市辺野古移設を進める政府・与党が推す現職が勝利したことで今後、安倍政権は移設作業を強硬に推し進めることが予想される。
翁長雄志知事が昨年10月、前知事の辺野古沿岸の埋め立て承認を取り消した後、県内では初の選挙となる。「直近の民意」として普天間移設問題に影響を与える可能性がある。
勝利した自民、公明は6月の県議選で議会議席の過半数奪取と、夏の参院選での現職再選に向けて勢いをつけた。翁長知事が支援した候補が敗れたことで「新基地建設反対」を掲げて革新と保守の一部が連携した「オール沖縄」体制の求心力に影響を与えそうだ。
安倍晋三首相は24日夜、自民党幹部に「この勝利は大きい」と述べた。
佐喜真氏は自公幹部らを水面下で投入して企業・団体票を固めた。与党市議団が地域をくまなく回る「どぶ板選挙」を徹底して支持を広げた。普天間問題では「固定化阻止」を強調して争点化を避け、経済振興や子育て支援の実績が市民に評価された。
志村氏は革新政党や労組の支持者による地域回りで社民、共産、社大などの革新票を固めた。保守系議員とも連携したが、自民や企業などの保守票の切り崩しは限定的だった。
宜野湾市の当日有権者数は7万2526人(男性3万4721人、女性3万7805人)。投票総数は4万9839人で投票率は68・72%、2012年の前回市長選よりも4・82ポイント増えた。
@hirochiyan: 宜野湾市長選挙での出口調査(琉球新報など3社)
それなのに、 沖縄 宜野湾市長選 現職の佐喜真氏が当選??
https://mobile.twitter.com/torapocodan/status/691230387293409280/photo/1
現時点で公表されている分だけの資料で個人的に気になった点を幾つか。
先ず、今月16日時点における宜野湾市の有権者数は73,593人に対し、当日の有権者数は72,526人。
おそらく、住民票の移し変えでも有った?
そして、開票作業の集計結果は49,838人が投票を行い
その内訳は無効票が355票、持ち帰り票が5票。
もしかしたら、お気づきになられたかもしれませんが、今のところ宜野湾市選管が公表したのは
投開票日の当日に投票された49,838人分の集計結果だけであり
今月18日~23日までに期日前投票が行われた14,256人分の集計結果が公表されていないですね。
投開票日の当日の投票数49,838人分、期日前の投票総数の14,256人分を合わせると
64,095人が投票した事になるのかな。
期日前投票者数 日計表
平成28年1月24日執行 宜野湾市長選挙
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/cms/sisei/election/02/280123kizituzentouhyosu.pdf
平成28年1月24日執行
宜野湾市長選挙 開票速報
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/cms/sisei/election/02/h28sicho_kai/sityo28kai2220.pdf
平成28年1月24日執行
宜野湾市長選挙 投票速報
【20:18最終確定】
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/cms/sisei/election/02/h28sicho_tou/sityo28tou2018.pdf
宜野湾市長選:期日前投票は前回の2.2倍
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=151090
政府・与党が推す現職・佐喜眞氏が再選~宜野湾市長選
http://www.data-max.co.jp/280125_dm1718/
投票者総数は49839人です。この中には期日前も含まれています。当日の投票者数は、35583人で、期日前の14256人を合わせると49839人になります。投票率は68.72%なので、数字に間違いはなさそうです。
そうでしたか。
勘違いしてしまい、失礼致しました。