【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

かわいい店と恐怖の館

2011年04月21日 21時22分01秒 | 一般
最後の桜ともいえる、枝垂桜や八重桜。
もうソメイヨシノは全て散り、そのような種類しか咲いていない。
それでも春の短い桜の時期を、名残惜しそうに演出してくれている。
そんな時期だ。



ここはバス通りに面した小さいケーキ屋。
名前がリヨンなのでフランスで修行したパティシエなのか?
そんなことも想像できる。
新しそうだがそんなでもなく、これでも10年程度になる。
5~6年の印象だけど、多分出来たころを思い出すとその時代背景から…。
でも間口が1.5間程度だし、ショーケース見ても可愛いよね。
いつか買おうと思っていて、ずっと買い逃している。
思えばここに行くまでに少し方向は違うものの、ケーキ屋は2~3軒ある。
今度一同にショートを買って食い比べてみたい。
気になるお店なのだけど、ケーキとかって普段食わないので
新しくできてから、買い求める機会を逃してきた。

そんなお店もあるのだが、この同じ通りに面したところで
少し離れたところにこんなのがある…。



・・・取っ手の上に小さく「オス」って書いてある。・・・メスは?
この感じから察すると、ここはオスの巣窟。。。
女のことを執拗なまでに奴隷化しようとでもする危険な集団のアジトか
はたまた男が好きな男だけが集まるアングラサークルの扉か
どっちかに決まっている!!!
ガラスなのに白い紙を張って中が見えないようにしているのも怪しい!!
危険だ!!危険が危なすぎる!!!
でも通りかかったときに、この状態で半分開いていたのだ、
だから好奇心旺盛な私が覗かないわけがない!!
リスクを冒して覗いてみたぜっっ!!!!










こんな感じ。。。薄暗っ。怖っ。
一応そういうわけでどっちみち妙な男たちはいなかった。

ここは何かというと、つぶれたラーメン屋なのだ。
その前は飲み屋だったのかな?行った事ないから覚えてないけど
どっちみち店舗だったことに違いはない。
そこを居ぬきで屋台のラーメン屋が借りたのだよ。
この扉の左横にあるガラス張りの部分に
(ごく小さな蕎麦屋の店外のショーウィンドーみたいな)
その当時は屋台で付けていたものだろうか、
小さい「ラーメン」と書いた赤いのぼりが掛けられていた。

その味は屋台の定番のしょうゆ。
少し甘めだったのは、常連に親父も飲まされていたからだろうか、
だけどその甘さは嫌いじゃない感じ。
娘に至っては美味しい美味しいと喜んでいた。
でもその屋台のときの1回しか食ってないのだ。

何でかというと、やはり常連はおっさん。
飲むことが目的の客。
ラーメンは食わずに帰るものもいるし、締めに食って帰るのだ。
なので酔って長居する客が多く、一般の家族などは入りづらい。
でも持ち家のときの知人が、あそこの屋台はうまいと言って
ちょくちょく食いに行っているとのことで、
私にも行ってみたらと言ってきたので、
昔から屋台のラーメンの何故かのうまさは知ってるし、
そんなこんなで興味があって行ったのだった。
そのときも同じ階のご主人が一人で食っていた。
ここの家は子どもたちも呼びよせて食べているようだが、
子どもの前でタバコ吸える人だったらそうするだろうし、
吸えない人だったら連れて行けないと思うのだろうと感じた。
なので娘はまた食べたいといっていたが、その1回になったのだ。
でも店主は飼い犬を連れてきていて、子ども好きで人懐っこい。
酔いどれた木梨憲武のような顔立ちなのだ。
それだから連れて行けるのかもしれない。

その人懐っこいキャラだけに勿体無くも思った。
この状態なのはつぶれたからだ。
奇しくもここを借りた翌月に斜め向こうに家系のラーメン屋が出て、
そのラーメン屋も奇しくも、ここが店をたたんだ数ヵ月後に閉店した。
今となっては両方とも無くなったのだ。
家系のほうは一般の店なので数回行ったことがある。
開店のときはチラシも入ったし、安く食べられたし。
味もまずまずだった。

でもこっちは店はいつか借りたいと言っていたが、
屋台だけに身軽だし、それだからいいという部分もあって、
悩ましいといっていた。でもここを居ぬきで借りた。
設備があるからそのままやったのだ。それが敗因だよな。
やはり食い物屋だから、店内は綺麗にしたいし、
ぼやけた白木だったらニスやウレタンは塗りたいところだ。
そういう設備投資もできない段階で借りたのは時期尚早。
屋台がそのままという感じだったが、路面店なら同じでは…。
しかも店内が見えていたほうが入りやすいが、
なんで隠してしまったのか。それも怪しく見えて人を遠ざけたと思う。
ゆえに屋台時代を知っている人しか行かなかったと思う。
しかも前の場所は家が近い人が結構来ていたので、
歩いて10分程度離れれば、飲む客がメインだったので、
家から1分程度だから行っていたものが行かなくなることもあったかと。

そんなことがいろいろと想像させられる、1枚となった。
あの親父は今どうしているのか?
元々屋台でやっていた場所には戻っていない。
・・・もうどこにもいなくなってしまったのだろうか?
そんなことも考えてしまったが、そんな背景がある空き店舗なのだ。

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