【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

FIFA Women's WORLD CUP GERMANY 2011【FINAL】JAPAN vs USA 1

2011年07月19日 22時25分02秒 | サッカー日本代表
速報から1日半とすっかり出遅れた感があるが、
総括などはまたにして純粋に決勝戦の回顧を。
結論から言うと、贅沢だが不満だ。その辺やコアな見解など。

まず米国の成長がなでしこ以上にわからない。
それはOAがないからだ。結果だけが文字でわかる。
熱血サポでもないので現地帯同して転々なんて出来ない。
まぁ勘のいい人ならわかるだろうが、米国は男女ともにパワーサッカー。
男子はさすがにランク7位ぐらいまで行ったが頭打ちで、
当然欧州の強豪には通用しない。
バルサが世界中で称えられるように、華麗なパスサッカーこそが、
サッカーたる所以である。無理を通せば道理は引っ込むなんて
そんなもんに美徳のかけらもないのだよ。
大雑把で細やかなことが苦手な国民性の米国らしいが、
男子は抑えられても、女子はそれが世界一になってしまっているのだ。
長年そのままなので、女子は体格とパワーにスピードを加えて、
少々の技術力アップ程度に、とにかく体格とパワーに特化してきた。
それを違うといえないのが、ことごとくみな負けるからだ。
勝つことはあっても、同等の体格や戦術のチームのみ。
小さいものは常に弾き飛ばされて、無理やり点を取られ、
何か違うような納得行かないままに敗戦のレッテルを貼られてきた。
だけども、そのバルサやスペインが称えられるように、
間違いなく華麗なサッカーが最高であり、
何でもいいからとにかく勝てばいいなんて誰にも認められないことも
いくらなんでも米国も気づいているはず。
ならば徐々に技術を上げてシフトしてきているのではないかと思った。
勝ち負けなんて問題以前で、見たいサッカーかどうかということ。
王者だけに、そういうものもリーダーであって欲しいし、
女子だけに男子以上に華麗であって欲しい願望もある。
そういう点での成長に王者米国にも期待していた。
むしろスウェーデンの敗戦は、ドイツ回避の計算ではなく、
そういうパスサッカーへの転進が不慣れなために、
負けを喫してしまったのではないかと思いたかった。

そしてわがなでしこはあらゆる面で有利。
体格などはもちろん不利だが、ドイツを負かし、ドイツ国民にも
ドイツに勝った国を応援したいという気持ちと、
ドイツが負かされるなんてありえない。せめて優勝国に負けたのだと
そう思いこみたいから日本を応援する。この両方で大勢のドイツ人が
なでしこを応援することは確実だった。
特に目前のライバル米国を応援のドイツ人は少ないだろうし。
またサッカーに目の肥えている欧州の人間が米国のサッカーを
素晴らしいなんていうわけがないのだ。
いくらドイツが欧州の中ではパワー系だとは言え。

もっと細かい部分では、日本のツキが随所にあり、
準決勝の行われたフランクフルトで決勝も行われる。
ゆえに日本は移動が最後は無かった。
そういう意味でも決勝に行きたかった。
体格が不利な分、他のアドバンテージが欲しかったから。
それがその通りで米国は日本の準々決勝を行ったピッチから
移動してきたのだ。その移動による疲労は米国にあったはず。
ここまで来ればどのチームであれ疲労はピーク。
これは見逃されがちで大きくはないが密かなアドバンテージだった。
そんなことで決勝が始まった。



スタメン

嫌な予感が当たった。噂通りに川澄がスタメンだ。
ここは永里で良かった。永里が好調かというと違う。
佐々木は永里を必ず使う。ならば序盤で使い切ったほうが良かった。
残念だがそのほうが良かったとしかいえない内容だった。
永里はエースFWだ。だから結果も誰よりも求められる。
ゆえに頑張っても数字が付いてこなければ批判される。
それは営業マンと同じだ。数字が付いてこなければカスなのだ。
理由も言い訳も通用しない。数字が全ての世界なのだ。
奇しくもプロの世界。全く同じだといえる。
その永里はまるでダメなのではない。一番点の期待をしている分
ガッカリも一番なだけで、今大会なでしこの1点目は
ニュージーランド戦での永里のループだった。
そこからなでしこの得点は繋がっていった。
さらにくさびとしての役割を果たし、アシストもいくつかマークした。
でも決めて欲しいとき、決められると感じたとき決めてくれない。
まして明日書く部分だが、PKすら決められない。
これは点取り屋としては致命的だった。
そんな決められない女、1戦目で終わっている女、ツキも無い女。
これは本番では外れてもらうしかない。
最低限の役割に期待して使うなら序盤か勝ちが確定的での時間消化時。
王者米国に余裕で勝利なんて想像できず(奇しくも2-2予想だった)
だったら序盤しかないと思った。それがスタメンにいないことは、
優しい佐々木が使わないことも想像できず、大事な時間か…と
既にこの時点で暗雲立ち込めていた。



開始早々米国は怒涛の攻撃。
体格がでかいので、早めに仕掛けて早めに得点し、
相手に持たせても自分らは引いて得点を守る作戦だろう。
もしそれが当たりなら、そんな90分走れないようなの代表にするな。
実際立ち上がりや、終了間際は集中力が低くチャンスだが、
無理やりどうのこうのというのは違う。
やはりどう考えても力技で無理やり点を取って、
後々のんびりと時間を使いたいのだとしか思えない。
そんな牛みたいなサッカーするやつらなんかに
いつまでも負けていられないし、王者に居させてもいけない!!



前半29分、ワンバックのシュートはバー直撃。
これも含め既に3点入っててもおかしくなかった。
これも無理を通せば道理が引っ込む。
下手な鉄砲も数うちゃ当たる。これだからだ。
結果的に7-3ぐらいで日本が負けた試合だった。
もちろんパワープレーに屈して。
でもそうならなかったのがツキがあったのだが、
実際米国…下手すぎ…。普通もう少し決める。
完全にやられた!!というのが2~3回あったが失敗してくれた。
こんな状況なのだから、さっさと先制点が欲しかった。
なでしこのほうが好機を活かす力は上だ。



なでしこもいくつかチャンスはあったが米国の半分以下で
それも決められなかったが、前半終了間際の44分に
大野から裏のスペースにクロスが入った。
いい仕事をしているのに無得点の安藤が、
いつもはフジの西山きくえアナに似ていると思っているが、
この時はアンガ田中のような形相で必死に飛びつくが、
それも空しく触ることが出来なかった。
素人にはわからないいい仕事をしていて、
大野とともに交代させられてしまう分、長くピッチに居ないために
澤のように90分いる人よりは点を取る機会も少ないし、
でもなのに無得点ながら永里と違って評価されるのは、
永里はくさびが精一杯なのに対して、安藤はスペースを生んだり、
相手をひきつけたりの活躍で、欲しい得点のときにその仕事が
出来ていたことに大きな違いを見出している。



後半に入り、米国はモーガンを投入した。
ここまでの試合でもこの人が入って成功したものがある。
その通りに前半のようにまたも開始早々怒涛の攻撃。
そのきっかけとなったのが、後半4分のこのモーガンのシュートだ。
これは右のポスト直撃弾で、画像には居ない澤が左から飛び込んで
そのボールをクリアした。すさまじく失点の臭いがする…。
パワーサッカーはしなくていいが、なでしこも好機を生んで欲しい。



後半21分になでしこは2人交代する。
いつもどおりに大野と安藤を下げて、入るのは丸山と永里。
…米国の大雑把なミスも、数うちゃ当たりだすだろうし、
ブレーキの永里に期待できるイメージが持てない。
せめてドイツ戦、澤のパスが60点でも、残りの40点は丸山だし、
そのラッキーさにかけるしかなかった。

でもその嫌な予感は速攻当たってしまう。
永里はペナルティエリア中央直前付近でグダグダしてる。
永里は残念だが遅い。全てが遅い。
ある程度周りを見て想定したり出来ないのだ。
全て今から何かを見つけようとする。
あそこに誰かが居る程度はわかっているのだが、
視界が全てになってしまい、その見えていない部分に
誰かが居たことがわかっていても、すぐ結びつかないのか?
とにかく出しどころが無くキープしてうろうろ。
その間6人程度に囲まれて奪われた。
周りがフォローに来ないのが悪いんじゃないのか!?
そういう声もあるかも?
でもどうだろう。FWがエリア手前の中央に居るんだ。
普通はシュートだ。
コースがないならエリア付近は無理しづらいから突破だよ。
あの若い岩渕だってそうしてFK得たじゃないか。
その結果どうなった?宮間が蹴って点取っただろ?あれだよ。
それかFWなら無理やりシュート。DFに当たって予想外の得点とか、
最悪でもCKを得られる。それを綺麗にどうにかしようなんて無理。
だから周りもシュートを打つだろうからと想定していたので
そのセカンドボールに対応すべくそばに行かず距離をとっていたのだ。
ゆえに誰もがあそこはシュートを打つと思っていた。
なのに打てないFWが永里だったと言うわけ。これが評価できない所以。

そして後半24分にそれだけに留まらなかった。
この奪ったボールはまるでランキング80位程度の国が
1桁ランクとの対戦に使う方法。一発ロングのカウンターだ。
こんな腐った方法をランキング1位の王者がやりやがった。
みっともないと思った。かっこ悪かった。
点を取られてキレているのではない。点が入ろうが入るまいが、
その行動にまるで賛同も理解も出来ないから、
非常に虫唾が走ったのだ。吐き気がしたよホント。
こういう草サッカーは見たくないの!女子でもW杯の決勝だろうが!
いくら格下でお客さんの日本から点が取れないとしても、
王者としてのプライドは無いのか!?
点さえ取れればいい。勝てればいい。美しくない。
それはまるで、自分さえ生き延びられれば他人はどうでもいいと、
助けを乞う人を踏みつけて歩いていく人と同じ感じがした。
だから腹立たしく、虫唾が走ったのだ。
そこまで!?と思うかもしれないが、私にはそこまでしたのだ。

だからこそこんな偽の王者にいつまでもその仮面をつけさせていては
いけないと強く思った。なので2-2の予想はもうどうでもよく、
パワーサッカーに付き合わずに、日本のパスサッカーで崩して
逆転して勝て!!!という思いがすさまじく強くなった。
そんな瞬間だった。
画像は熊谷が必死に戻って飛び込んだ瞬間だが間に合わず。
でもその紙一重の姿勢が点は入ったが必死な事が良く伝わり、
この思いが絶たれない限り、勝てると信じていた。



点を取られて10分程度たった。
このままずるずるも考えられた。
だって米国戦はアジア以外で一番見ているマッチアップ。
そんな試合たくさん見てきた。
でも高校生レベルのサッカーしていた時代とは違う。
なでしこは確実に成長している。
若いメンバーも入ったり、何人かかわった。
川上も酒井ももう居ない。荒川は居るが怪我で実際居ない。
でも澤を始め長いこと変わらぬ選手もいる。
そして全体のパッケージとしてパスの精度は段違いに変わった。
パスミスも段違いに減ってる。パスの速さ、押上げや切り替えなど
その辺の速さと制度も凄く上がってる。これはサプライズだった。
だから今までとは違う結果を期待していた。
その証明かのように、セットプレーしか得点の印象が無い宮間が
流れの中で点を取った。
これは素人さんが見ると、ゴール前でボール取ったんだから
入って当然だろうとしか思えないだろうが違う。
確かに点が欲しいし、永里が入れたクロスに丸山が潰された。
そのルーズボールを取りに来たのかもしれないが、
結果として力なくクリアされたボールが、割って入った自分の
腿に当たって、意外と前に弾かれたので、
スライディングしないと蹴れなくて、出した足が左で決めたのだ。
奪い取る想定はあっても、あの状況は想定外。慌てて当然。
しかもGKソロは最優秀GKになったのは美貌でではない。
その最優秀なGKが左に飛んだのは、宮間が出した足が左だから。
宮間は器用で左右で蹴れるが、左が出たら、左のインで蹴るので
向かうのは右方向。ソロから見て左方向だ。だからソロは左に飛んだ。
これもあの瞬時に判断してやっているのだからさすが最優秀だ。
でも宮間はその上を行ってた。
そう思うだろうからと、アウトにかけて左に蹴ったのだ。
アウト・・・思い出すのは男子の柳沢だ。
イージーだと思ってアウトにかけて絶対外さないだろうものを
外してしまい大問題になったことがあった。
それだけに下手な小細工は危険を伴うが、
まともに蹴っていたらセーブされていたのだから、
この場合はこれしか正解は無かったのだ。
インサイドで確実に当てれば完全に目前は無人で入っていたはずの
ヤナギのそれとは違うのだ。でも思い出してしまった。
そんな凄く瞬時の的確な判断が要求された宮間の技ありゴールだった。
とにかくこれでようやく振り出しに戻った。早く加点を!!

…と願うも残り10分はすぐ経ってしまい、
米国のロングボールやパワープレーをしのぐことに終始。
・・・サッカーやれよアメリカ。
男女の米国チームは嫌いじゃないんだぜ?
美しくない素人同然のパワープレーが嫌いなだけなんだ。



延長戦突入。いかなるときも開始時は米国は怒涛なのだな。
何とかしのいだが、延長前半も終わろうかという14分に、
それまでウマいことマークしていたワンバックのマークが甘くなり
フリーになったところにクロスがどんぴしゃに飛んできた。
こうなると合わせるだけの状態で、海堀と鮫島の間に入れられた。
左端に足首だけ見えて倒れているのだれだろ?阪口かな?
倒されたのではなく、対応しようとして滑ったんだと思った。
ツイてない…さすがに米国もことごとくシュート外してたし、
こういう好機も訪れるよな。
防戦一方で攻撃に思うように転じられない日本が後手のせい。
ボール支配率は日本のほうが上だが、持たされていた時間も多い。
逆に言うと、日本は中盤の早いプレスが苦手。
それをしてこない相手だけに自分らのペースに出来たし、
そうして混乱させれば脆い相手だったような気もする。
なんにしても延長戦での失点は大ピンチ。
この試合一度もリードしてない…。勝つために常に2点の時間長すぎ。



延長戦も後半に入り、近賀が凄まじく走りこんでゴールマウス前まで。
ソロと1対1になって、技ありのループをギリギリで仕掛けた。
ところがツキがないことに、ギリギリでDFにクリア。
もう少し強ければ枠に飛んでいたので入っていたのだ。残念すぎ。

ところがその後2分後の延長後半12分に、
最大のチャンスが訪れた。
その際ソロが体を痛めたとして救護を要していた。
それは時間つぶしの常套手段だった。
これをなでしこが最大に活かした。
相手はまさかの展開。ただ時間を使っただけのつもり。
でもそこで宮間と澤らで近賀のループをクリアされて得たCKを
どうするかの綿密な打ち合わせが行われた。
やったことはなでしこ得意のニア。
これは高さ対策のひとつで、まともに放り込んでも弾き返されるので
ショートコーナーやニアやファーに散らすのは想定できる。
でも米国のワンバックも特徴がある。
ファーのポスト付近だ。
そこに位置して高さを利用してGKと競って頭でねじ込む。
フランス戦だかでもその得点があった。
でもこの試合もそのポジションに居たのだが全て潰した。
逆に日本もニアからの得点はメキシコ戦で澤の2点目がそれだった。
そのように警戒されて当然だった。
なのに成功してしまう。米国の対応の遅さ、甘さがそこにあった。
本当はニアにしても、頭で行くはずだったと思う。
それが宮間のクロスは意外と低かった。これ小さいミスだと思う。
でもそれをもウマく活かす結果となった。
澤はニアでマイナスに入れるのが本当にウマい。
高さがある相手が多いために相当練習しているのだろう。
テレビの映像では何がどうなったかわからない。映ってないから。
でもこの画像を見れば一目瞭然。
右足のアウトでコースを変えているのだ。



ところがそれだけではなく、その後相手DFの足をわずかかすめて
やや高さを生んだのだ。それでソロが反応したが届かなかった。
もし相手の足をかすめなかったら、もしかしてセーブされたかも?
そう思うと値千金なのは、近賀であり、ソロであり、
宮間であり、澤であり、相手DFであるのだよ。
映像を今一度見ると、相手DFとはFWのワンバックだった。
ある種ワンバックが澤と並んで得点王であるかのオウン。
しかもさらによく見ると、あたってるのは右手っぽい。
主審はわざとじゃないと見逃すかもしれないが、取るかもしれない。
どっちか解らないし、そういう意味でも入ってしまってよかった。
PKになったらワンバックも痛いだろうし、成功するとも限らない。
なんにしてもあのワンバックの右手が角度を上げて
ソロが反応できなくなったのが事実。
日本に奇跡が起きるには十分なお膳立てがそこかしこにあった。
それをしっかりと捕まえないといけない!!
澤のこのガッツポーズに続く得点がFW陣に欲しい!
この後丸山が下がって岩渕が入る。違う替えるなら永里!!
その嫌な予感はこの後またしても…。
その前に岩渕は期待の若手ドリブラーFWで、
女性版和製メッシという感じ。
それだけにここでももっと活躍して欲しかったがどこか痛めたようで
出場機会が激減していた。これもツキをなくした永里を
使わざるを得ないひとつの要因でもあった。



終了が近づき米国はまたパワープレー。
1点目同様にモーガンが縦1本に反応して大ピンチ。
そこを被災地に祖父母がいる岩清水がスライディングで削る。
ところがこれが一発レッド。イエローだと思ったので驚いた。
本人もレッドとはと驚いたようで、人生で初レッドを食らった。
彼女は見た目が笑福亭ショウヘイに似ているが、
意外にもお父さんは結構なイケメン。
そんなビジュアルはどうでもいいが、数年前は影の得点者。
澤がマークされるので、岩清水狙いで宮間は良く蹴ってた。
そんなセットプレーでSBが点を取るのは男子の中澤や闘莉王と
同じ感じで、そこは日本のスタンダード的にもなっていた。
それが最近は澤の復調や攻撃面の多様性で激減している。
そんな攻守の要の一角である岩清水が人生初めてのレッド。
被災者とも言える岩清水は黙っていれば、
被災地に祖父母が居て出身者で直接的な可愛そうな人で
支援の手が差し伸べられる存在でもおかしくないのに、
レッドというピッチ上の悪人となったのだ。
その被災地の人が悪を担ってまで止めたのだ。
ここのFKは是が非でも止めないとならない。
ここで入れられたら、岩清水がレッドを食らった意味が無くなる。
あのレッドの行為がなければ入れられていただろうから。

ところが米国は直接来なかった。
マイナスに戻してコースを変えてきた。
その分壁をすり抜けたが、自分らの味方も壁になった格好。
うまく当たれば入っていただろうけどそのツキもなかった。
でも副審は冷静だった。その瞬間フラッグを上げていた。
オフサイドだ。よく考えれば蹴ったボールがGK目前の味方に当たれば
そこより後ろになでしこDFも居なかったし確実にオフサイド。
反応できていなかったが、そこに位置しているのは元々入れるためで
反応できなかったのは結果論と判断されたのだろう。
どっちみちその米国の壁(?)に弾かれたボールに
岩渕と近賀が凄い勢いで飛び込んで、負けたくない思い、
岩清水の気持ちを無駄にしたくない思いが凄く伝わった。

そしてこのプレーで実際終わったと同じ。
延長戦も1点ずつの加点で2-2のドロー。予想ズバリ的中。
でもまたしても米国に勝てなかった。
絶対勝ちたかった。
・・・勝った?それは無理やり付いただけ。
公式記録はドローなのだ。
ゆえにドイツには1勝したが、米国にはまだ勝ってない。
そこが悔しいじゃん。千載一遇のチャンスだよ。
今後もっといい状態で対戦できるかもしれないが、
ここまでで一番調子などその可能性があった試合だったから。

勝敗を決するPK戦と、セレモニーは明日。

【画像:毎日JP・産経MSN】

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