【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

マイアミオープン男子 4回戦【錦織圭 vs R・バウティスタ=アグ】

2016年03月30日 23時56分10秒 | テニス
これまで負けたことがない相手だけど
アグは昨年の全米でジョコに負けたものの1セット取り
ジョコが苛立ち過ぎてラケットを踏みつけるなどまで追い込んだ。
そんな実力者でもあるので楽観は出来ない。

だけどこれまでの相性というか、対戦成績どおりだった。
それを感じさせる第1セットの第1ゲーム。
コイントスで勝ってレシーブを選択、
その最初のゲームでアグに1ポイントしか与えずいきなりブレーク。

これは圧巻のワンサイドゲームになるかと思ったら、
第2ゲームであっさりブレークバックを許す。
これはどうなるのだろう?ブレーク合戦か!?とも感じた。

しかしその通りだったのは錦織だけで、
第3ゲームも第5ゲームもブレークした。
だけど合戦にならなかったのは、第4ゲームも第6ゲームも
しっかりと錦織はキープした。
でもミスでデュースなど追い込まれたりと楽にではない。
そこが少し気がかり。

その後の第7ゲームでようやくアグは初めてのキープ。
でも時既に遅しで第8ゲームを錦織がキープして6-2で勝利。
テンションが低く飛びすぎるようでテンションを49.5と
51.5ポンドに上げるように張替えを求め(使ったかな?)
その辺のミスも多かったが、1stサーブはまずまず入ってたし
アグが嫌うバックを徹底的に攻めてキープも容易にさせず
見事な作戦勝ちのセットだった。これは最後まで続けられた。

第2セットもいきなりブレークした。
前の対戦のドルゴポロフはトスの上がり際を打つ
クイックサーブでミスも多くダブルフォルトも多いわけだが
そうではないアグだがダブルフォルトで錦織にブレークを許す。
ひとつ気の毒に思うのが、第1セット終盤でインをアウトの判定で
チャレンジして成功したもののポイントのやり直しをし、
それが2度も続いたのでリズムを大きく崩した。
まだそれを引きずっているかのようだった。

第3ゲーム以降互いにキープを続けるが、
第4ゲームは錦織のドロップショットをアグがドロップで返すが
コードボールになり錦織が打ち返す高さと時間が出来、
フォアの逆クロスのパッシングを強烈に打ち込んだ。
だがそのネット際にはドロップを打ち返したアグが居るわけで
おそらくストレート側に動くと見て居たのだと思う逆クロスだが
アグはなんとそのクロス側に寄せてきて、
打ち返す気半分、危ないとよける気半分のラケットの動きで
際どいところをボールは抜けていった。
その後錦織は当然手をかざして謝るが、
アグは「お前俺の顔面を強打で打ち抜く気か!?」
とでも言っているかのような怖い表情で睨んでた!!!
ここはもっとシビアなネット際に落とすかロブだろ!?と。

第5第6は共にデュースになるが結局キープ。
あぁラケット間に合ったか。第9ゲームからどっちかを使用した。
でもニューボールが関係したか判らんがミスが出てた…。
でも第1ゲームのこのセットは虎の子となったブレークを活かし、
バックされること無くのキープ合戦は、
その次の第10ゲームをキープしてマッチポイントを決めた。

ここの相手はツォンガだと思ってた。
勝ち越してるけどここ負けているのでちょっと嫌だったが
負けたことがないアグでその通りの快勝で突破。
今回は波乱が多く、ジョコの次のシード上位は錦織。
そうなれば今回ジョコとは別の山だから当たるのは決勝。
そこを見据えて当たり前に次のモンフィス、
おそらく次のラオニッチを倒し決勝に行かないとね。
もちろんジョコにも久々に勝って欲しいが
(全回こてんぱんなので特に)
負けるのであればビッグ4にして欲しい。
もうそうそう簡単に格下に負けて欲しくは無い。

だから今回はファイナリストが大命題!!
でもグランドスラムを取るなら、まずは1000のタイトルを!
そういう意味ではチャンスなので是非取ってほしい!!


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