なでしこ国民栄誉賞の日に松田が倒れた

今日はなでしこの国民栄誉賞が決定した朗報があったのだが、
その前に、午前中に元日本代表で昨年まで長きに渡りマリノスにいた、
あのDFの松田が心筋梗塞で倒れたらしく、いまだに人工心肺での延命で
心肺機能が復活してこないらしい。まだ34歳だし前回のW杯も
前に行きたがる闘莉王よりも松田のほうがいいといったように、
カンナバーロの感じで小柄の宮本、その前には春一番こと森岡、
そしてボンバヘ中澤とその中核は居たのだが、松田もジーコとの不和とか
いろいろあったりしてあまりいい感じには出られなかったが、
それでも日韓W杯ではトルシエのフラット3の一角で歴史を刻んだ一人。
それが奇しくも今年戦力外通告でチームをJFLに移していたなど
移籍なども注視していない分わからなかった。
代表のみでJはまず見ないのでまだマリノスに居ると思ってた。

思い出したのがコンフェデで、日本が出てたので2003年だと思うが、
カメルーンとコロンビアの準決勝の試合中に、センターサークル付近で
いきなり黄色のユニフォームが崩れるように倒れた。
そこはボールも無く誰とも競っても居ない、単独でだった。
（逆に誰かと競ってたら、相手は十字架を背負いそうでそこは良かった）
その光景は非常に怖かった。だって90分走りまくれる現役A代表で、
2000年のシドニー五輪で優勝したカメルーン選手だから余計に。
その後その倒れたフォエ選手は心筋梗塞だったと思うが帰らぬ人に。
（ちなみにその試合はカメルーンが勝った）

元々コンフェデは日程が疑問で重視されてない傾向にあり、
実はその開催もドイツが出場のはずだったがキャンセルし、
日韓W杯で日本を下し3位になったトルコが代わりに出ていた。
それもきっと代表たちの休息が取れないとか、
クラブチームがあまりにもクラブに居なさ過ぎる選手に
高額の年俸を払っているわけではないと、
代表は大きな存在で選ばれれば名誉だが、
普段の仕事はクラブチームであり、あれもこれもとおろそかに
なり過ぎられるほど借り出されては、チーム貢献が薄すぎるということ。
そういうことがあって開催時期やその意義を問われている。
まぁ見るほうとしては余韻W杯で本大会1年後の各国が、
本大会から誰がいなくなったのか、誰が代わって入ったのか、
その選手は3年後も居そうなのか、或いは翌年W杯の場合の開催では、
単純に本番の1年前シュミレーション。そんな想像するにいいんだが。
でもやはりW杯翌年の大会には意味があまり無いのも事実。
これ、2年に1回のペースでやってるからそういうことになるんだよね。
W杯の前年とか翌年とか五輪と被るとか。
横が長くなったが、これも思い出したのだった。

こんなことも過去にはあったんだけど
松田はまだ34歳だしサッカーは引退したにしても、
人としてはまだ半分未満の人生。なのでしっかり戻ってきて欲しい。
あのくりくりのパーマかけて口ひげ生やしてやんちゃそうなイケた表情。
非常に目に浮かぶ。帰って来いよ。松田直樹。