【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

やはりとも、驚いたでもある今井雅之の死

2015年05月28日 23時59分27秒 | テレビ芸能
今井雅之が突然死んでしまったなぁ。

正直、若い頃は自分が嫌いなものは理不尽にも嫌悪する。
そんな態度言動が凄く嫌だったなぁ。
なんと言うか、自分の都合で世の中は成り立ってないのに、
自分の趣味嗜好に合わないものは不要なものだと。
これはもはや独裁者の考え方なんだよね。
そこが嫌悪した明確な部分だったが、
それも若手の頃は当たり前だが大人しくて、
自衛官上がりだからだとしても、
中堅になったあたりから一気にそういう態度になったのを
はきはきした気持ちのいい若い体育会系役者の印象を
一気に塗り替えられたことの不快感も大きかったんだと思う。

でも中居正広とが特にそうだったように
自分が持ってないものを持ってる人に嫌悪と言うよりは
恥ずかしさや羨ましさなどから来るものが、
嫌悪するという表現になっているということは
その後の彼らの関係改善の話から見て取れた。
それは不器用な今井らしいものでもあった。
真っ直ぐすぎていたし、男っぽかったから
それは直ぐに消化され、本人もそういう態度をとらなくなり
こちらもそれ以上嫌悪することは無くなった。

そんな中、相変わらずの男気とバンカラ気質だと
そう感じて見た最後の今井がナカイの窓で
ピース綾部をドッキリにかけた、役者が集った回だった。
高橋英樹のトークをきっかけに、娘真麻を弄った綾部を
英樹が少し嫌そうな態度を見せると今井がキレ、
中居とスタジオの裏で大立ち回り・・・というやつ。
相変わらずでその数ヵ月後にこうなるとはとても思えなかった。

でもあの余命3日の会見でも驚いたが、
2度目の会見で大腸がんを告白し、ステージ4だと言った時
あの見てくれからも、もうダメだ。この人は死ぬ。
確実にそう思ったし、そうとしか思えない見た目だった。

すると数日で訃報が飛び込む。
そう思ってて飛び込んできたのは同じ俳優でも萩原流行だった。
あれも背景から自殺じゃないかと思ったが事故のようで
私の見解は誰も言わないが、左から突然真ん中車線に
車線変更してきた車が(護送車とパッと見思えない)
自分の走るバイクにあまり気づかない様子で突然前に割り込んだ。
それをあの性格の萩原が、アノヤロー!と思って
危ねぇじゃねぇか!コノヤロー!と文句を言いに
幅寄せして横に並んで圧力をかけた。
ところが歩行時になど横を結構なスピードで車が通過すると
車のほうに吸い寄せられるように、
この場合も護送車と萩原のバイクの車間が狭くなったことで
狭いところを通る空気の流れが吸い寄せる現象がおき、
離れようとして変にハンドルを切ってバランスを失い
巻き込まれるように転倒して一番右の車線に投げ出され、
後は報道の通りに轢かれたのだと推測してるんだけどね。

空気の流れが縦だけど、これを横にして活用しているものがある。
ダウンフォース。F-1などの車はものすごく車高が低い。
だからバンプなどに乗ると、その後車体が沈んで地面に擦れ
火花が散るのだ。そんな狭いからそうなるんだから、
もっと高くすればいいのに・・・そうは行かないのだよ。
昔はあまりに速過ぎて、空力も計算された流線型だから
飛行機のように何度も飛んでた。前後のウイングが羽になって。
有名なのはゾルダーで死亡したジルヴィルヌーブ。
彼は突然マシンの前方が空を向いて宙を舞って叩きつけられた。
そこからシャーシの抵抗を削る以上に、
ダウンフォースで地面に貼り付けないとならないとなった。
もちろんこの頃にもそう思われていたが、
速さの追及にだけ傾倒されつつあったのも事実だった。
そのダウンフォースが平たい車体の床の裏面と、
地面とが狭いほどにその隙間に入った空気が
その空間を抜けるために濃い密度で猛スピードで流れていく。
そのときに例の吸い寄せる力が発生し、
まるで磁石でもあるかのように地面に張り付くのだ。
だからその力が正しく大きいほど宙を舞わない。
舞わないからこそ速さを追及でき、300kmを超えられる。

それだけ大きな力になるダウンフォースが
平坦同士ではないからそこまで強く無くても
狭い場所を流れれば吸い寄せられる力は起きるので、
それで起こった事故なんだと解釈している。
それが正しいとすれば、短気が招いた死だった。
頭に来て煽りに行かないで普通にしていれば死ななかった。
そういうことなんだと思う。推測だけどね。

横が長くなったけど、その話が予想外に飛び込んできた。
それはあの人もうつのとき、競馬中継のMCでも
被害妄想が強い言動がしばしばあってちょっと怖くて、
病気で自殺しちゃうんじゃないかと当時から思ってた。
でもそういうことが無く来ていたので、想定外で驚いたのだ。

当の今井は弱弱しいながらも何度と無くカメラの前に出てくる。
時折末期から奇跡の生還を果たす人が居る。
もしかしてそれになるのではないかと、
相変わらずげっそりして老け込んで弱弱しくても
何かそんな目に見えないパワーを感じていた。
それだからある意味急だった。
飛び込んだ訃報にああやっぱりとも思ったが、
それ以前にはこんな急に!?と思ったほうが先だった。

何にしても私よりは年上だが、そんなに変わらない。
特にファンではなくても早すぎる死にやはり残念無念。
どうぞ安らかに。合掌。

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