【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

【ロンドン五輪】【女子サッカー】組み合わせ決定~優勝詳細予想

2012年04月25日 23時38分46秒 | サッカー日本代表
では昨日の男子に続いて女子のほうを。
男子も今日追記したりして、少し内容増えたけど。
昨日も書いたけど、男子に続いてのグループ順なのでE~Gで
英国は男子をそのように表記したので女子もイングランドで表記。

女子
GROUP E
イングランド  (開催国      シード Pot1)
カメルーン   (アフリカ        Pot2)
ニュージーランド(オセアニア1位      Pot3)
ブラジル    (南米1位         Pot4)
GROUP F
日本      (亜1位 W杯優勝 シード Pot3)
スウェーデン  (欧州 W杯最上3位    Pot1)
南アフリカ   (アフリカ        Pot2)
カナダ     (北中米カリブ2位     Pot4)
GROUP G
アメリカ  (北中米カ1位 北京金 シード Pot4)
フランス    (欧州 W杯次点4位    Pot1)
コロンビア   (南米2位         Pot2)
北朝鮮     (アジア2位        Pot3)


このようにpotは1が欧州のみで3がアジア・オセアニア。
2はアフリカと南米、4は北中米カリブと南米という形で、
南米の2カ国が割れて他のグループに入る格好。
北中米カリブは実質北米の2カ国で、
北米と南米をベースにアフリカを分断したほうが良かった気がするが
シードは北米・アジア・欧州(開催国)の3つで、
アフリカと南米は入らない。
しかし実質ブラジルは日本同等の世界4位でシードに程近く、
開催国シードが無ければ、ドイツ不在なことからシードされるべき国。
ポイントはそのブラジルがノーシードであるので、
シード3カ国のどこのグループに入るか。
ブラジルが居るグループが死のグループになる。
ランク52位のカメルーンと65位の南アのアフリカ2カ国がずば抜けて低く、
24位のニュージーランドと28位のコロンビアもよほどでない限り
上位国にはなかなか勝てない差がある。
それ以外は2位のドイツと10位の豪州、11位のイタリア、
12位のデンマークの欧州3カ国アジア1カ国が弾かれて、
奇しくも欧州は五輪予選が無く、W杯の上位2カ国が自動出場なので、
奇しくも決勝トーナメント1回戦で負けたドイツはベスト8なので
涙を飲むこととなった。その引導を渡したのがわれらがなでしこだ。
あの勝利は米国以上に苦戦する苦手な欧州勢を
W杯で倒すだけではなく、この五輪でも欧州勢最上位国の
出場を潰すという金星どころか大快挙だったのだ。

一番楽な組み合わせは、1は戦いなれたスウェーデン、
2はランク最下位の南ア、4はカナダだが、
これも奇しくも実際の組み合わせとズバリで、
スウェーデンは元々上位で体格に物を言わせるその差は大きいが
攻略できてここ勝ち続けているので、その方程式を実践で使えた分
本番もしっかり勝ってほしいが、相手も数を戦った分、
攻略の糸口を見出しているかも知れず安心は出来ない。
でも北欧勢とは良く戦うが、経験が無い更なる格下の欧州勢に
非常に弱さをもっている日本なので、
(その証にW杯でイングランドに負けて未勝利継続中だし、
そのイングランドをPKで下して準決勝に進んだのがフランスなので
そことの対戦のほうがいい印象が無い)
ランクが上でもフランスよりスウェーデンのほうが戦いやすく、
pot4は有無を言わさずカナダが最弱だし、
ここは前回のW杯のように2位通過ではなく、全勝で1位通過濃厚で
実際そのとおりにしないといけない。ツキは活かさないと。
ランク上位で考えると、均衡させるにはブラジルはEに入るのが妥当で
実際そのようになったので非常に良かったかと。
FやGだとかなり偏る。まぁそれが開催国の利点なんだけど、
英国には今回それが無かった。

では各グループの対戦予想を…

GROUP E
→→→イン カメ ニュ ブラ 勝敗   点 差 順
イン  -  4-0  3-1  1-2 2勝0分1敗 6 +5 E2○
カメ  0-4  -  0-2  0-6 0勝0分3敗 0 -12 E4●
ニュ  1-3  2-0  -  1-3 1勝0分2敗 3 -2 E3●
ブラ  2-1  6-0  3-1  -  3勝0分0敗 9 +9 E1○ 
GROUP F
→→→日本 スウ 南ア カナ 勝敗   点 差 順
日本  -  2-1  6-0  3-1 3勝0分0敗 9 +9 F1○
スウ  1-2  -  7-1  1-0 2勝0分1敗 6 +6 F2○
南ア  0-6  1-7  -  1-4 1勝1分1敗 0 -15 F4●
カナ  1-3  0-1  4-1  -  1勝0分2敗 3 +0 F3●
GROUP G
→→→アメ フラ コロ 北朝 勝敗   点 差 順
アメ  -  2-0  5-0  3-1 3勝0分0敗 9 +9 G1○
フラ  0-2  -  3-1  1-1 1勝1分1敗 4 +0 G2○
コロ  0-5  1-3  -  1-2 0勝0分3敗 0 -8 G4●
北朝  1-3  1-1  2-1  -  1勝1分1敗 4 -1 G3●


Eはやはりブラジルがマルタの存在も大きく1位通過かと。
開催国のイングランドは他の2カ国のおかげで2位は固い。
ニュージーランドは体格良く侮れないが
カメルーンは本来赤道ギニアに敗戦した。
だが赤道ギニアが無資格選手の出場によって失格。
そこで繰り上がって復活し、勝てば出場決定の最終戦で
ランク27位でアフリカ最上位のナイジェリアと戦い、
2試合合計全くのドローでPKで掴んだ漁夫の利出場。
その無欲が怖いが、本来本番に居ない国だと思えば苦戦必至。

FはW杯制して澤不在でもそうそうに崩れないなでしこ大本命。
川澄と大野のINACのラインでのパス交換の阿吽の呼吸も精度上がり、
両者ともに自信をつけて玉際も強ければ安定身が増した。
さらには不要FWとW杯では散々こき下ろした永里だが、
ドイツでもまれてフィジカルが強くなり、
楔としての役割はその受け方も、キープもかなり成長し、
決定機を逃すシーンもまだまだあるが、以前より決定力も上がった。
鍵は宮間の好不調と佐々木がどのポジションで使うのかによりけり。
むしろ澤の穴はピッチに立つ時間が増えて回りも良く見えるように
経験をつんで復調した宇津木のほうがフィジカルも強く安心。
坂口がもっと目立たないといけないが、キラーパスが数本出れば
彼女も波に乗りそう。両サイドは鮫島と近賀がタフで頼もしいし、
バックアップの有吉も及第点以上で万全か。
最後にゴールを決めてアピールした菅澤が怪我で離脱のようで残念だが
不安定さの脆さも同居するが経験積んで成長著しい田中明日菜も
以前よりはかなり良くなったし、DFでは岩清水が怪我で離脱も
矢野がベンチに多く居たとも思えぬ安定感で穴を埋め、
熊谷もW杯帰国当日のお騒がせ合コンも忘れさせるほどの成長で
ここも頼もしさを増している。やはりW杯を制した精神的なものが
相当に大きいのだと見ていてしみじみ感じる。
実際イエローの累積とかで出られないことが長丁場の本番にはあるので
控えは常に控えではいけない。
奇しくも澤の病気と岩清水の怪我で明日菜・宇津木・矢野が
スタメンで長時間ピッチでプレーできた実績は凄く大きい。
まさに怪我の功名で安定した駒が揃ってますます頼もしい感じ。
FWはここにもうひとつアピールしきれない安藤や高瀬が上がってくれば
怪我から復帰のボンバー荒川の出番も回ってこないだろう。
メンバーを相当絞るが、治療に時間割いた澤を選出するかどうか、
先日試合に出たようだが、外傷でもなくあれだけピッチを離れると
試合感も自分の体のアジャストさも低くなり、順応に時間が要りそう。
精神的主柱として選ぶのか?これまでどおり主力として選ぶのか?
それとも万全でなければたとえ澤でも連れて行かないとなるのか?
なんにしてもなでしこが中心のFだが、2位通過はスウェーデン濃厚も
カナダもランク的にはそん色なくがっぷり四つで2位を狙う。
なでしこも油断するとその両国に足元を掬われかねないので
ふんどしの紐ならぬ、パンツのゴムをきつくして挑んで欲しい。

Gはなでしこにやられても王者の米国がダントツ。
コロンビアは南米予選のグループリーグではブラジルに1点差負けも
決勝リーグでは0-5で負けたけど2位通過したという判断しがたい…。
でも普通に4位だろうかと。
問題は戦力が落ちている北だ。
軍事費と核開発に金使われまくって軍人ですら下級だと
ろくに物食ってない状況でスポーツ選手がそれ以上の待遇も
なかなか考えにくいし、下手に負けると仕打ちがあることを
回避したいというパワーが全てなのか??
未知数のフランスとはほぼ拮抗した戦力だと思うので、
微妙なミスでの失点などが命取りになる2カ国で、
その2位通過をかけた戦いだと思われる。


で、決勝トーナメントはこんな感じ。


E1   ブラジル━━┓2
          ┗━━┐
G3    北朝鮮──┘1  │0  ━┓
             ┏━━━╋━━━━━━━━┐
G1   アメリカ━━┓3  ┃2   ┃        │
          ┗━━┛   ┃        │2
F3    カナダ──┘0      ┃1        │
                 ┗━ブラジル   ┏━日本
F1     日本━━┓1PK7    │0        ┃
          ┗━━┓   │        ┃3
G2   フランス──┘1PK5┃2   │        ┃ 
             ┗━━━┿━━━━━━━━┛
E2 イングランド━━┓3  │0  ─┘
          ┗━━┘
F2 スウェーデン──┘2



まずブラジルは先般なでしこに完敗したが、
マルタ不在では鵜呑みには出来ず、なでしこと互角の戦力。
そこは地力はあるが北には確実に勝ってくると思われる。
北米対決は戦いなれた感じに米国がいつも通り勝つだろう。
イングランドとスウェーデンは力はスウェーデンのほうが上だが
ここは開催国の意地と利点から熱戦を制すと見た。

問題はなでしこだ。
前回のアメリカ遠征のときもいったのだが、
ブラジルとはともかく上位だからと米国とばかりやってもしょうがない。
苦手の欧州勢と積極的にマッチアップをどうして組めないのかと
散々指摘したが、その嫌な予感…それ見たことかが起こる確率も高い。
その苦手意識よりもなでしこの成長度が勝るかどうかが鍵。
何せイングランドには3戦して0勝1分2敗。
他に3戦以上で苦手なのは、ドイツを別としても、
フランスとは4戦して2勝0分2敗のがっぷりの戦跡で、
ランク11位で出場しないイタリアに至っては7戦全敗なんだぜ!?!?
オランダとは2戦2勝だからいいとしても、
イタリアは本大会に出ないので喜んで親善試合してくれたと思うよ。
なんでそんなイングランド、フランス、イタリア、ドイツらと
マッチアップしないんだろう?!
勉強だって苦手克服には目を背けていては駄目なんだろ?
だから苦手克服の何らかの要素を取り入れて取り組んで克服しろと
塾や教材のCMでもそんなことを言っているのと同じで、
何事も苦手克服は積極的に関わらないとありえない。
それをしてこないでどう攻略しようというんだ。
相手だって進化したり、面子が変わったり監督が変われば戦術も変わる。
とにかく欧州勢は苦手なんだという固定観念を抹消させるのに
絶対絶対必要なマッチアップであるのに行ってきていない。
本番前に実践を行うのは、なんとスウェーデン合宿。
奇しくも同グループに入ったので本番に裸に出来るが
それは相手も同じこと。ここ日本が勝っているので攻略の機会を
与えるだけの印象のほうが強い。
でもやや力は落ちても元々3位とかに居た国だから、
戦えることに損はない。互いに本番を控えて手探りになるだろう。
でもドイツやイタリア、フランス、イングランド。
その辺でその中の2カ国と戦えれば一番良かったが、
なでしこがことのほかふがいない結果になったとき、
この部分は徹底的に非難されてしまうだろうと思う。
だって誰が見てもそこをどうにかしないと駄目じゃんな。
ランク上位だけが敵じゃないんだ。
実際W杯で優勝したので忘れているようだが、
グループリーグでイングランドに0-2で負けた事実を
しっかりと受け止めて重大事項だと思ってなければ
決勝トーナメントに行っただけと言ういかにも日本らしい結果で
帰ってくることになるだろう。
ということで能書きが長くなったが、フランスとは必死でドローで
必死でPK勝利などの薄氷だと判断する。
もちろんなでしこに欲目で思っているので負けも想定できる。
力関係だけで考えれば確実に勝てる相手だが、スポーツは数学じゃない。
決勝トーナメントで当たる可能性が高いイングランドとフランスと
事実当たる確率が相当高まって、負ければそこで終わり。
W杯のグループリーグのように、負けても他で穴埋めをとは行かない。
とりあえずこの時点で協会には愚か者めが!と
丸川珠代参議院議員のトーンで言わせていただく。
欧州勢は男子を考えれば確実に今後伸びてくるので、
もっと積極的に関わったほうがいい。
実際アルガルべでドイツに3-4で負けたじゃんか。
W杯で1-0で勝ったことはもう忘れないといけない。
EとGは1位通過すればベスト8で当たるのは比較的楽な3位通過国の分、
準決勝で1位通過国と当たる可能性(米・ブラ)が高いリスクあるが、
Fは1位通過すると、他の1位通過国と当たるのは決勝か3位決定戦だが
そこに至るベスト8と準決勝は2位通過国と連続で対戦することになり、
どっちがいいのか格下の欧州国を苦手とするなでしこだけに、
普通は得だろうと思われるがなんともいえない…。

セミファイナルはアルガルベのそのままとは思わないが
やはり米国がブラジルを下すと思う。
そしてなでしこは開催国の面子を掲げたイングランドと当たる。
スウェーデンだったら何度もやってて勝ち実績もあって
どんなに良かったと思うか。でもきっとイングランドが来る。
これはフランスより格上で未勝利の相手で苦戦必至だが、
そのW杯でのラッキーなループをホワイトに入れられ、
ペースを崩して立て直せないままにヤンキーにも決められ
反撃の狼煙も上げられないままに終わったのだった。
その屈辱の気持ちを自分たちらしさを出し切れば
確実に勝てるのだから、その悔しさとドイツに置き忘れたものを
取り返すべく、絶対勝つという気持ちで叩きのめして欲しい。
実際負ける相手ではないと思っている。
その目覚めを準々決勝フランスが呼び起こしてくれそう。
そう考えると当たる順番的にはありがたい。

3位決定戦はやはり開催国のイングランドもなでしこに負けて
金メダルが無くなったことで張り詰めたものは切れたと思うし、
ランク3位を日本に奪われたブラジルがそれ以上に下がるわけには
行かないと、北や中国や北欧勢の下から上がってきたわけで
元に戻るわけには行かないと意地を見せるだろうと思う。
ただイングランドも開催国だけにメダルを是が非でも欲しいところで
メダルが決まっている決勝よりも見ごたえがあると思う。

そして決勝はまたしてもやはりのなでしこと米国戦。
米国はアルガルベで負けただけで先日の親善試合も負けてなく
この先のスウェーデン遠征がどうなるかにもよりそう。
打開策は解っているので戦いやすさはあるが、
なでしこのほうが確実に上ではなく、
戦力的には米国のほうが確実に上なのであっさり負けもありそう。
このところ米国のモーガンらの精度が悪すぎるが、
もっと点を取っていておかしくない展開があまりにも多い。
実際の点数でその力を比べるのはあまりにも危険。
そこを解っていて、アルガルベの再現を狙えば勝てる。
ただ最後だけに疲労蓄積もあり、点の取り合いになりそう。

なでしこはW杯優勝で、女子は男子と違いA代表が出場で
五輪も優勝候補に上げられるけど、
フランス、イングランドの欧州勢と失ったプライドを取り戻しに
米国が牙をむく。どの国がなでしこを負かすのか?
それともどこも負かせずにまた優勝できるのか?
後者であって欲しいが、心配も大きい。

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