大震災の年から明けました

例年の通りにこれが今年の年賀状だ。

届いたものにはやはりおめでとうの文字が無い人も結構居て、
随所で話題にもなっていた、震災を考慮してのものが感じられたが
うちは震度5強が襲った地域なだけで、最大の不幸はその揺れへの恐怖感と
計画停電ぐらいだったために、被災までは行かず健康な地域であるので
そういうところからの発信であることで普通がいいと思った。
だって被災者の人も、もういつまでも被災者って呼ばれたくないんだよ。
だから馬鹿げた軽々しいものは無しにしたとしても、
普通を求めての復興への道なんだから、普通にしようと。
さらにはいつものおめでとうの意味とは異なって、
昨年は忌々しい天災があったけど、今年はそんなのが無くめでたい年で
あって欲しいと思ってのこともあってだ。
そう言いながらも、昨年の画像だから、どういう年だったのかを
解るように、大震災関連のメッセが含まれたものも使ったし、
いい意味で忘れてはいけないことなので、ここにもしたためる意味で
この画像を中心に持ってきたのだった。

年が明けたのでおめでたいことだらけの年になってほしいですね。
あなたも、私も、全ての日本人も、世界中の人も。

特に昨年の日本は辛すぎたので、ホントおめでたい1年が望ましい。
馬鹿騒ぎするのがおめでたいことではなく、
小さな幸せがおめでたく感じられれば、それが…。
それは普段・平常・いつもどおり、これらが如何に幸せだったのかを
まざまざと感じさせられた私たちには解るはずだもんね。

なんにしても2012年がスタートした。
年末から東北～関東・甲信越に掛けてまた地震も多く、
今日も大師への行きかう大混雑の人並みに中に、
実家のお袋のところに向かおうと、駅を目指していたときに、
地震が起きて、辺りは結構騒然としていた。
それも日が変わったばかりで、新年早々長野の栄村で
震度4が起きたことで、今年も大きいのが来るぞと
なまずの神様が注意を促したかのようにも感じた。
奇しくもあのクライストチャーチで大地震があって
その1ヵ月後に日本でも大震災が起きた。
そのクライストチャーチで先月結構大きな地震が来た。
10ヶ月後を日本にも当てはめれば、残念ながら今月もう一度大きいのが来る。
悪い意味ではなく、そう想定するのもありだと思えば、
オドオドビクビクではなく、心構えを持っておくとか、
落ちそうなものを下しておくとか、避難リュックの中のものを
期限内のものに変えておくとか、そういう準備が出来る。
古くから転ばぬ先の杖といわれている。
そういう意味での今一度の対策を磐石にしておくことは
いいこと以外何者でもなく、悪いことなど何もないので、
そのようにしておくことが得策なのだと感じた。

でも日本は今負け戦並みの疲弊感と敗北感と落胆に
なんだかんだまだまだ包まれている。
だから心が元気になるまで、しばらくは遠慮して欲しいよ。
地球が生きているのだから、避けられないものだとしても。

ということで、どなた様においてもいい年になりますように、
我が家も娘が中学生になる節目だし、私は年男だし、
いい年にしたいと思いますし、共に実現していきましょう！！