セルジョ・エンドリゴは、顔立ちや歌い方は余り好きな歌手ではないのですが、歌そのものは何と素晴らしいのでしょう!。多分、若かったせいで?女の子ばかり追いかけていた当時の私には、男性歌手というとジャンニ・モランディのようなドラマチックな歌い方をする歌手の方がしっくりきたのでしょうね。
しかし、エンドリゴは、いわゆる「シンガーソングライター」ですから、この美しいいメロディは彼の作品です、一度聞いたらそうそう忘れることができません、その中でも、今回ご紹介する「Adesso Si」(邦題:去りゆく今)、1966年のサンレモ音楽祭で入賞したこの歌はいつまでも心に残っています。長い月にの中で半分忘れかけてはいたものの、ふとした拍子にメロディがよみがえったりします。
サン・レモ音楽祭やセルジョ・エンドリゴについては、私などよりも詳しい方がいらっしゃいますのでごく簡単に触れておきます。
1933年6月ポーラ生まれ、ポーラは現在クロアチア領のプーラになっています。(ちなみに、第二次世界大戦のイタリア条約型重巡洋艦「ポーラ」はこの町から命名されていますが、「マタパン岬沖海戦」で戦没しています。)
2005年9月に亡くなっています。サンレモ音楽祭では、1966年から1971年まで連続入賞、そのうち1968年は「Canzone per te」(邦題:君を歌う)で優勝していますね。
では、「Adesso Si」(去りゆく今)をお聞きください。
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