「小川未明童話集」を読んで 2007-12-31 00:02:04 | 本 父親からプレゼントされた 「小川未明童話集」を読みました。 童話が25編収録されています。 一話は数ページと短いのですが、 日本語が凝縮されてそれぞれの編で 感じるものがあります。 子供がもう少し大きくなったら、 読み聞かせをしたいです。 ☆4つ
「子供を伸ばす小さな習慣」を読んで 2007-12-26 08:01:11 | 本 成瀬勝博著の 「子どもを伸ばす小さな習慣」を読みました。 まず著者の生年月日にびっくりしました。自分と同学年の1974年生まれです。 32~33歳で子供の教育について本が書けるのは正直すごいと思います。 子育ては、親の人生に対する姿勢が問われるというのが 全編にわたってのメッセージでした。 うーんそのとおり。甘やかしと甘えさせるは 似て非なるものだと理解できました。 ただ後半30ページは詩や歌詞の引用が多く、 借り物のメッセージに思えて残念でした。 ☆3つ
「忙しいパパのための子育てハッッピーアドバイス」を読んで 2007-12-24 22:43:28 | 本 明橋大ニ著の 「忙しいパパのための子育てハッッピーアドバイス」を 読みました。 自分自身はさほど仕事が忙しいわけではないのですが、 ママの視点で、パパには実はこうして欲しいという要望が 分かりやすくかかれていました。 著者が精神科医で、医学的にみた男女の考え方の違いも 書かれているので理解が進みます。 自分のことを考えてみると、 今までママの表面的な要望しか適えることができず、 奥底にある本当の願いに対して十分に応える事ができなかったと 思っております。 この本を参考にママの満足度を高めることで、 子育てに良い影響がでるように頑張りたいと思いました。 本のマイナス点は、マンガが半分をしめており、 手っ取り早く理解できますが、その分内容も半分になっているので、 若干物足りないと感じました。 あとで気付いたのですが本書は「子育てハッピーアドバイス」としてシリーズ化されているもので、著書の1作目を読んでみようと思います。 ☆3つ
「女性の品格」を読んで 2007-12-08 14:21:05 | 本 ベストセラーの「女性の品格」を読みました。 かかれている内容は 女性視点の品格についてですが、 男の自分にも「なるほど」と思う部分もあり、 性別不問の内容が多かったです。 ただ現在でも男女平等といいながらも 女性が不遇の扱いを受ける場面が多いのは、 男として反省しなくてはいけないと感じました。 女性の苦労を垣間見ることができ、気遣いの大切さを 気付かせてくれたのは良かったです。 ☆3つ
「京都の寺社505を歩く」 2007-11-28 01:02:32 | 本 カミサンからお寺好きの私に 本のプレゼントです。 「京都の寺社505を歩く」 上下巻で京都にあるお寺と神社を505ケ所紹介しています。 圧倒的なボリュームで各寺社の歴史が詳細に記述されています。 読みきることができないので、辞書的に使ってみたいと思います。
「人の心が手にとるように見えてくる」を読んで 2007-11-13 02:53:29 | 本 哲学博士の出口光著の 「人の心が手にとるように見えてくる」を読んで 慶応義塾大学卒業後、カンザス大学大学院人間発達学部で 博士号を所有している著者が、人のココロの見分け方について 科学的に述べている。いわゆる人心掌握術などのテクニックの話ではなく、 人が生まれつきもっている魂を「勇」「親」「愛」「智」の4タイプに分類し、 タイプ別に人生の目的や価値観、他の魂との交わり方について実例をあげて 説明している。著者は簡単な質問で魂を分類する方法をあみだしている。 自分は「勇」で達成に人生の目標を掲げている、100%当たっております。 カミさんは「親」で平和が人生の最大目標です。 「勇」と「親」はココロの相性は最悪で、考え方が対極にあるそうです。 ただし魂の相性は良く、お互いに足りない部分を補っているそうです。 人間の魂を磨くには最適なパートナーといえるそうです。 自分の世界でしか物事を見れなかったですが、上記4タイプの それぞれの価値観にたって複眼的にみれば人生の幅が広がりそうです。 いままでもやもやしていた部分を明確に示して もらったと感じております。感謝です。 2007年最大の収穫本といえます。 ☆5つ
「人質カノン」を読んで 2007-10-26 22:57:58 | 本 宮部みゆき作の「人質カノン」を読みました。 短編集で7作品が収録されていました。 どれも短いながらしっかりとした筋立てで、 しっかり「落ち」ていました。 うーんすごいな。 しかも文体が軽妙で読みやすいです。 はじめて宮部作品を読みましたが、 この本で好きになりました。 次は長編「模倣犯」でも読んでみようかな。 ☆4つ
「太陽の子」を読んで 2007-09-25 12:22:39 | 本 灰谷健次郎の「太陽の子」を読みました。 沖縄から神戸に移り住んだ家族の物語で おとうさんの心の病の原因を 小学6年生の女の子が探っていくのがあらすじです。 おとうさんの病気は沖縄戦に関係しており、 沖縄の悲しい過去が次第にあきらかになってきます。 沖縄視点で先の大戦について書かれており、 平和は先人の悲しい過去の上に 成り立っていることを理解しました。 イラクでテロが続いていますが、 イラク視点で想像してみると、悲惨な状況が今も 多く発生していることを思うと、胸が苦しくなります。 ☆4つ
「そして君の声が響く」を読んで 2007-09-24 20:45:38 | 本 池永陽の恋愛小説「そして君の声が響く」を読みました。 事情により高校中退したり学校にいけなくなった 生徒が通うフリースクールが小説の舞台です。 そこに通う17歳の女生徒とそこでボランティアで働く 男子大学生のロマンスです。 一昔前の恋愛ドラマのようで、 既定路線の展開でした。 電車移動の暇つぶしには なりました。 ☆1つ
「できる子が育つ魔法のルール」を読んで 2007-08-29 23:56:22 | 本 著の「できる子が育つ魔法のルール」を読みました。 子供を育てていくなかで、 対応に迷う場面も多くなってきました。 (子供同士のケンカなど) この本は親の在り方について ひとつの道を示してくれました。 印象に残ったフレーズ。 「愛してるよ。うまくいくといいね。楽しんでおいで。」 久しぶりに感動しました。 ☆5つ