絵ときのこと虫たちブログ

やぐちゆみこのブログ302

自然が作り出したデザイン、福岡さんのコラムに共感

撮影/小口深志氏

7月6日の朝日新聞「福岡伸一の動的平衡」より一部を。

オシャレだけどこの違和感

 電車で目の前にすらりとした女性が立っていた。
ダークグレーのスーツも青色のバッグも黒い靴も、
ブランド品で高額のものに違いない。
何かしら、うまく飲み込めない違和感が残った。
あれほど気合が入ったコーディネートなのに・・・・・・。

 何日かあとに、街路樹のクスノキのこずえを忙しく飛び回るアオスジアゲハの
姿をみたとき、その違和感の理由に思い至った。
もし君(アオスジアゲハ)ならば、あんな色の取り合わせは、
決してしないはずだよね。

配色だけではない。たとえば、ウンモンスズメというガの一種のはねの見事さは
どうだろう。
(中略)
そう。私の審美眼の基準は、目に焼きついたチョウやカミキリムシの姿、つまり
自然が作り出したデザインに由来している。そこからの逸脱は違和感に映るのだ。
私は、人生にとって大切なことはすべて虫から学んだ。

と生物学者の福岡伸一さん。
この木曜日のコラムは蝶屋の息子に、読んでみてとたまにメールしています。

とっても共感!
アオスジアゲハはペパーミントグリーンが夏の青空に映えますね。
ウンモンスズメは図鑑で見たら、日本画のような着物のような柄。
でもやっぱりガはなんともゾクゾクしてしまいます。

チョウは今でも苦手ですが、自然の造形美「美しいなあ」と思えるのが
クジャクチョウ。息子の標本箱にありました。

撮影/小口深志氏

アマチュア写真家の小口さんの写真を
使わせていただきました。

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