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自己評価(セルフアセスメント)と改善活動

2006年07月28日 10時56分55秒 | 経営・ビジネス
自己評価(セルフアセスメント)と改善活動 ? あなたにとって薬と毒とは



自己評価(セルフアセスメント)が自社の状況を映し出す手法として注目されています。

さて、組織が、人間と同じように、ある意味で生き物だとします。

すると、自己評価は、健康診断だったり、体力測定かもしれません。

そして、その結果、あなたは、自身の体において、「弱い」ところを見つけるかもしれません。

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問題は、その次です。
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たとえば、あなたは、ご自身の脚力が「弱い」と思ったとします。

では、あなたは、どうしますか。

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○ 日常的に散歩をする
○ 少し速めのウオーキングをする
○ ジョギングをする
○ ランニングマシンで鍛える
○ ウェイトリフティングをする
○ プロティンを飲む
○ 筋肉増強剤を使う
。。。。
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手段は、さまざまです。でも、あなたの体の状態からみて、薬にもなれば毒になるのもあります。

日々、運動不足の方が、ウェイトリフティングをいきなり行ったとしても得られるものないばかりか、怪我をするおそれがあります。

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組織も同じです。
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自己評価を行った結果、ここが「弱い」と感じたとします。

たとえば、社員が、自社の方針について、十分理解をしていないとします。

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それでは、あなたは、何をしますか。
改善への取り組み方法として、何をご存知ですか。
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成熟企業で通用する手法も、成長企業では、効果がでないばかりか、逆効果になる可能性もあります。

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自己評価は、いわば、山登りで1合目をあがったところのようなものであり、これだけでは、「改善」されないのです。
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自己評価の後は、常に自分の体力と照らし合わせ、薬となる適切な改善手法を体系的に導入していくことが求められるのです。


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