元気創造ファクトリ会社イノベイションの山上裕司です。
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おはようございます!今日は、2月27日金曜日です。《VOL.658》
【ファミリー・ビジネス朝メル・コメント編】
○ 昨日の朝メルに、海外にお住まいの M さんからコメントを
いただきました。余計な解説なしで、ご紹介します。
---(ここから)---
「愛を持って関わる」
恐らく、このフレーズに直面した人が「愛」をどう
捉えているか、というのが反応のゆらぎというか振幅を
持たせる淵源になっているだろうな、と、まず思いました。
わたくし、15年ほど前になりますか、京都御所でぼーーっと
座っていた時に、
「それでも良い、というのが愛」
という“定義”が降って来ました。
ちょうど、折としては大江健三郎さんがノーベル賞を
受賞され、前後して息子さんの大江光さんが音楽家として
テレビに出られることが増えており、そのこと自体をあれこれ
褒貶されたりしていた頃です。
わたしの弟も光さんと同じ病気を持っておりまして、
その時点では既に亡くなっておりましたが、
それでも、光さんのご活躍を、大江さんのサポートを、
テレビなどで見知るわたしの母やわたしは、
何かこう、勇気づけられるというか、応援したいなあ
という気持ちになるというか、そういう力を、いただける
というのを感じました。
大江さんは、私生活を切り売りしているだの身贔屓だの、
あれこれ言われることを承知の上で、
つまり、「それでも良い」と決心されて、
文学者としてのご自分の立場を通して行かれているのであり、
知的障害のある子供の親が、その子の社会性を伸ばし社会に
認めてもらえるなら、その子がしかし社会から攻撃を
されそうになるならそれから守るために、どんな親バカでも
やるんだ、と、腹を括られておられる。
こういうのを、愛と呼ぶのだろうな、と。
そうやって活動を続けられることによって間接的に、
励まされたり、救われたりする人がいる。
これは、愛が伝播していくということなのだろうな、と。
わたしは、そんな、「それでも良い」が出来るかな、と。
思ったのを、思い出しました。
ちなみにその数時間後、わたしがそもそもその時期に京都に
いた理由であるところのとある学術会議において大江さんは
「受賞後初の公的な場でのスピーチ」をされており、
その後、レセプションにて厚かましくもお話させて
いただける位置に自らを滑り込ませ(笑
もちろん「愛」のお話なぞは出来なかったのですが、
”弟が同じ病気でした。もう亡くなっておりますが、
最近の光さんのご活躍を拝見するたびに、
母が応援しております、ということをお伝えしたい"
と申し上げましたところ、
”それは本当にありがとうございます。お母様に、くれぐれも
よろしくお伝えください"
と、とても丁寧にお返しくださいました。
その夜、宿に戻ってから母に電話してそのまま伝えたところ、
母は(当然ながら)言葉を失っておりました。
弟が、亡くなってしまってここにいなくて終わり、
ではないのだな、
彼が、こういうことをもたらしてくれたのだな、
誰かに何かを伝える、ということは、大切だな、
わたしは、「それでも良い」が、出来るかな、
…等々、考えたのでした。
---(ここまで)---
Mさん、本当に素晴らしい言葉、ありがとうございました。
【今日の目標】
○ ”わたしは、「それでも良い」が、出来るかな、”
この問いは、とても深いものがあるようです。
人は、一人一人、独自の存在、だから、一人一人を、
認めることが大事
同時に、人は社会という集団で生きている存在、だから
集団としての規範やルールもある
そのはざまにおいて、つい、集団といえども個が先にある
ことを見失い、”それでも良い” ではなく、集団の”べき論”を
掲げてしまうことがあるのが、私たちのようです。
今日の Mさんの言葉は、それが、いかに薄っぺらいこと
なのかを、しっかりと思いおこさせる言葉のようですね。
今日も一日、家庭や職場において、”それでも良い”を
さらっと心に刻み、自分のまわりの人それぞれを認め
そして、自分自身についてもしっかりと認めながら、
自分のまわりにすみきった心地よい一日とつくる日と
しましょう。
今日は金曜日。良い週末を!
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それでも、光さんのご活躍を、大江さんのサポートを、
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というのを感じました。
大江さんは、私生活を切り売りしているだの身贔屓だの、
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つまり、「それでも良い」と決心されて、
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認めてもらえるなら、その子がしかし社会から攻撃を
されそうになるならそれから守るために、どんな親バカでも
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こういうのを、愛と呼ぶのだろうな、と。
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これは、愛が伝播していくということなのだろうな、と。
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いただける位置に自らを滑り込ませ(笑
もちろん「愛」のお話なぞは出来なかったのですが、
”弟が同じ病気でした。もう亡くなっておりますが、
最近の光さんのご活躍を拝見するたびに、
母が応援しております、ということをお伝えしたい"
と申し上げましたところ、
”それは本当にありがとうございます。お母様に、くれぐれも
よろしくお伝えください"
と、とても丁寧にお返しくださいました。
その夜、宿に戻ってから母に電話してそのまま伝えたところ、
母は(当然ながら)言葉を失っておりました。
弟が、亡くなってしまってここにいなくて終わり、
ではないのだな、
彼が、こういうことをもたらしてくれたのだな、
誰かに何かを伝える、ということは、大切だな、
わたしは、「それでも良い」が、出来るかな、
…等々、考えたのでした。
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人は、一人一人、独自の存在、だから、一人一人を、
認めることが大事
同時に、人は社会という集団で生きている存在、だから
集団としての規範やルールもある
そのはざまにおいて、つい、集団といえども個が先にある
ことを見失い、”それでも良い” ではなく、集団の”べき論”を
掲げてしまうことがあるのが、私たちのようです。
今日の Mさんの言葉は、それが、いかに薄っぺらいこと
なのかを、しっかりと思いおこさせる言葉のようですね。
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そして、自分自身についてもしっかりと認めながら、
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