擬人化ものはお腹いっぱい、と思ってたけれど、実際そうでもなかったみたいです。
月刊シリウスにて連載中。
講談社より出版、清水茜さん作の『はたらく細胞』。
斜め上をくる面白さで、電車の中で方震わせました。
まあ内容は一言で言うと「細胞を擬人化」。
子どもの頃に読んだ「体の中の工場」を思い出しますが、内容はなかなか勉強になる。
主人公細胞?は新人の赤血球ちゃん。
「は~~怖かった。もうこれ早く肺まで届けちゃお…」
つぶやく彼女が運んでるのが『CO2』
で、道にあれこれ迷ってるうちに
「アンタそこ一方通行だよ」
と声をかけたのは血液の逆流を防ぐ静脈弁。
どうにかこうにか肺までついた赤血球ちゃん。
CO2を届けようと毛細血管の入口へたどり着くと、そこには貼り紙が。
「毛細血管は狭いので一人ずつ入ってください!」
ところがどっこい、赤血球ちゃんが運んでいた二酸化炭素には『肺炎球菌』がついていました。
その肺炎球菌のことをよく知らない赤血球ちゃんに、『キラーT細胞』が脅しをかけます。
「肺炎球菌は栄養要求性が高いα溶血性の細菌!つまり栄養分を運んでるテメーら赤血球がターゲットになるんだよ!!」
(溶血=赤血球が破壊される現象)
擬人化のわりにすげえ現実性を追求してるwwww
個人的にもう腹筋壊れるかと思ったのが花粉症の話。
スギアレルゲンに侵された人体。
『記憶細胞』が古の言い伝えをあーだこーだうるさい中、『ヘルパーT細胞』が『B細胞』に指令を出します。
「俺に任せてくださいっ!!コイツがあればっ!!」
えーと、B細胞ってのは抗原に対する抗体を産生するリンパ球で、このスギアレルゲンに対しては『IgE抗体』を産生します。
ですが、IgE抗体が多く産生されすぎると、『マスト細胞』(肥満細胞)がヒスタミンを産生します。
ヒスタミンが活性化することでアレルギー反応が起き、それがいわゆる花粉症。
って真顔で説明してるけど、これが漫画になって細胞がIgEのバズーカぶちかましたりするし、
マスト細胞が「じゃあこのくらい?」とかやってたりする。
「大噴火!(くしゃみ)地殻変動!(鼻づまり)大洪水だ!(涙)」とかやってるんだからね。
そこで登場『ステロイド』
記憶細胞「お…思い出した!聞いたことがあるんだ。体に異変が起こった時どこからともなく現れる。(中略)アイツの名は…ステロイドだっ!!」
ステロイド強すぎかwww
副作用までしっかり描かれてます。
俄然イケメンなのが白血球。
赤血球さんのピンチに『遊走』して現れたり。
擦過傷で大ピンチのときに、真っ先に現場(傷口)に飛んでったり(好中球だしね)
必殺止血人・血小板とか。
もうなんなのwww
そんな働く白血球さんの決め台詞がこれ。
(肺炎球菌をくしゃみロケットで排出するシーン)
「ばいばい菌だ」
なにその的確な決め台詞。
これ免疫学・微生物学の授業の時に出会いたかったわ。
続刊出たら買います。
月刊シリウスにて連載中。
講談社より出版、清水茜さん作の『はたらく細胞』。
斜め上をくる面白さで、電車の中で方震わせました。
まあ内容は一言で言うと「細胞を擬人化」。
子どもの頃に読んだ「体の中の工場」を思い出しますが、内容はなかなか勉強になる。
主人公細胞?は新人の赤血球ちゃん。
「は~~怖かった。もうこれ早く肺まで届けちゃお…」
つぶやく彼女が運んでるのが『CO2』
で、道にあれこれ迷ってるうちに
「アンタそこ一方通行だよ」
と声をかけたのは血液の逆流を防ぐ静脈弁。
どうにかこうにか肺までついた赤血球ちゃん。
CO2を届けようと毛細血管の入口へたどり着くと、そこには貼り紙が。
「毛細血管は狭いので一人ずつ入ってください!」
ところがどっこい、赤血球ちゃんが運んでいた二酸化炭素には『肺炎球菌』がついていました。
その肺炎球菌のことをよく知らない赤血球ちゃんに、『キラーT細胞』が脅しをかけます。
「肺炎球菌は栄養要求性が高いα溶血性の細菌!つまり栄養分を運んでるテメーら赤血球がターゲットになるんだよ!!」
(溶血=赤血球が破壊される現象)
擬人化のわりにすげえ現実性を追求してるwwww
個人的にもう腹筋壊れるかと思ったのが花粉症の話。
スギアレルゲンに侵された人体。
『記憶細胞』が古の言い伝えをあーだこーだうるさい中、『ヘルパーT細胞』が『B細胞』に指令を出します。
「俺に任せてくださいっ!!コイツがあればっ!!」
えーと、B細胞ってのは抗原に対する抗体を産生するリンパ球で、このスギアレルゲンに対しては『IgE抗体』を産生します。
ですが、IgE抗体が多く産生されすぎると、『マスト細胞』(肥満細胞)がヒスタミンを産生します。
ヒスタミンが活性化することでアレルギー反応が起き、それがいわゆる花粉症。
って真顔で説明してるけど、これが漫画になって細胞がIgEのバズーカぶちかましたりするし、
マスト細胞が「じゃあこのくらい?」とかやってたりする。
「大噴火!(くしゃみ)地殻変動!(鼻づまり)大洪水だ!(涙)」とかやってるんだからね。
そこで登場『ステロイド』
記憶細胞「お…思い出した!聞いたことがあるんだ。体に異変が起こった時どこからともなく現れる。(中略)アイツの名は…ステロイドだっ!!」
ステロイド強すぎかwww
副作用までしっかり描かれてます。
俄然イケメンなのが白血球。
赤血球さんのピンチに『遊走』して現れたり。
擦過傷で大ピンチのときに、真っ先に現場(傷口)に飛んでったり(好中球だしね)
必殺止血人・血小板とか。
もうなんなのwww
そんな働く白血球さんの決め台詞がこれ。
(肺炎球菌をくしゃみロケットで排出するシーン)
「ばいばい菌だ」
なにその的確な決め台詞。
これ免疫学・微生物学の授業の時に出会いたかったわ。
続刊出たら買います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます