悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 497 現在のユグドラシルについて

2019年02月28日 01時42分27秒 | 悠のネペンテス栽培記
はいお久しぶりです、
悠です。

前回から何日ぶりでしょうか。

もう何を書いたかもおぼえていないですが、
皆さんはお元気だったでしょうか。

今日も例によって時間がないので、
近況についてはまた後で書こうと思いますが、
あ、
別に何もないのですが、
本日はですね、
室内栽培でのユグドラシルについて、
ちょっと書こうかなと。


そうそう、
思い出しました、
弟子のそん知る氏のブログから丸パクリ
全力で乗っかる
協賛を受ける形で、
ネペンテスの開花について、
コピーした他人の画像のみの構成で、
私の独自の視点で書いたんでしたね。


まぁ、
貴重な情報を頂きながら、
こちらからは何もなしというのも、
栽培仲間のルールに反しますので、
私の方も、
情報でお返ししようかなと。


氏は最近、
エドワード様をゲットされて以来、
すっかりお熱なようなので、
お力になれるかまったく不明ですが、
私の栽培場で、
エドワード様の血脈が流れる種を、
最強の栽培システム、
ユグドラシルの近況とともに、
お伝えしようかなと。

そんな今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか、
こんばんは、
あ、
自己紹介というか、
挨拶は冒頭でしましたね。


でもせっかくですから、
もう一回、
挨拶しておきますか。

こんばんは、




悠(〇6)です! きゃるん☆








で、
さっそくなんですが、
室内栽培でのユグドラシルは、
2重鉢方式を採用いたしました。



この方式については、
紆余曲折がありまして、
様々な方から多大なご協力を頂いた上なのですが、
その話は長くなりますので、
栽培記を読んでおられる前提で書くとして、
試行の段階の話は割愛します。



もともと、
ユグドラシルは水耕栽培から出発したのですが、
室内栽培、
特に冬場に関しては、
様々な問題に対応できなかったため、
冬季の期間は、
この半底面給水方式に切り替えるという、
ハイブリッド栽培方式に落ち着きました。


半というのは、
完全な底面給水ではなく、
上から水をやって、
その後しばらくは下皿にたまった水を吸わせるという意味なので、
まぁまぁ、
通常の下皿をしいた栽培となんら変わりはないのですが、
ユグドラシルは、
下皿ではためきれない量の水を入れるため、
2重鉢方式にしている、
というわけです。


さらに、
吸水が著しい大型の株には、
直接外側の鉢に水を入れますので、
サイズによっては、
完全な底面給水になる、
という形でしょうか。


自分でも驚くほどのピンボケ



まぁ、
通常の栽培のセオリーでは、
根腐れ防止のため、
下皿に残った水は捨てる、
というのが常識ですが、
ユグドラシルに関しては、
常に水がたまった状態が正常になります。


なぜユグドラシルは根腐れしないのか、
不思議に思われる方もいるかもしれません。


まぁ簡単に言いますと、
秘密は用土にあります。


この用土を使って、
私はサボテンも多肉も、
ガジュマルもドラセナもカラテアも、
ありとらゆる観葉植物は、
基本的にこの2重鉢ユグドラシルを使って育てます。

しかも、
ネペンテス以外は、
完全に底面給水方式なので、
冬場の室内栽培の7か月間は、
表土には一回も水はやりません。


たまった水がにごり、
においとか気にならないか、
という疑問も出るかと思いますが、
私的には、
まったく気にならないですね。





慣れてしまった可能性もありますが、
まぁ、
無臭です。


さすがに思いっきり顔を近づければちょっとにおいますが、
まぁそれは下皿の水じゃなくても同じでしょう。


一番くさいのは人間だった


要因としては、
加湿をまったくしないのもあるかもしれません。

たぶん、
湿度は20%くらいで、
常時30%もないくらい乾燥しています。

なので、
藻みたいなのは出るのですが、
カビっぽいのは、
あまり発生しませんね。




で、
ここからなのですが、
室内栽培のユグドラシルの最大の特徴は、
2重鉢方式でも、
底面給水方式でも、
無加湿でもなく、
そう、
栽培記読者ならもはや常識の、
肥料栽培である、
ということです。


いやもう、
室内栽培としては、
過去最高の成長率です。


大型株は、
もう2リットルのペットボトルでは、
とても収まりきらないほど成長してしまい、
前まで大きいサイズだった株が、
私の中では子苗という認識にまでなりました。


いやこれね、
室内栽培の話ですよ。

しかも設備もない無加湿の。

袋はほとんどないけど。



あ、
今日は、
自慢話ではなく、
弟子のための回でした。


私は大きいサイズのエドワード様、
もしくは直結の交配種を持っていないため、
トラスマ系、
どっちかというとローウィ寄りの株を撮ってきました。


まぁこれでも小さいサイズなんですがね(しつこい)


女王エドワード様や皇帝ローウィ公の状態の良しあしの見極めは、
本体なら葉のツヤと蜜、
袋ならフタと襟と蜜で判断するのが早いです。


色づいていない袋は、
そもそもの調子が良くないので、
良しあし以前の問題になります。


肥料栽培ユグドラシルは、
当然真っ赤です。



フタから出る蜜、
襟の出来具合やグラデーションも大事な調子判別要素です。



フタの蜜がメッタメタなのですが、
写真ではどうやっても撮れません。



どうだ。






あ、
画像は普及委員会の至宝、
レッドクローラーです。


なんとかここまで大きくなってくれました。


もう片方、
トラスマ系の血が濃い方も見てみましょう。


まぁユグドラシルレベルであれば、
色づきは当然です。




問題は襟部分ですが、
えー、
この交配種に関しては、
フルサイズの姿が不明のため、
出来がいいのかどうかがよくわかりません、
すみません。




でも袋の方は、
太陽光にも負けないくらい真っ赤なので、
調子はきっといいはずです、
たぶん。


ていうか、
肥料栽培に切り替えてから、
ローウィ系の蜜量が半端なく、
本体も袋もうかつにさわれません。




現地ではおそらく、
蜜を好む種が群がっているいるのでしょう、
たぶん。


って、
うおお、
もう寝る時間とっくに過ぎとるやないけ!


ヤバイヤバイ、
ではでは、
また次回、
お会いしましょう。


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2 コメント

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Unknown (sonsiru2)
2019-03-01 15:08:11
うおお!師匠!
素晴らしい情報ありがとうございます!
無加湿でこのクオリティ!
つまり加湿したら更にとんでもないことになるわけですねヽ(*´∀`)
素晴らしいですね、ユグドラシル!
そしてチャンスだから質問しますヽ(*´∀`)
ソイルの表面の緑は生水苔ですか?
底面給水となると
ある程度根が育っていないと駄目ですよね。
となると 根が育ってない株はLCスフィアで管理するべき、いや、それこそ水耕栽培モードにした方が良いのでしょうか?
ひメネデールと菌の墨汁は試してますが、油かす、みたいなガチ肥料は使ってますか?
そしてユグドラソイルで挿し芽も可能でしょうか?
底面給水にできるなら
ひょっとして
濾過器を使った 完全な水耕栽培も可能では?
ああ!
質問が止まらないσ(^_^;)
返信する
sonsiru2さんへ ()
2019-03-01 23:16:11
こんばんは!

この前の情報提供のお礼とは言ってはなんですが、
私の秘蔵ネペンテスを載せてみました(*'▽')

ソイルの表面はすべて苔です(*‘ω‘ *)

そこら辺に生えているただの苔が、
勝手に定着して増えていったのですが、
物凄く良いところに気づかれました、
これがめちゃくちゃ大事なんですよ~、
私にとっては(*´▽`*)

底面給水方式ですが、
おっしゃる通り、
ある程度の根の長さが必要になります。

もしくは、
鉢の高さの方を根の長さに合わせる必要があるので、
切るだけで調節が簡単にできる、
ペットボトルを採用している、
というわけです笑

完全な水耕栽培ですが、
濾過器やエアレーション、
浄化槽や遮光などを試しましたが、
藻や水質汚染など、
様々な問題に対策が出来なかったことと、
スペースの都合上、
私は実験から撤退してしまいました。

全部を水耕栽培にすると、
私の所有数では、
部屋に直接水を入れるレベルになってしまうので、
もうこの実験も潮時だろうなと(^_^;)

ただ、
有志の方が一人、
水耕栽培に再びチャレンジするかもとの力強いお言葉を頂いたので、
もしかしたら、
素晴らしい成果のご報告を頂ける日が来るかもしれません(^^)/

そうそう、
栽培記で、
大事なことを書いてませんでしたね(;'∀')

本編で書きますので、
良かったら読んでみてください(*'▽')
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