悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 272 ネペンテス裏栽培講座 リトライ

2016年08月31日 01時52分43秒 | 悠のネペンテス栽培記
えー、

あまりの眠気に意識が保てず、

昨日はバッタリと寝てしまいました。


今度こそ、

ネペンテス栽培を語るとか、

偉そうなことを言っておきながら、

今回も睡魔に勝てませんでした。



今晩になってしまいましたが、

アラータの栽培情報は、

参考になるかは別として、

個人的にシにしさんへお伝えしましたので、

まぁなんとかそこだけは、

役目を果たせた感じです。



ただそれだけですと、

あまりに中途半端なので、

寝落ちしたらすみませんが、

ちょっとだけ書いておくことにします。


あ、

あくまで普及委員会理論で、

一般的な理論ではありませんので、

そこは予めご了承ください。



アラータは2WAY方式で育つネペンテスです。



2WAY種の主な特徴は、

幹が細い、

葉も細め、

先発芽は袋が小さい、

徒長しやすい、

比較的袋をつけやすい、

脇芽を出しやすい、

などです。



イメージとしては、

まぁアラータに近い草体で、

脇芽が出るタイプは、

ほぼ2WAY方式を採用していると思って間違いないです。



2WAYの最大の特徴は、

先発芽があるということです。



これは普及委員会の仮説ですが、

ネペンテスは幹内、

もしくは株元に、

エネルギーを蓄えることができます。




ネペンテスの生長が止まったような時期があるのは、

おそらくこのメカニズムが関係していると考えています。



2WAY方式では、

先発芽が伸びてる最中に、

どんどん株元にエネルギーをためていきます。


エネルギー蓄積後、

十分な準備が出来ましたら、

株元から新たな脇芽を出していきます。



これがおそらく、

本芽でしょう。


初期段階から大き目の袋をつけ、

生育も、

先発芽の勢いを吸い取るかのように成長していきます。



市販されている大き目の袋がついたアラータは、

おそらくこの本芽を使ってるはずです。



断言はできませんが、

おそらく幹のどこか、

もしくは土中の株元に、

先発芽を切り取った跡があるはずです。


ちょっと詳しい解説は省きますが、

なぜネペンテスに、

2WAY方式とフルレンジ方式があるかと言いますと、

それは生物にとって一番の重要な使命、

子孫を残すために、

その土地に適応したためと考えられます。



まぁ簡単に言えば、

花を咲かせるためと言いますか。


なので、

2WAYは一見、

生長が早いように見えるときがありますが、

実際は株元のエネルギー比率によりますので、

株元が充実していないと、

生長も途端に鈍るというわけですね。


なので、

結論を言いますと、

アラータの生長は2段階方式なので、

現状の芽が徒長を開始しない限り、

株元から本芽が出現せず、

大き目の袋は拝めないわけで、

生長が鈍くても、

ただネルギーを充填してるだけなので、

気にする必要はなく、

そういう意味では、

想像以上に生育に時間がかかると、

まぁそう思っていただけると栽培しやすいかなと。



株元以外から脇芽が出た場合は、

生育不良の可能性が高いです。


一番多い原因としては、

根になんらかのダメージがあります。



で、

ここからがその裏栽培法なのですが、

エネルギー充填をスムーズにし、

最短で本芽を出す方法を、

もしかしたら見つけちゃったかもしれないのです。




ええ、

眠気が限界なので、

もう寝るんですがね。




ではでは、

また次回、

お会いしましょう。

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2 コメント

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Unknown (音亜)
2016-08-31 04:45:42
市販のネペンテスの株元の切り取った跡は挿木の跡だと思いますよ。
プロの生産農家は挿し穂から1年足らずであのサイズに育ててしまうので、本当にすごいです。

挿木苗は確かに生えてきたそのままよりも、新しい脇芽の方に良い袋がつきますよね。
挿して成長させてから、さらに脇芽を出させるには結構時間が掛かりますし、
手っ取り早く脇芽を出せるなら、見応えするようになるまで時短できるかもしれないですね!
もっとも育成不良とかでも出てくるので、何とも言えませんが……。
個人的には越冬明けの春先によく出てくる気がします。
返信する
音亜さんへ ()
2016-09-01 01:18:27
こんばんは!


すみません、

ずぼらをやってしまいまして、

文中が言葉足らずでした(^^;)


頂点挿し以外は切り取った跡がある、

先発芽を挿し木して脇芽を出したものなのか、

本芽を挿し木して脇芽を伸ばしたものなのか、

袋のサイズで判断が可能であれば、

この説はある程度あってるかもと、

きちんと書くべきでした(^ω^;)


プロ農家さんは凄いですよね!


他の実験と兼用で、

私も短期でどれだけ大きくできるか挑戦しているのですが、

まったく結果が出ずです(笑)


私も春先に注目しておりました!


2WAY種の生長に関して、

カギは肥料が握っていると仮説を立てていまして、

生長の鈍る冬季に敢えて肥料を投入すれば、

温度が上がるにつれて、

蓄えたエネルギーで、

早く花芽をつけようと、

すぐに徒長を開始するのではないかと考えております(^ω^)


結果は来年になりますが、

良好な様子が出ましたら、

また記事にて報告したいと思います(^^)
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