悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 437 トランカータについて(ネペンテス画像なし) リトライ

2017年09月12日 01時34分09秒 | 悠のネペンテス栽培記
あ、

眠い。


これは間違いなく寝てしまうパターンです。



というわけで、

今日はかなり急ぎで進めたいと思います。



前回までの流れですが、

トランカータの栽培方法についてご質問を頂き、

イスにふんぞり返って、

得意げに解説しようとしていたところ、

そのまま寝てしまい、

さすが睡眠報告会初代会長の名に相応しいだけあると、

我ながら感心してしまったところまででしたよね。


やっぱりか、

というよりは、

さすがと思わせてしまうところが、

会長の会長たる由縁なわけでして。


寝るというよりは、

意識が吹っ飛んでいく感じなので、

もうこれは意志の問題というよりも、

肉体的な問題と言ってもいいと思うんですよね。



そうなんですよ、

やはり我慢は体に良くないですから。



眠い時は思い切って寝てしまうというですね、

メリハリのきいた生活をって、



ヤバいヤバい、

これはマジで、

何も書かないまま寝る流れです。




ええ、

そのトランカータなんですけどもね、

私の仮説では、

トランカータという種類は一緒でも、

生息域によって、

個体別のクセの差がかなり激しいと見ているんですね。



それこそ、

低地性や高地性といったように、

適正温度や湿度、

馴染みやすい用土の種類自体も、

個体によって違うのではないかと思っています。



そこで大事になってくるのが、

所有しているトランカータの適正判別です。



用土はどれくらい乾かせばいいのか。


それに伴う水やりの頻度は。


湿度は乾燥気味がいいのか。


いやここは順当に湿度高めがいいのか。



いったい、

どうすればいいのか。



適正がわからないと、

これはとても困ることでしょう。


正直、

これに関しては、

普及委員会もまだ研究を始めたところなので、

明確な答えを出すことはできません。



ただ、

植物自体から、

ヒントをもらうことはできます。


これをもとに、

様子を見ながら栽培していくというのが、

現状ではベターな方法ということになるでしょう。




まず湿度具合ですが、

これはもう、

葉の様子を観察して判断するしかありません。


トランカータは、

ネペンテスの中でも、

最大級のピッチャーを形成しますので、

それに耐えうるよう、

幹がかなりがっしりとした状態で成長し、

葉も肉厚で、

先端部分に重さが集中しないよう、

かなり特徴的な形になっています。


この肉厚の葉がくせもので、

状態を示す動きの変化が乏しく、

好調を維持してるのか、

何かトラブルがおこっているのか、

非常にわかりづらくなっています。


なので、

用土の状態が良く、

株のコンディションも良いのにも関わらず、

葉のツヤが少なかったり、

ちょっと丸まってくるようであれば、

かなり湿度を好むトランカータと見て間違いないでしょう。


ただ、

なまじ耐久性があるだけに、

ちょっと乾燥しているくらいが、

調子いいように見える時もあるかもしれません。


その場合は、

袋の残存期間に注目してください。


袋が出来上がってから、

一か月くらいでフタが枯れてくるようであれば、

温度が決定的に合っていません。


また、

ピッチャー形成から展開までの期間がやけに早く、

未熟な状態の袋が出来るようでしたら、

株の充実以外に、

湿度不足を疑ってみるといいでしょう。


ただ、

理由が入れ替わる可能性も十分ありますので、

それらを総合的に判断して栽培していくことになります。


上記を注意し、

葉がよく展開するにも関わらず、

ピッチャーがサイズダウンした場合は、

今度は用土の状態を疑ってみる必要があります。


ここで問題なのが、

用土は常に湿らせていた方がいいのか、

ちょっと乾かしてからやった方がいのか、

ということです。



結論から言ってしまうと、

用土の状態と、

根の馴染み具合で、

適度に変えていくしかないということになります。




すみません、

今日もここらで限界が来ました。


明日また書きます。



今日のところはまず、


葉の状態をチェックする

袋の状態と期間をチェックする

用土の状態をチェックする


この三つが大事ということだけおぼえておいてください。



葉のチェックの仕方と、

袋のチェックの仕方は、

もう少し細かく見る方法があるのですが、

最初のうちは、

ツヤとハリ、

良い状態の時の感触と、

残存期間を観察するようにしてください。



土の状態の見方と、

水やりの期間についてはまた明日ということで。



あと、

非常に大事な、

光について書きますので、

今日のところは、

これにてということで。



ではでは、

また次回、

お会いしましょう。





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2 コメント

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トラン過多さんへ ()
2017-09-15 02:27:07
こんばんは!


すみません、

偉そうなこと言っておきながら、

いまだに書き終えてない状態になってしまいまして(^^;)


なんとか参考になればいいのですが(笑)


あともうちょいなので、

栽培記ペースに付き合って頂けると幸いです(^ω^;)
返信する
勉強になります (トラン過多)
2017-09-14 01:01:17
コメント控えてましたが、記事にしてくださってありがとうございます。しっかり読まさせていただいております。

植物の基本である観察は怠らないようにしてはいましたが、なぜ袋の上部が枯れ始めるのかなど色々と疑問のままでしたので、観察の基準みたいなものを教えていただけて少し解決に向かった気がします。ありがとうございます。

こちらで書いていただいた情報(まだ未完とのことですが)を元にウチのトランカータと比較しながらウチの子はどんなタイプの子なのかというところを特定していきます。

また悠さんの先日のエキスパート編の内容も大変興味深かったです。

特に袋をつけるための準備期間の話は、成長の遅いトランカータにとって、現在の状態ははるか昔のエネルギーの蓄えの結果であるという考え方もできますから、夜見えている星がはるか昔の光が届いているという時差があるように、昨日今日の水やりや日光の影響が現在のネペンテスを作っているわけではないという説明がつけられます。

そういう仮説を立てることで現在の様子に慌てることなく少し落ち着いて観察できるようになった気がします。むちゃくちゃやって枯れさせてしまっては元も子もありませんけど…。

そしてそのことを踏まえつつ通常栽培(ウチではミズゴケですが)と並行して自分なりにユグドラシルシステムの理解も深めていきたいです。

まだまだ勉強させていただきます、ありがとうございます。
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