悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 410 エターナルクィーン Fセレクト NO3 その2

2017年07月19日 01時50分58秒 | 悠のネペンテス栽培記
~前回までのあらすじ~


エターナルクィーンの同交配種をゲットする

エターナルクィーンには程遠いショボい袋がつく

同じ交配種なのでどうにかすればどうにかなると思いこむ

自慢の培養装置にショボクィーンをセットする

それから一年の月日が流れる  ← いまここ



なぜか二日に渡ってお送りすることになった、

エターナルクィーン騒動記、

果たして結果はどうなったのか。


そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんは、

悠です。



いや、

決してもったいぶってるわけじゃないんですよ。


ほら、

社会人は忙しいですから。


ね。



とかやってるとまた来週になってしまいそうなので、

話しを進めましょう。



前回、

どんな話しをしたか。


そう、

遺伝の法則における、

メンデルスゾーン的な、

ビバルディなあれでしたね。


細長く、

薄い緑の袋で

薄い色合いの襟。


特徴が何もなく、

よく遺伝の壁をここまですり抜けてきたなと、

逆に感心せざるをえないような平凡な姿形。


そんなメンデレーエフな、

ショボすぎるがっかりネペンテスでしたが、

私の作った培養装置、

ユグドラシステムによって、

どう変化したのか。


いや逆に、

変化したのかどうか。



今こそ、

ユグドラシルの真価が試される時。


栽培場の片隅でひっそりと、

いつものようにがっかり袋を形成し出したショボクィーン。


だが!

明らかに今までとは違うその様子に、

毎日胸を高鳴らせて見守っておりました。


そして先日、

ついにフタがオープン!


果たして、

その姿形は。


あの薄緑の袋と、

模様の薄い襟はどうなったのか。



うぉー、

ドキドキしてきました。



ではでは、

さっそく、

栽培棚の裏に回り込んで、

いつものように隠れるようにできた袋とご対面です。


さぁ、

果たして、

美麗種の血は完全に失われてしまったのか否か。



頼むぞユグドラシル。



うん、

でもまぁほら、

あんまり期待してもかわいそうですから、

さりげない感じでいきますか。






じゃあいきますよー。






さぁーて、







どれどれ







うおぉぉぉぉぉぉぉ!






ウルトラストライプキター!!!






おおおおおおお!







素晴らしい





え、

え、

ちょっと待って。




かっこよすぎませんかコレ





え、

アラータかなという感じのあのうっす~い襟が、




どうやったらこんなことになるのか







ほぼ緑一色で、

ペラペラだったあの袋が、




太陽にも負けないこの色付き





細長いだけで、

サイズも小さく、

光から逃げるようについていたあの袋が、



堂々としすぎでしょこれ





いやマジでマジで。


緑色の袋ばっかで、

模様もほとんどなかったんですよ。




凄くないこれ






ていうか、

袋が重すぎて、

葉がちぎれそうになるネペンテスを久々に見ました。





いやー、

参りました。


今まで見事に騙されていましたが、

確かにこれは、

エターナルクィーンの系統です。









写真じゃあまり伝わらないかもしれませんが、

凄い存在感だからねこれ。


栽培場にある、

沢山のネペンテスの中でも、

飛びぬけて輝きと言いますか、

オーラを放っていますね。





凄い。





凄いぞ。





マジで素晴らしい





どうですか、

もうここまでくると、

エターナルクィーンがどうこうよりも、

ユグドラシルが凄すぎませんかこれ。



皆さんのご自宅にある交配種も、

もしかしたら化けるかもしれませんよ(上から)



おっとぉ!



もうこんな時間。



そろそろ寝ないと。





いやなんか、

本当にすみませんね。


いや、

何がって、

こういったネペンテスを一度お見せしてしまうと、

他のネペンテスがどうもって、

いやほんとすみませんね(^∠^)



ではでは、

自慢はこれくらいにして。



また次回、

お会いしましょう。

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2 コメント

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ぉお‥! ()
2017-07-19 13:46:45
素晴らしい色柄ですね!
さすがっすね!!

せっかくなら、初ボクイーン時代のピッチャーと見比べてみたいところです^ω^

我が家の試験中ネペンは、
二つ目のピッチャーの蓋が半分以上開いたところです。
一つ目は蓋と襟が茶色くなってきました。
植え替えてからいきなり日当たり良くしたのもあって、古い葉も含めて持ちはいまいちでしたね。
かなり葉の数が減ったので、
ヤシの木のような形になっていますが元気です 笑

実は何気に可愛いのは、株元のベビー脇芽ちゃん。
ちゃっかりピッチャー付けてるんですよね。
たまらないです。

また今度写真お送りします^^ゞ
返信する
乃さんへ ()
2017-07-20 00:35:41
こんばんは!


えへへ、

こんなにも所有欲を満たしてくれるネペンテスは、

そうそうないのではないかと、

勝手に自負しております(笑)


ショボの初ボ時代は、

あまりにもショボすぎて、

写真が一枚もないという(^^;)


イメージで言えば、

細長い緑っぽい色のマキシマ、

という感じでしょうか(^^)


ベビーのピッチャーって、

めちゃかわですよね(*'ω'*)



あ、

それはそうと、

ヤシの木化したネペンテスは、

高確率でわき目を発生させますが、

共倒れの確率も高いです('ω')ノ


野外栽培であれば、

ユグドラソイルは高耐久なので、

毎日水やりして土壌環境をキレイに保つか、

朝晩に霧吹きかシャワーで葉水をして、

葉を保たせると、

生存率が高くなります。



まぁピッチャーがついてるうちは、

まだ安心ですが笑



ではお写真、

楽しみにお待ちしております(^ω^)
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