先日、お客さんと話をしていてお客さんのある一言にハッとしました。
「この子が私の家にきたのも縁だから。」
縁・・・
やっぱり運命ってことだよね。
チェリーもアルも福助も私の家で今、一緒にいるのもやっぱり縁だと思う。
チェリーと初めて会ったのはチェリーがまだ一歳のとき。
チェリーは訓練所のハウスから排便場に出されると、ひたすら走ってました。
元気がよすぎるから最初は「テリー」って名前のオスだと思ったくらい(笑)
チェリーは私が訓練所に見習いで入ってすぐに「番犬でシェパードが欲しい」というお宅に譲られていきました。
けれど訓練所を出て二週間ほどで帰ってきてしまいました。
聞くと、そのお宅の前を通る人みんなに吠えるので、吠えられた人から保健所に通報されてしまったらしいのです。
そこで出戻りチェリーは私の担当犬になりました。
最初はまったく言う事を聞いてくれないし他の犬にケンカはふっかけるし「この犬どうしよう(;-_-)」
って思ってたけど、訓練所の所長や奥さんに教えてもらいながら訓練をがんばりました。
その後もチェリーは何度か、欲しいと言う人や施設に連れて行かれるという話が出ましたが結局訓練所に残る事になり、嘱託犬の審査会にも一発合格するまでに訓練が入りました。
そして私が、訓練所を卒業するときに訓練所からチェリーとアルを譲ってもらい、家に連れてくることになりました。
チェリーは何度も訓練所を出る話が上がったにも関わらずこうして今、私のところにいるというのはやっぱり運命なんだろうなって思うのです。
まぁ・・・犬に運命感じるのもいいけどそろそろ別のものに運命感じたいと思ったり思わなかったり(;^_^)テヘッ