遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

草津の秋と茶蕾の滝

2017年10月10日 | その他

おばんでがんす

茶蕾ごけは、私が初めて見たんはもうすでに四十年も前で有った

10Kmほど手前で車を降り後はひたすら歩いて観に行った、そしてそのころの苔はもっと緑が濃く大きく盛り上

がっていたと思う、そのころの写真を見てもそれが解る

そして範囲ももっと広かったと思い出される、その後平成元年に胃がんの手術をして万座温泉で湯治をしていた

時に万座温泉でも小規模だが見えた、そして其の湯治の帰りに、草津は如何にと少し遠回りして回ってみたらか

なり傍まで道路ができていて途中までは舗装に成っていた気がしている

天然記念物に指定されたのが何時であったか定かではないが、どうも其の頃から苔の範囲が狭くなり色が悪く

成ったように思える

人跡が繁忙になるといろいろと弊害も出てくる先ず空気が悪くなるし、不心得の物も出る

其の証拠の跡もたくさん今回見えた、がしかしそれもある種の自然だから仕方がないのかアマチュアカメラマン

や女流カメラマンの多くの自制をお願いしたいところだが

 このPH1.2と言う強い酸性の水をこのんで生育地に選んだ天の邪鬼にも驚くが其の湧出量にも驚く

 

連綿の滝となって流れ落ちるのに何十メートルもかからないでこんな水量になる

此の滝の連続から如何に急斜面で有るかが分かる

そしてこの急流にこそ苔が合うのであろう散在する河床の石のすべての生えている緑の宝石である

七竃はもう大分紅葉している、もう秋は其処彼処に来ているのだ

愈愈苔の群落に近付いてきたらしい、木道が整備されて歩きよくなっている順路の矢印でもあればもっと良いが

 

然し究極のへそ曲がりで天の邪鬼な苔なんだろう酸の強い所ほど色艶が良い、周囲の秋が進んできた

白膠木の樹らしいが良い色になっている

秋の黄輪草も花は咲いてはいるが、葉っぱはもうすっかり紅葉している、それでも花を咲かせなければならない

のが、植物の宿命だ、果たしてこれで所期の目的の実がなるのだろうか???

秋を代表するそして草津の秋を代表する花の御山の竜胆は端から秋の向寒を承知で居るのだから仕方がないが

それにしても見事な色合いだ、沢山の林道が楽しませてくれる

群生地の手前の茶蕾苔だが、もしかすると此処も将来群生地になるかもしれない

明日は群生地の茶蕾をたっぷりとお見せしたい

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

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2 コメント

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行ってきましたね (チョキ・チョキ)
2017-10-11 09:04:22
師匠の文面を見て、どうしたら苔が生えているのだろうか?と疑問に思えました
急流からの細かな水しぶきで、石やその周辺に苔が生えて来るのでしょうか?

八ヶ岳などで見られる、林の中の苔は日陰で霧が発生する所ですし何となく分かりますが、チャツボミゴケの場所は日当たりが良いですよね?
気に成るわ~

リンドウやアキノキリンソウも名残の花々ですね
紅葉も美しくなる季節です
六合の赤岩地区を9日に孫達とビエンナーレを見に行って来ました
保存地区の魅力ある家々や、地区の優しいおじさん、元気のよいおばさんが、自慢しながら色々話を聞かせてくれました
孫達も芸術や、古い民家の中の匂いが父親の実家と一緒と驚いていましたが、子供の感性や驚きを見ているのも楽しみです
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六合村 ( 遊童子)
2017-10-11 14:52:54
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます

克っての六合村は山間の小さな村が点在していて
業生も大変であったので、六つの集落が合併して
六合村になった
特に赤岩村はその中でも一番大きな村で主要な産業は養蚕で有った、特に豊富な薪炭を利用して
全ての繭を乾燥繭として保存していたという
大きな農家と農家の間には小さな流れが有って
其の両脇に夏には九輪草が敷き詰めたほどに咲く
何度か写真を撮らせてもらいに行ったことが有る
あの山里で良くもあれほどの大きな建物ができたものだと感心している
是非一度は身に行ってもらいたいと思う
あの成長の早い雑草を見事に背部して九輪草だけにしている地元の人には心から敬意を表したい
山人の優しさがにじみ出ている光景だ

そんじゃまた






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