おはようがんす
昨日水上町下牧の玉泉寺へ、揮毫のお願いに行ってきた、当日地元紙のなかに萩の群生の写真が掲載されていた
ので 、失敗でも萩の写真が撮れれば良いと謂う位の感覚で出かけた
何となく地理的には解る気がして近くへ行ってからナビを入れたがナビを入れる程もなく案内板に従って忽ちついた
奥まった鄙びた場所で如何にも古刹然とした佇まいがとても良い印象であるし
寺の手前から。昔からこの地方の中心的なそしてリーダー的な寺で有ったような雰囲気がある
そしてそれらはその長い長い参道からよくわかる
背の高い左右の門表がかなり手前から立ち、参道らしき雰囲気の場所がかなり長い
そしてその雰囲気の中を進んでかなり奥に寺がある坂の上下の中腹を切り開いて作られた寺だ
山門、参道、鐘撞き堂、庫裡、経堂、本堂、四阿、倉庫、広大な墓地、といろいろと整っている古刹だ
突然の訪問に寺の老大黒様が迎えて呉れた、とても品の良い大黒様が丁寧にお迎えを頂いた
奉拝の理由を申し上げ名刺を提示して揮毫のお願いをしたが、住職様がお留守とのことで有りご辞退を申されて
では揮毫帳をお預けしてゆきたい旨も申し上げたが、内部の理由で。ご養子なので。たぶん引き受けられないので
はないかとの申し越しで、万端取り付く島もなく引き下がることとなった
ご養子の話から当方もそうだという話になり。身内の難しい話も出てすっかり意気投合して長居をさせて戴いた
話し中にご住職の御帰宅があるかとも思案したがそれもならず、境内の撮影の許可を頂き辞することに成った
寺領確定後の参道、
参峰山、玉泉寺、曹洞宗、白蛇窟とある、普通、山号、院号,寺号と言うのだが、ここでは院号が白蛇窟と
なっている、守護佛が白蛇伝説の仏なのか、あるいは白蛇伝説の場所なのか、定かではない。
その奥りに南大門がある、普段は門の脇から交通している様で有る
古式ゆかしい四足門である
「参峰」と呼んでみたが如何か、出来ればこの山門掲額などを御揮毫いただければと期待したが、、、、、
川を渡って参道を進むと
花の寺萩の寺に面目躍如の萩の花が咲き乱れている
祥塚爺さんと、祥塚婆さんだ、寺に不浄の物が入らないようにと謂う門番の役だとか
村々の子供たちを健やかに育てる指南役だとかいう説があるが正真正銘の因れは知らない
正面階の参道だ、とても風情がある。萩を除けて歩くのがやっとの様な状況だ
庭前からの景だ、階しの踊り場と平らな庭園が両側に展開していてそれが続ている
そしてその階段状の園がこんもりとした萩の段に成って居てすがすがしい風景だ
紅白や枝垂れや立ち型の萩が乱立して紅白の波があるようだ
当に、赤い滝枝垂れという表現がぴったりの景だ
植木の庭園でも秋の花達が咲き乱れている
、春や夏の花の事は知らないが一度春にも訪ねてみたいと思っている
そうそう遠くない花の寺、〇祥寺よりはずっと観光主義的でなく控え目の奥ゆかしさがある寺だ
もっと全体のストーリーを考えて写真を撮る癖を付ければ良いのだが、花に魅されて次々と撮って仕舞うのが
良くない、解っているのだが、いざその場に臨むと花が先に成ってしまいうまくゆかない、いい加減で花好爺
も卒業した方が良いのだが、何とかは死ななきゃ治らないという、残念だ
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます