遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

戴き物の子苗が咲く」

2020年07月02日 | 

おはようがんす

喜寿の祝の小旅は意外と良い旅であった

改めて娘の優しさに触れて嬉しさがこみあげて来た、花を愛で、車を愛で、先々の景色を愛で

色色と思わぬことに遭遇して、愉しい旅だ、多くの観光客が遠巻きにして放牧の乳牛を見ている

牛はのんびりと昼寝の最中なのだが、身近に接した事のない人には矢張り脅威の獣だ

そしてそれが何頭も自由に放してあるのだから、、、然し昔自分でも買っていたから懐かしさで

其の一団のまんなかで様子を見、話をしてみた、懐かしい牛の匂いがして五十年も前の記憶が思

い出された

そして近くに住む子供が釣った岩魚も見せてもらったし、、、、

その辺に生えている草を折ってえらの下から差すとこうしてぶら下げても大丈夫なのだと言う

事が咄嗟にできる、山里の子供の知恵とそれを教えた親の心根とがとても暖かく、自然の中で

生きる知恵が、知らず知らずのうちに子供についている、、、、、、

恐らく、一事が万事で、そうした知恵が親から子へ伝承されて親子仲の良い幸せの家庭なのだ

ろうと思った

当に放浪の野良犬も色色な場所を歩いていれば棒に当たる、良し悪しは別として、

古人は良く言ったものだ

予約の旅館に着いた、鄙びた旅館である、部屋は七部屋しかないと聞く、然し風呂は四つある

如何に湯量が多いかが想像できる

半露天風呂にはいってうつらうつらとしていると、梅雨時の夕方の谷底に流れて来た濃霧が

私を包んでいた、一寸先は闇と言った状態で夢の中か映画の中かと思うほどの濃さである

「四万の谷白濁の中何も見えず吾のみ浮かぶ野風呂の中で」、、、、等と言う拙歌ができた

四つの風呂全てに入り、山海の珍味を堪能して、県の補助金をもらって格安の宿泊であった

翌日、夕方迄ぶらぶらして帰宅した

迄日課である百樹園の散策と除草、そして、花達の状況を見に出ると三年ほど前に成ろうか

花友でこさんから戴いた、夕菅が今年初めて咲いた

どうも四個は咲くらしい、、が19本有る内のこれだけが花が咲く迄になった

後に紫の穂花が見える、いったんは覚えた筈の名前なのだが。もう忘れた

我家に以前からある夕菅も咲き始めた、かなりの大株でになったのでこの秋には分割移植を計

画しているが、生きて丈夫でいればの話だが

こうして次々とあの花が咲きこの花が咲き、、、と花を追っている内にもう半年が過ぎた

こうして歳をとって行けたら、花好き爺さんにとっては最高の一生になるだろう

今の此の幸が一日も長く続くことを願ってやまない

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございます (デコ)
2020-07-03 08:09:03
 ユウスゲはある、との事でしたが、大事に育てて下さってありがとうございます。
 こちらでも咲いております。数ある仲間のうちで、色も淡く、最もおとなしい花ですね。夕方が似合います。か弱そうな所が良いですね。
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感謝 (遊童子)
2020-07-03 08:51:07
デコ様
こめんとありがとうございます
夕菅は近くの相馬が原と言う所に沢山ありますが
残念ながら、今は防衛省の演習場になっており立ち入りできません
だから折角増やしても植栽できないのです
他の低灌木や雑木や芒、篠、等の背高の植物が生い茂り年年歳歳花が咲くものは絶滅の道をたどっています
克っては冬に野焼きをしたので背高の物は無かったのですが、今はもう全く絶滅してしまったものばかりでとても残念です
数えきれないほどの花々が咲いていたのですが
時代の流れで仕方が無いのでしょうか
せめてもと、近くの民地に植えておいても今度は盗掘でなくなってしまいます
仕方なく細々と自宅で栽培しています
強い花なのですが、、、残念です
でも少し面倒見ればこんなに咲いてくれると言う事が立証出来て有り難いです
来年はもっと咲いて呉れます
それではまた

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