今夜のお宿は、こちら。15時にはチェックインです。渓流沿いにある一軒宿ですが、ほんとに、ここに来るまでの道沿いは、何もありません。駐車場から宿の裏側を通り正面に出ます。
建物はきれいにメンテされていますが、なかなかの雰囲気です。
こういうところに宿泊できるのは、うれしい限り。
フロント近辺ですが、中に入ると、外から見るのとは大違いで、きれいすぎるくらいです。
写真を撮るのを忘れましたが、このおくに、豪華なステレオとレコードが置かれていました。希望すれば、かけてもらえるのか確認しませんでした。
こちらがお部屋です。12畳くらいです。
昔は、茶室だったとかいう小部屋もあります。荷物置くにはちょうどいいです。
ムササビが住んでいるらしいですが、私たちがいる間には、暴れることがありませんでした。
食事処は、別の個室です。
今回の食事は、山菜満載というコースです。お品書きを見ても、山菜だらけ。お品書きを見て書きましたが、間違えてたらごめんなさい。
野草酒(またたび酒、いかり草酒、山桃酒、アンニンゴ酒のブレンド)
テーブルにたくさん並べられていました。
お酒はこちら。かわいい名前です。
上から左回りに、ふきのとう酢味噌、あざみ油いため、かたくり中華風、行者にんにく、つくしごま風味
ワラビ
うるいのお浸し
お鍋(山うど、こごめ、筍、うるい、鶏肉団子)唯一のお肉です。
こごめ胡桃和え
木の芽(あけびのつるの柔らかいところをお浸しにしたもの)
ぜんまい一本煮
鮎の有頭煮
鯉の洗い
ヤマメ
天ぷら ふきのとう、山竹、こごめ、こしあぶら、やまうどの穂
山菜サラダ(こしあぶら、筍、山うど、かたくり、こごめ)
食べきれなかったご飯は、おにぎりにして部屋食にしました。
お吸い物は、じゅんさいとソーメン
オレンジジュレ
白いんげんの餡に源泉を練りこんだオリジナル白羊羹(お土産用に売ってます)
山菜料理だと、物足りないのかなと思いましたが、これだけ食べるとおなか一杯になります。普段は、なかなか食べられないお料理で、大満足の夕食になりました。
こちらのお風呂は共用。
露天風呂は小さくて、二人はいるのもやっとくらい。
貸切風呂が二種類。宿泊者は、一度予約が可能です。21時すぎ(多分)からは、空いていれば入れる仕組みです。少し離れているので、埋まっているとがっかりですが、今回は、必ずどちらかが空いていました。
内風呂は、二か所とも同じ感じです。
こちらの露天風呂は、立ち湯になっています。130~150センチくらいの深さです。
もう一つの貸切風呂。露天風呂は、共用のところよりも広いです。見晴らしもいい感じです。
朝は早起きして、貸切風呂でのんびり。その後、朝食です。一見、質素に見えますが、一品一品手間をかけたお料理です。ご飯は、普通のご飯のほかにもお粥があります。朝ご飯もヘルシーで、一泊でしたが、身体にいい食事内容です。
このお粥は、源泉で炊き込んだものです。
季節ごとに代わるお料理がありますので、他の季節にも来てみたいところです。冬は、雪も降るので、結構大変な感じはしますが。また来たくなるお宿です。次回は、秋の松茸三昧がいいかな?