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不明のコウノトリ、越前町に

2007-06-03 11:47:15 | ニュース
越前町内の水田に、兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)が放鳥した国の特別天然記念物のコウノトリ一羽が飛来した。今年四月十七日以降、行方が分からなくなっていた一羽で、同公園から約百二十キロ離れた自然豊かな地へ舞い降りた。

 県自然保護課が一日、発表した。同課によると、五月三十日午後一時ごろ、住民が発見、同町を通じて県に連絡があった。翌三十一日と一日も同じ場所にいることが確認され、足に付けた輪の色から、二〇〇五年九月二十四日に同公園が放した雌(六歳)と判明した。

 同課は「静かな里山の中で、水田にカエルなどが豊富なために飛来したのでは。ただ、周辺の水田面積が小さく、長くここにとどまるかは分からない」と話している。コウノトリの背中には発信機が付けられ、同公園が位置を追跡していたが、バッテリーが切れ、四月十六日に豊岡市内で確認されたのを最後に行方不明になっていた。同公園は「一カ月かけ転々とし、越前町に至ったのではないか」と話している。
【日刊県民福井から】Kounotori_1



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