大野でモニュメント再設置 “冬ごもり”していたティラノサウルスの恐竜モニュメントが二十三日、大野市朝日の道の駅九頭竜に戻り、再設置された。 次の冬まで、道の駅のシンボルとして観光客らの目を楽しませる。
モニュメントは、親(全長一二メートル、高さ三・八メートル、重さ四トン)と子(同四・六メートル、同一・八メートル、同一トン)の二体。 一九九六年に近隣の上半原地区でティラノサウルス科の恐竜の歯の化石が発見されたのにちなみ、二〇〇〇年に設置。 電動で動いたり、うなり声をあげたりする仕組みで、その迫力が人気を集めている。
四月初旬から十一月末まで設置されるが、冬季は降雪で機械などが損傷する可能性があるため、メンテナンスを兼ねて岐阜県郡上市の製作会社で保管していた。 今回は、設置から十周年を迎えたことから、シリコン製の皮膚の再塗装といった外観補修だけでなく、骨組みも確認し、細かな動作を演出する機械部品も新調した。
(恐竜博物館) http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/guide/