山下達郎「それも盛りですよ」落語家になっていたかも説に言及 おじからの紹介断った事実明かす
6/12(日) 12:10配信
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TBS安住紳一郎アナ(2021年12月撮影)
シンガー・ソングライター山下達郎(69)が、TBS安住紳一郎アナウンサー(48)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)の12日の放送にゲスト出演し、ミュージシャンでなく“落語家になっていたかもしれなかった”との説に言及した。 【写真】番組収録に参加した山下達郎 音楽への強いこだわりから、山下は自身のエピソードを大げさに語られる「盛り」が多いと主張。そのトーク力と冗舌さについて安住アナが「本当は落語家になる予定が…」との説があることを振ると、山下は「そんなことないです、それも盛りですよ」と笑った。 山下は「僕、落語が好きだったんです。ラジオ世代ですから、小学校に入るときはうちにテレビなかった。全部ラジオだから、落語、浪曲。そういう時代でしたから、落語は僕らの世代からしたら基礎教養なんですよ。寿限無寿限無とか言えますしね、今でも」と説明した。 安住アナは「池之端のお師匠のところに弟子入りする」との話があったと言及。山下は「それも盛ってる」と笑いつつ「小学校4年くらいの時に、漫画があって(付録用に)テープレコーダーを買ったんです。おまけで付いてたのが(柳家)小さん師匠とか(三遊亭)圓生師匠とかの落語でね。見よう見まねでマネしてたら、僕のおじがいましてね。自衛隊の人なんですけど。その人が懇意にしてたのが、柳家三亀松という都々逸の師匠でね。その人に、『うちのおいっ子でうまいのがいるから、弟子にしてやってくんねえか』って言ったんですよ」と、実際におじから師匠に紹介があったことを明かした。 山下は「そこから先は2説分かれるんです」と説明。その師匠が山下のおじに対し「隊長さん、それはおよしなさい。私は清元7年、常磐津7年、長唄7年習って、そういう苦労をこれからの子供にさせちゃダメだって、言った」という説と「清元7年、常磐津7年、長唄7年。それを親が負担するなら、子飼いの弟子にしてやる」という説があるとし、「いずれにせよ、うちのオヤジが『冗談じゃない』って断った」と、結末を明かした。
ただ山下は「イフ(もしも)、その時にあれしてたら、向島のどこかで三味線弾いてたかもしれない」と、落語家や漫談家になっていた可能性は否定せず。安住アナが「盛っていると言うけど、結構ぎりぎりの線まで行ってましたよ。お父さんが『池之端の師匠にお世話になるか』って言ってたら…」とツッこむと、山下は「なきにしもあらずですけどね。嫌いじゃなかったですし」と苦笑いしながら認めた。 山下はさらに「ライブで、夜寝るときは必ず落語」との習性も告白。「バンドのメンバーが何を持ってるのと聞いてきて、全部落語で腰抜かした。それは盛ってないです」と笑い「落語はいいんですよ、言霊が。安眠できる。特に志ん生師匠とか、ああいう人の声って、アナウンサーの方はよくおわかりになるでしょ」。さらに、「安住さんのトーン、癒やされるな、と」と声をほめると、安住アナは「いやいや、そうなってるといいんですが」とタジタジだった。
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