
二日目!三ツ蔵へ参上♪
実はあの蔵に写る道は蔵の裏側の道なんだと現地を見て知りました。
おさしんを撮る為にウロウロしてたら地元御夫婦に会えました!大体定番トークから始まります(笑)まず「何処から来たの?」とご夫婦…「神奈川県の横浜です」とバイク馬鹿…そこからお話を色々と聞けました!
お二人共々昭和五年呉生まれでリアルにあの時代につながる御夫婦に遭遇出来てテンション上がるバイク馬鹿!
お互い隣街位の距離で生まれて育ちお見合い結婚でお互いに顔も知らなかったしそれが普通の事だったと言っておられましたが、そう思うと子供の頃にすずに助けられた周作は大人になってもすずを想い続け遠くに住むすずをわざわざ見つけて射止めたんですから大したもんだと思います♪
周作にとっては自由意思の恋愛結婚。姉の径子も自由意思の恋愛結婚だしその時代にしては大した姉と弟でそれを許した北條夫妻も大したもんだと思います♪
水原くん残念!周作の一途さに感服です。一人ボーッとしていたすずはモテモテだったのですね(笑)
御夫婦の話に戻りますが11才で開戦をむかえて奥様は徳島に疎開をされていたそうでその頃の呉の記憶は無いそうで帰ってきたら焼け野原で何にも無かったそうです。呉空襲は映画の中にあるシーンと同じだった様でまず照明弾を落とし明るくして攻撃箇所を確認してから爆撃していったと奥様も大人達から聞いたそうです。御主人も小学校卒業と同時に終戦間際には学徒動員令で徴用されたそうで呉は軍港でたくさんの水兵さんがいて蔵近くの平坦な土地には士官の大きな別宅が有ったそうで士官の別宅はみんな立派な門構えだったとの事。
また蔵の裏側にあたる写真の道下には川が流れており当時は人が一人通れる位のもっと狭い通路だったそうで今は川の上にコンクリート蓋をして現在の姿になったそうです。
因みに映画は観られましたか?と質問したら…まだ観てないとの事。お足が悪い奥様は杖を突きながら歩いておられましたし御主人様は耳がかなり遠いので常に奥様が耳横で私の質問を伝えておられましたし中々難しいのでしょうね。
でも近所の方から観たかと言われてる様です!のんちゃん!監督!お薦めしときましたよ♪
せっかく映画のおかげで観光で遠くから来られる方々が居るのならもっとお店を開けなきゃ駄目だとか入船山記念館も休みの時程開けなきゃ駄目だとか私の事を気にかけてくれてありがとうございました。
地元の方の話は力強いしたくさん話が聞けて楽しかった♪御夫婦と別れてのんちゃんが歩いてた脇道を歩いたりしてからその場を後にしました。
目指すは倉橋島!
御夫婦様♪ありがとうございました!いつまでもお元気で!