もりりんさんへ

もりりんさんへ

訪ねて来られたらと思い書いておきますね！

私もバイク事故いくつもあります。運転してる以上必ず事故は起こり避ける事は出来ないと覚悟して乗る事が大切です。

バイクだけと言うわけでは有りませんがバイクは体が衝突した自動車や大型車、だけでなく自爆(自ら起こす単独事故)で道路、壁、電柱、対向車、崖、ガードレールなどに衝突すれば即命を奪いかねない事になるのはご存知の通りです。

道路上に小さな物が落ちてるだけでも対処によっては大怪我につながります。

ですから事故は起きる前提として安全対策の徹底が必要です。速度が出ていなくても事故を起こせば体は路上に投げ出され後続車や対向車によって命を奪われかねないのもバイクの宿命。
私の家は父が若い頃バイクに乗っていましたし七歳年上の兄もバイクに乗ってました。今も現役で乗ってます。小さい頃からバイクが周りに有り自分が乗るのも当たり前だと育ちました。
これから書く事は私の経験です、参考になる事が有れば幸いです。

私の父は、私がバイクを黙って借りて乗ったり整備が行き届いていないバイクを乗ったりして事故をして死なれたり誰かを怪我させたり死なせたら後悔すると人のバイクで死なれる位なら自ら与えたバイクでとバイクは買い与えられました。
若い頃父によく言われました。｢お前がバイクで出掛けた時はいつも覚悟しているお前も覚悟しなさい、もう生きてここには２度と帰れないと一度思ってから行きなさい｣と言われました。

服装は特に厳しく言われました。また｢二人乗りは大切な友達や大切な人の命をお前が奪う事になりかねずその家族にお前が何をしても一生償えない事になる、大切な人なんだとよく考えればわかるはずだ｣と言われました。｢乗せて欲しいと言われても断る勇気が本当の友達だ｣とも言われました。

大切な息子さんの事ですから安全対策をご家族でよく話し合って下さい。今はたくさんの安全対策装備品が有ります。是非一度だけでもバイク用品専門店を息子さんと訪ねて下さい！

乗るからには安全対策をしっかりして乗って欲しいのです。

私はこの歳までにバイクで７人の大切な友達や知人を亡くしてます。それなのに何故まだ乗るのかと言われると返す言葉は無いのですが彼らとバイクで一緒に過ごした時間は今も１人１人キラキラとした笑顔で思い出します。

息子さんの無事故を祈ってます。