父想う。

最近はベビーマッサージのお仕事を少し休み、充電中です。


家族と過ごしたり、家族の絆を見つめ直すいい時間を過ごしてます。


タレントの北斗さんの乳癌、
川島なおみさんの死去、なんだか、
芸能界で命の尊さを考えさせられることが多いですね。


家族、パートナー、友だちの支えでどれだけ前向きで生きていけるか。
人の人生の豊かさは長さではない、どう生きてきたかだと思います。


今日は最愛の父の69歳の誕生日。
四年前に他界していき、たくさんの愛を注いでくれた人。


長崎くんちの中日、キンモクセイの香りがしてくると父を思い出します。


我が家の大家さんが植木屋さんに台風で倒れかけたキンモクセイの木を切ってしまうように依頼があり、たまたま今日の父の誕生日に切らなくてはならなくなりました。


息子のマチャは号泣、まるでおじいちゃんとの別れを惜しむように、、、


植木屋さんはマチャの想いを汲み取り、盆栽を置ける台にできるようにキンモクセイの木を切ってくれました。




お隣さんからは父が大好きだった手作りの餡もちをいただきました。


こんな日ってあるんですね～。
マチャが先日行った修学旅行のホテルでもらって来たお茶パックと一緒に（笑）。
誕生日のお祝いです。


父を想いながらいただきました。


マチャはおじいちゃんを想いいただきました。


庭木の剪定をしてくださった植木屋さんは昭和7年一月生まれ。
そう、戦争を体験されてきた日本を守ってきた先輩です。
たくさんの仲間を失い、我が身を捧げる直前の終戦。
それは私たちの想像をはるかに超える苦しみです。
自分は何かと模索し、自暴自棄になったこともあるそうです。
今同じ空を縁側で見上げ、笑顔で日向ぼっこをしていられるのは、命のつながりとあの日空で亡くならなかった命があるからなんですよね。
優しい笑顔の裏には楽しいことばかりではなく、たくさんの涙、苦しみ、怒りを経験
されてることでしょう。


私に出来ることなんだろう、、
一期一会。
１日１日を大切に、、両親からいただいた命を無駄にしないように出逢った人の縁も大切にしていきたいと、亡き父を想い、誓います。