ロイヤルセラピスト協会指定スクールhappy ice cream

自宅でのレッスンや出張レッスンとお客様のニーズに合ったやり方で関われる少人数制のサロンです。

肌の色は違っても。

2015-06-09 09:06:41 | インポート
みなさん、梅雨入りの季節ですね~。
体調も崩しやすくなります。


でも庭木が生き生き輝いてます。
紫陽花の季節、色付きはじめましたね。
嬉しくなってきます。

実家の庭のぐみの実が赤く熟して、季節をいただきました。


じめじめする梅雨の中ですが、6年生になった息子マチャからこんなエピソードを聞いて、なんだか息子の成長を嬉しく思い、そうだ!そうだ!これなんだ!と改めて大切な事を学ばせてもらったエピソードをご紹介したいと思います。


マチャの通う小学校で6年生が1年生に授業が始まる前に読み聞かせをしているそうです。
ママたちボランティアの読み聞かせをしている私たちにとっては、嬉しいお話しです。


先日行われた運動会で「マチャにいちゃん!」と駆け寄ってくる1年生。


最近はよく1年生と交流する機会が増えてるようです。
その中の一人の男の子はハーフで、パパの肌の色を引き継いで黒の強い肌のようです。
マチャがとっても可愛がってるLくん。
Lくんがガーゼを貼って怪我をしていたそうで、「どうしたの?」と尋ねると「お友達がお風呂に入ってないから黒いんじゃない?汚れを落としてきたら?って言われたから、擦ってみたんだけど、綺麗にならなかったんだ。擦りすぎちゃって血が出ちゃった。」と照れながら話してくれたそうです。
マチャは何って言ったの?


気になるでしょ?
こう話したそうです。「君はラッキーボーイなんだよ!
この肌の色は日本人のママと外国人のパパとの間に産まれた貴重な君だけの色なんだよ。
お兄ちゃんはすごく憧れてる色なんだよ。
いいなぁ~、かっこいい色だよ。
だから堂々としてたらいいんだよ!」って。
確かに、憧れのスターに黒人がいますからね~マチャには。(笑)


Lくんが友だちにマチャにいちゃんにこの肌の色を羨ましいって言われたよ!と見せに行き、友だちはマチャにいちゃんに羨ましがられたことを羨ましがってたそうです。
輪の中に彼が輝く姿を見て、素敵だなって思えたそうです。


イメージの中ですが、子どもの世界はシビアだけど、本当に素直で宝石の原石だなぁと感じます。


肌の色は違っても、文化が違っても、共感したり助けあったり、認め合うことでまた世界は輝くはず。
マチャにいちゃんはひとりっ子だけど、憧れのお兄ちゃんやお姉ちゃん、素敵な仲間に可愛い弟妹に恵まれて育っています。


私もなかなか大人になっても成長していませんが、マチャのママにさせてもらい、成長させてもらいます(笑)


父が眠るお寺の副住職さんが毎月書かれる言葉と絵が素晴らしく、楽しみにしています。
ちょっとご紹介。

功徳(くどく)と回向(えこう)


世の中に唾を吐いても世の中は変わらない。
でも自分を変えることはできる。


自分と向き合う事で自身に魅力がついてくる。 これを功徳という。


その魅力にひかれてやがて世の中が変わりだす。 これを回向という。


なんだか、この言葉とマチャにいちゃんの行動とリンクしてしまい、ついつい書いてしまいました。


そうありたい、そうなりたい!と思いながら、人生の一歩をまた今日も踏み出してみようと思う朝です。