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おかんのリュック

「遊ぶ子どもを縁側で お茶をすすって見ていたい」
こんな夢を描いて生きる日々をつづります。

遊びを考えた家づくり

2009年03月18日 15時29分53秒 | 設計

孫が遊びにくると思う事があります。
とびまわれる空間、走り回れるスペース。

今の家は貴重だと感じます。

家の中で暴れちゃいけません!走っちゃいけません!
私も小さい時怒られた記憶もあります。

でもでも、雨の日一日じっとしているなんて耐えられません。
それが小さい子どもです。
今住宅は狭い敷地に、工夫してよう建てたなぁといった感心させられるものがたくさんあります。
昔と比べて、和室はなくなり洋室が主流。
押入の代わりにクレーゼットや納戸があり、部屋は一部屋一部屋独立。
当然押し入れのある和室はないのですから、鴨居などありません。
天袋と言われる物入れもなくなりました。

でも、ちょっと思い出してみると、押入に隠れたり、鴨居に足をかけて天井にぴったり張り付いてかくれんぼをした思い出があります。
押入の布団の中に隠れてそのまま眠ってしまったりと。
家の中も実は子どもにとってはいい遊び場だったのです。

「さぁさぁ、おうちの中で鬼ごっこして遊びなさい」と奨励しているわけでは決してありません。
でも、家の中にいても隣や階下、階上の住人に気を遣いながら日々生活しているのが今の若い家族の現状です。

たまに孫が遊びに来る家。子どもがのびのびと、子どもらしくいられる住宅作りを考えています。