おかんのリュック

「遊ぶ子どもを縁側で お茶をすすって見ていたい」
こんな夢を描いて生きる日々をつづります。

こんなことって…

2011年06月07日 10時18分31秒 | その他



日本冒険遊び場づくり協会の総会出席のため、名古屋に出かけた日
名古屋駅でとてもショックな光景を目にした。

三歳くらいの男の子の横を通り過ぎようとしたその時。
まっすぐ前を向く私の視界の隅に入ってきた。

リード??!!

びっくりしてしばらく行ってから振り返ってみた。
親子三人。

その子どもの背中から紐が出ていて、お母さんがその紐を持っている。
ちょうどリュックを背負うようにその紐のついたバンドみたいなものを
子どもが着ている。

チョロチョロとあちこち動き回る歳はわかる。
でも、何で手を繋がないの!!
ペットじゃあるまいし。

こんなのが売られているんだ。
そして買う人がいるんだ。

何だかこの子どもの将来が見えるようで悲しかった。

家を失った猫

2011年06月06日 23時47分39秒 | その他

支援物資を届けに東松島市に行った帰り、
奥松島の半島の先端、月浜に寄りました。
どこもどこも津波被害の跡は言葉を失います。

この状況を目の当たりにすると
復興の光は見えません。



ひっそりと静まりかえった海水浴場。
きれいな場所だったことがうかがわれます。



誰もいない民宿です。

車が停車すると猫が近づいてきました。



泣き声はしゃがれ、力もありません。
でも、鳴きながら近づいてきます。

誰もいなくなったこの場所で、どうやって生きているのでしょう。

お腹が空いているのだと思いました。
自分の家の猫を思いました。

ごめんね、いっときだけの空腹の満たしにしかならないけれど。
もっていたパンをちぎって置きました。
すかさず寄ってきて、でも、銜えて物陰にいきました。

何もしないよ、いっぱいお食べ

こう声をかけずにはいられませんでした。