明日晴れたら...自転車に乗ろうよ♪

三度の飯と競輪大好き☆つけ麺と時々うどんと競輪について
主戦場はG戦とFⅠ戦 近畿勢と健気に頑張ってる選手が好き☆

第67回日本選手権競輪@名古屋だがや~その3

2014年03月26日 | KEIRIN☆LOVE
いよいよ優勝戦ですヽ(^▽^@)ノ

名古屋競輪場の北西門(ほんとは北東と思うけど)の西側に選手の入り口があるんです。
宿舎が競輪場内にないようなので連日選手がバスに乗ってやって来ます。
手を振ると振りかえしてくれる選手とか居てそれが結構嬉しかったりするんです。
入り待ちのファンの人もたくさんいらっしゃいました☆

さてさて泣いても笑っても今日ですべてが決まります。
競輪場に行くと忙しくて時間があっという間に過ぎてしまいます。
今回は行く前にポチった電投の3連単が当たったのみだったので
最終日は気合入れて予想しました。
5日間の結果は展開が我ら向きのレースにならなかったのですが
最終日はいつもの予想で当たりの雰囲気をつかめて来たので
予想するのも楽しくなって来ましたヽ(^▽^@)ノ

イベントも盛りだくさんであれこれ見たかったのですが、とにかく時間がない!!
名古屋は予想屋さんがすごく盛況でした。早朝予想会で話を聞いてみると
予想屋さんの話も面白かったし、人気があるのもうなづける気がしました。

優勝戦の選手インタビューの様子☆

丸坊主にした深谷くんに「中学生みたいだがや」と声援が送られてました♪


村上お兄ちゃんヽ(^▽^@)ノとにかく頑張れ!!

今回は武田選手と村上お兄ちゃんへの声援がとにかく凄かったです。
名古屋なので深谷くんとか金子選手が地元なんだけど足元にも及んでなかった。
ファンの人たちにとってはそれだけ彼らが大事な選手だってことだと思うと嬉しかった。

バンクで見てると地元のおじさん達と色々お話させてもらいました。
立川談志似のおじさんは年末からの騒動について
詳しく説明してくれたし、近畿の選手ばっかり応援してたから「大阪から来たんか?」
と聞いてくれたおじいさんは昔の旅打ちの話をしてくれました。

西宮はノミ屋がきっちりしてたんや!!!

とノミ屋さんの話を教えてくれました。ちなみにノミ行為は禁止ですよ(≧з≦)ノ
ガサ入れが来てパクられそうになったときは、ガードして逃がしてくれたり
行くって言ったら宿の手配をしてくれたり、ちゃんとしとった。と教えてくれました。
そういう昔話を聞くのも結構楽しいんですよ。

優勝戦は始まる前から場内は大歓声でした。

入場する村上お兄ちゃん☆


発走機で、稲垣選手、お兄ちゃん、武田選手☆

周回中は途切れることなく声援が送られていました。
一瞬たりとも見逃さないと思って声を掛けながらずっと見守っていました。
稲垣選手が早めに仕掛けて、平原選手が予定通り中団を確保!!
深谷くんは想像通りの8番手、平原選手は最終周回ホームあたりから仕掛ける。
博幸選手がブロック!!お兄ちゃん渾身の番手捲り。今思い出しても泣けて来る。
稲翔くんがしっかりと後ろでガードして近畿ラインを守ってくれていた。

4角でお兄ちゃん、武田選手、後ろから捲って来た深谷くんが3人並んで
すごい勢いでゴールめがけて突入して来た。

兄が勝った。周りの人はみんな泣いてた。

拍手と歓声が鳴りやまないバンク。私も感動して泣いてしまった。
競輪はお金を掛けてるギャンブルだからレース内容とかどうでもいい話なんですよ。
だけどその選手の生き様が如実にレースに表れ、ファンの心をグッと掴むんです。
特に村上義弘選手は心で走る選手で、絶対にファンの思いを無駄にしない。
勝っても負けても内容のあるレースを魅せてくれるんです。

博幸選手と一緒に場内を1周した後、一人でウイニングラン☆最高の瞬間でした。
本当に良かった。年明けからまともに練習も出来てなかったと思うけど
いいレースを魅せたい一心で駆け抜けてくれた。その気持ちと結果が最高に嬉しかった。


引き上げの時抱擁する村上兄弟♪

二段掛けって案外決まらないんですよ。近畿勢は阿吽の呼吸でそれをやってのけた。
信頼感のなせる業だと思う。本当に素晴らしいレースだったと思う。
競輪場へ行き出して約3年。こんなに感動したことはなかった。
きっとこの先もこれ以上のレースを見ることはないんじゃないかって言うくらい
最高のレースだった。選手みんなに心からありがとうと言いたいです。

以下優勝戦出場メンバーのコメント
武田選手
グランプリ以上の興奮だった。平原くんと僕でダメなのなら
今日の近畿ラインには誰も適わない。

平原選手
村上さんが出る前にと思って全開で踏んだけど
タイミング、スピード共に合ってしまい並ぶことも出来なかった。

博幸選手
ものすごいスピードで2センターで追走一杯になっていた。
兄と武田さんのオーラが凄かった。

稲翔選手
前の三人との足の違いを痛感しましたが直線は思い切り踏みました。
こんなレベルで勝負できるようになりたいです。良い経験になりました。

内藤選手
準決で経験したスピードとは全く次元が違いました。
練習しなおして来ます。

成田選手
深谷くんについては行けたが完全に力不足。
勝負する脚は残っていなかった。
北日本で今節の近畿勢のようなレースがしたい。

稲垣選手
近畿ラインの思いを背負ってタイミングだけに気を付けて思い切り先行した。
最高の先行だったと思う。

深谷くん
負けたけど生涯最高のレースを経験した。
こんな素晴らしい選手と半年、一年レースが出来ないなんていったい誰が得をするのか?
選手を守るべき選手会は何をやってるのでしょう。選手みんなで声を上げたい。

あの最高の場に立ち会えたことに感謝です☆