西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1251 【オーバーツーリズム】

2024-06-06 20:58:26 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は19時に仕事を終えて帰ってきました。
通常の18時で終わって帰る時は、もちろんまだ明るいのですが、20時過ぎまで仕事して帰ると辺りは暗くなっています。
今日、19時という中途半端な時間に仕事を終えて仕事場を出たら、18時に出た時と変わらず明るい。

それもそのはず。もう6月。後半には『夏至』です。
ちなみに、今日の福岡市の日の入り時刻は、19時26分とのことです。
季節は進んでいますね。ふと「季節」を感じました。

【オーバーツーリスム】
今、インバウンドの外国からの観光客などの増加で、『オーバーツーリスム』の問題が出てきています。
また、インバウンド観光客による『迷惑行為』なども問題になっています。

まず、『インバウンド観光客』の増加で、宿泊施設がなかなかとれず、値段も高騰してきています。宿泊業も御多分にもれず人手不足の状況で、部屋数全体を稼働せきないケースもあり、宿泊施設の不足も叫ばれています。

同様に、交通機関の問題も。
京都では、バスの混雑が問題となり、「観光特急バス」を運行し、観光客と市民の利用を分離しようという試みが始まっています。

こういった、『オーバーツーリズム』の問題の他に、『インバウンド観光客』のマナーの問題もあちこちで起きています。

先日、テレビのニュースでやっていたのが、「京都の祇園の私道入り口に『私道につき通行禁止』の外国人向けの看板を設置した」というものです。
祇園の細い道(私道)に、外国人観光客が勝手に入りこんで、大勢で歩いたり写真を撮ったりして、場合によっては勝手に敷地内に侵入したり、住民の『迷惑』になっているとのこと。

そのニュースで放送された動画では、外国人観光客が『舞妓さん』の写真を執拗に撮っているすがた。『舞妓さん』の前に走り、正面に向かって近距離でカメラで撮影。また追いかけてと。『舞妓さん』はいやがっているのにです。
こんな迷惑行為が頻繁にあるようです。

ニュースで有名になったのが、山梨県富士河口湖町の通称『富士山ローソン』。外国人観光客が押しかけ、前の道路を縦横無尽に歩いたり、周辺住民のことを考えない行動をとったり。
それで、町が苦肉の策として「黒幕」を張ったのですが。
その「黒幕」に10か所ほどの直系1cm程度の穴があけられていたとのこと。町では、より強度の強いものに変える検討をしているとのことですが。

ここがダメだと、他の場所へ。
中には、「日本の外国人向けのツアーバスを運行する中小のバス会社では、別なところの「ローソン」をコースに組み込んでいるとか。

また、歩道橋越しとか、野球場越しとか。
歩道橋の方は、横を通る道路の中央分離帯に立って写真を撮る外国人もいるようで。万一、事故が起きたら、車の方が重い責任を負うことになるのですが。

「富士山ローソン」の「黒幕」が張られた時の外国人観光客へのインタニューで、「マナーを守らないといけない。」「周辺に迷惑をかけているからこうなるのだろうから、それは仕方ないこと」という意見もあれば。
一言、『馬鹿げている』と言った人も。
旅行先のルールを守ることは最低限のマナー。
事前にある程度は調べておくべきではないでしょうか。

新宿区が、区の条例で、「新宿区内の中心部の指定の地域内での『路上飲み』を通年で禁止する」という検討がされているとのこと。
『ハロウィン』の時などが問題となり、区長が『来ないでください』とまで発言したこともありました。それらの人が集まる時期には『路上飲み禁止』や『アルコールの販売自粛』などを行っていたのですが、今は、毎日のように大勢の『路上飲み』が居るようで、パトロールをしても減らないようです。

ただ、今は役7割が『外国人』とのこと。
その理由はSNS。SNSで『渋谷で路上飲み』する写真や、『飲みすぎて寝てしまっている人』の写真が掲載され、外国人からは『路上飲みができる治安のいい場所』(路上で寝ても、荷物や財布を盗まれたり、危険な目にあうことがあまりない)という認識が広まってしまっているようです。

日本の「治安の良さ」は、外国人からすると驚きでもあるのでしょう。それは嬉しいことです。日本の警察の『交番(KOBAN)』というシステムも、輸出されている(参考にされている)国もあります。

ただ、「誤った認識」をされてしまうと、それを払拭するのは大変です。
特に、今は『歴史的な円安』で、外国からの観光客も気やすい状況になっています。

先日、『靖国神社』の石碑に、「トイレ」などとの落書きがされた事件がありました。書いたのは中国人旅行客。
その中国人をインタビューした様子が報道番組で流れていましたが、これは意図的なもの。『福島第一原発の核汚染水の海洋投棄』への反対の意思表示だと答えていましたが、これは、中国国内での中国政府の物言い。
その主張をやめることはなく、「日本産水産物の輸入禁止」措置は継続されたままです。先日の日中韓首脳会談の際の日中首脳会談でも、中国はやめる気配はありません。
ただ、中国外務省の報道官は、「靖国神社が戦犯も祀っているとこだ」との批判を述べた上で、海外に行く中国人に対して「相手国のルールを守り、冷静な行動を」と呼びかけました。がポースかな?

観光客がたくさん来てくれることは、コロナで打撃を受けた宿泊業、交通機関などを始め、上向いてきているところは多いと思いますが、その反面、一般の人が迷惑をこうむる場面も増えてきているようです。

ルールを守ってくれることを願います。

では、また。


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