22日(火) 第3講座は放射能防護学の第一人者 日本大学歯学部准教授の野口邦和先生の福島原発事故の8か月を振り返って」でした。
放射能の基礎的な知識から、放射性物質が生物や人体に及ぼす影響やその対応策等大変具体的にわかりやすく教えていただきました。細かい内容についてはこのブログではなかなか伝えきれないと思いますので、是非先生の著書「放射能からママと子どもを守る本}をお読みいただいたらと思います。 やはり、風評に惑わされることなくしっかりと自分なりに知識を身につけることが大切です。
第4講座は 東日本大震災と日本の復興ということで、茨城県高萩市の草間吉夫市長が被害状況とその後の復興の取り組みについてお話しされました。
もうお一人は、南相馬市の桜井勝延市長です。人口7万人だった市が津波と原発事故の影響で一時期には人口が1万人にまでなり、8か月たった今でもまだ4万人の住民しか戻れていないなどの厳しい現状をお話しいただきました。 市長はまだまだ、平時には戻れておらず、復旧復興はこれからです。作業服を脱げる状態ではないのです・・・」とのことで、現場での大変さがひしひしと伝わってきました。
堤防を越えて町に押し寄せる津波の様子。
小学校の校庭に打ち上げられたがれきや船。
気仙沼出身の衆議院議員 小野寺五典氏からも気仙沼の報告があり、福岡政行氏との4人によるまとめもありました。
政府の対応の不手際や、現場に即した対応がなされていないことなど多くの今後の課題が浮き彫りにされました。 私たちもいつ起こるかわからない災害に対してさらなる備えとこの震災の痛ましい教訓を忘れてはならないと改めて感じました。
23日(水)セミナー最後の報告はまたあすにでもいたします。
24日~25日は わかやま女性議員の会で福島県の視察にまいります。
土井 ゆみこ (32-5207)
ーわかりやすい言葉で政治を伝えますー
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