10月31日(月) 高野山大学松下講堂黎明館において、ダライ・ラマ法王14世の特別法話がありました。 高野山大学創立125周年を記念して招かれたもので、法王が高野山大学を訪問されるのは昭和55年以来約30年ぶりとのことです。
今回の来訪は真言密教とチベット密教が相互に学術と文化の交流を深め、両密教が目指す世界平和の思想などを学習することをも目的としているとのことです。この日は、約850人が高野山官長 松長 有慶氏と法王が、青年僧などの質問に答える形で行われました。
法王は「ライトがあまりにもまぶしくて、よく客席が見えない。皆さんのお顔がよく見えるように、サンバイザーをつけることを許してくださいね。」 と茶目っ気たっぷりに話され、サンバイザーをつけて、お話をされました。 会場からの質問には、愛と慈悲の心を高めていくことの大切さなどを話されました。 また、あらゆる生き物がすべてつながっているという考え方や輪廻転生、利他、他の人に対する思いやりを教育を通して浸透していくことの大切さ等のお話も大変共感いたしました。
法王は30日の大阪、31日から3日まで高野山の後 東日本大震災の被災地を訪れ、祈りを捧げ交流や法話も行われる予定です。
当日は、会場の入場時には金属探知機での検査やペットボトル類などの持ち込みが規制されるなど大変厳重でした。もちろん、会場内にはカメラや録音機器の持ち込みも規制されていましたので、私のこの写真もプレス関係の方からご提供いただきました。
おそらく もう二度とお会いする機会がないであろう、ダライ・ラマ14世と同じ会場で同じ空気を吸い、同じ時間を共有出来たことは、私にとってはとても感激でした!!
土井 ゆみこ(32-5207)
-子どもたちの笑顔を大切にしますー
みんなのまちはみんなでつくろう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます