21日~23日まで東京の青年会館で開催された、「清渓セミナー」に参加していました。
3日目は三重県松阪市長の山中光茂氏による「みんなで創る市民分権のまちづくり」です。
松阪市では人口減少や少子高齢化、また、行政内では税収の確保の減少や、職員数の減少などを受け、今までの地域のしくみや市の仕組みを変えようと、地域主体の地域づくりを進めていこうと各小学校区ごとを基準に『地域協議会』をつくり地域住民主体の地域づくりを進めているとのことでした。
地域協議会は自治会や学校、PTA,老人会、公民館、事業所、NPO等様々な住民で構成するもので、その地域ごとに様々なアイデアを出し合いながらユニークな事業をすすめているとのことでした、そしてそのことは地域住民の声が反映されることで地域づくりへの参加意欲を高めることにつながっているとのことでした。
また、いままで各地域の団体や等に補助金として行政からお渡ししていたお金を一括の交付金という形に変え、各住民協議会でそのお金の使い道を協議していただき使っていくとのことでした。
この住民協議会も最初はなかなか、浸透しにくかったようですが今では徐々に各地域で浸透し、地域ごとに様々な取り組みが盛んに行われ、住民自治が充実しつつあるとのことです。
橋本市においても、行政からの画一的なトップダウンの政策提言や自治会の一部の声による政策決定ではないこのような、住民協議会のような本当の意味での市民の声が届く政治が望まれていると思います。 是非今度は松坂市を視察させていただき、橋本市にも取り入れてゆく参考にさせていただきたいと感じました。
土井 ゆみこ (32-5207)
-市民と行政との情報の共有につとめますー
みんなのまちはみんなでつくろう!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます