東京練馬の奥でヨガ教室を世話してくれた人がいた
住まいは茨城 常磐線である
しかもその教室の生徒さんは数人
一人で行きゃいいのに ☆を同伴させる
■の年収 年間定期代30万を入れて110万のくせして
毎回会場費だけで5000円の赤字だった
毎週である
もちろん☆のお給料から補填する。
その勤めも「女は家に居るのが幸せ」と
すでに辞表を出させられていた。
本日は自転車の話である
わき見運転は 命にかかわる
ヨーガ教室の日は (ヨガ)ではないのだそうだ
練馬から高田馬場に出て山手線に乗りかえ
上野から常磐線に乗る
佐貫を降りるころは日が変わる時間になる
カーブはあっても角のないレース場のような道
車道に降りて自転車用の白い線のセンターよりを
バイクを追って走った
この位置は左右に余裕たっぷりでつまずくことはない
ただただ先方のバイクのライトと白い線を見つめ
ほかには何一つ見ない
バイクが止まった
■「もっと速く走れないかな」
☆「精一杯こいでいる」
■;ちょっと待って こうすればいい
すばらしいアイディアに大喜びでのようす
バイクからロープをはずして持ってくる
☆・・・ギョッ
■;引っ張れば速くなる
☆;危ないじゃない
■;大丈夫 ゆっくり走るから
☆;大丈夫なわけない
大丈夫 には 「自分は」とつけるべきだ
■は自転車とバイクをつなぎさっさと戻る
☆は不安を覚えるより一点集中
すばらしいアイディアに口を挟んでも
むなしい時間が過ぎるだけ
センターよりを走るバイクに引っ張られ
白い線の見えなくなった舗装道路の
懐中電灯が当たる部分にすべての力を注いだ
矢のように飛ぶごま塩のような道
わずかな凸凹で宙を飛ぶ
飛んだら落ちる
落ちたらひっくり返らないようにバランスをとる
取る暇などない
ベルトコンベアは ふらっと来ても泊まらない
止まってといっても聞こえない
ブレーキをかけたらひっくり返る
コレは凍った道を走る自動車の鉄則だ
父に聞いた言葉がよぎってブレーキは掛けない
ただただ必死に体制を立てていた
やっと声が届いてバイクが止まる
☆「無理だ」
■;そんなことはない
もっとゆっくり走るから
☆;引っ張られる自転車に乗ったことあるの
■;あるわけないだろう コレが初めてだ
大丈夫だから
引っ張るのだって初めてだ、が正解だろうが!
バイクはちょっとスピードを落として動き出した
何も変わらない
一生分の集中力を使い果たした
と思ったほどの永遠の時間
実際はほんのちょっとなのだろう
だって 生きているから
バイクが止まり■が降りてきた
ロープをはずしながら
■;ゆっくり走るのがたいへんだ
あの時死んでしまえばよかった
結婚早々視覚障害者を自転車に乗せ
バイクで引っ張って死亡させた
前代未聞のあきれた行為
しかも 理由が ただ速く家に帰りたいから
自転車はバイクより遅いから
引っ張れば速く走ると思ったから
その日限りで絶対拒否の行為は
■が家に帰る時間の短縮を助けることはなかった
無傷で終わったために 反省することもない
反省する根拠がまったくない
人の命をおもちゃにしたとは思っていないのだから
似たようなことが繰り返される
死ねばよかった
指も腕も足もひとつも掛けていないけど
今でも 時々思う
命と引き換えにでも
「ザマァミロ」と訴えたい
その思いが29年たった今でもくすぶっている
住まいは茨城 常磐線である
しかもその教室の生徒さんは数人
一人で行きゃいいのに ☆を同伴させる
■の年収 年間定期代30万を入れて110万のくせして
毎回会場費だけで5000円の赤字だった
毎週である
もちろん☆のお給料から補填する。
その勤めも「女は家に居るのが幸せ」と
すでに辞表を出させられていた。
本日は自転車の話である
わき見運転は 命にかかわる
ヨーガ教室の日は (ヨガ)ではないのだそうだ
練馬から高田馬場に出て山手線に乗りかえ
上野から常磐線に乗る
佐貫を降りるころは日が変わる時間になる
カーブはあっても角のないレース場のような道
車道に降りて自転車用の白い線のセンターよりを
バイクを追って走った
この位置は左右に余裕たっぷりでつまずくことはない
ただただ先方のバイクのライトと白い線を見つめ
ほかには何一つ見ない
バイクが止まった
■「もっと速く走れないかな」
☆「精一杯こいでいる」
■;ちょっと待って こうすればいい
すばらしいアイディアに大喜びでのようす
バイクからロープをはずして持ってくる
☆・・・ギョッ
■;引っ張れば速くなる
☆;危ないじゃない
■;大丈夫 ゆっくり走るから
☆;大丈夫なわけない
大丈夫 には 「自分は」とつけるべきだ
■は自転車とバイクをつなぎさっさと戻る
☆は不安を覚えるより一点集中
すばらしいアイディアに口を挟んでも
むなしい時間が過ぎるだけ
センターよりを走るバイクに引っ張られ
白い線の見えなくなった舗装道路の
懐中電灯が当たる部分にすべての力を注いだ
矢のように飛ぶごま塩のような道
わずかな凸凹で宙を飛ぶ
飛んだら落ちる
落ちたらひっくり返らないようにバランスをとる
取る暇などない
ベルトコンベアは ふらっと来ても泊まらない
止まってといっても聞こえない
ブレーキをかけたらひっくり返る
コレは凍った道を走る自動車の鉄則だ
父に聞いた言葉がよぎってブレーキは掛けない
ただただ必死に体制を立てていた
やっと声が届いてバイクが止まる
☆「無理だ」
■;そんなことはない
もっとゆっくり走るから
☆;引っ張られる自転車に乗ったことあるの
■;あるわけないだろう コレが初めてだ
大丈夫だから
引っ張るのだって初めてだ、が正解だろうが!
バイクはちょっとスピードを落として動き出した
何も変わらない
一生分の集中力を使い果たした
と思ったほどの永遠の時間
実際はほんのちょっとなのだろう
だって 生きているから
バイクが止まり■が降りてきた
ロープをはずしながら
■;ゆっくり走るのがたいへんだ
あの時死んでしまえばよかった
結婚早々視覚障害者を自転車に乗せ
バイクで引っ張って死亡させた
前代未聞のあきれた行為
しかも 理由が ただ速く家に帰りたいから
自転車はバイクより遅いから
引っ張れば速く走ると思ったから
その日限りで絶対拒否の行為は
■が家に帰る時間の短縮を助けることはなかった
無傷で終わったために 反省することもない
反省する根拠がまったくない
人の命をおもちゃにしたとは思っていないのだから
似たようなことが繰り返される
死ねばよかった
指も腕も足もひとつも掛けていないけど
今でも 時々思う
命と引き換えにでも
「ザマァミロ」と訴えたい
その思いが29年たった今でもくすぶっている