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星の歌に夢をのせて

☆(ほし)の目で見た、☆の耳で聞いた、☆の心が感じた、☆の実話物語 

ゆっくりお休み 私のラフ

2012年06月24日 18時33分31秒 | 三毛猫キティ&
☆をこの家にとどまらせている支えのひとつがネコである
茨城にいたころ「子供らを味方につけてウチの人を射落とした」
あきれるほど賢くて柄の(出方が)いい三毛猫が元気でいると言うのに
~ドサドサ産まれる子猫を処分するのにどれだけ
~~心を痛めていたかか、というのに
娘が学校に捨てられた子猫を持ってきた

娘は☆が「真っ白で尻尾が長いメスなら飼ってもいい」
と言ったのだそうだ
言った 言わない の押し問答でその日は終わり
ひと月くらいは経っている猫を捨てるのもしのびなく
   もうこりごりだから
尻尾あたりがなにやら薄い色が入っている気もするけれども
基本真っ白 その尻尾の長いこと すばらしい・・・し
我が家の永住権を上げることにした

名前は「ラフ」モノゴトに縛られることなく自由に生きてほしい
私の願いをこめて命名した
本来なら拾ってきた娘がつけるのだが、
好みを言っただけのはずの条件をクリアしてやってきたネコだから
文句は言わせない それに子供らは6年経てば家を出る
その2倍は生きるであろう命の世話は私がするわけだから
一番世話をする私がつける 文句あるか?

実の子供らの名前は私はタッチしていない
ウチの人が大喜びで勝手につけた
3人もいたのに「名前をつける喜び」を独り占めして大満足
後から後から 別な名前にすればよかった などとほざいている
つけられたものの身になれば 禁句だろう

さて、ラフ と言う単語はあまりいい意味ではないらしい
「ラフに着こなす」「ラフに生きる」など
現代日本語的には 自由 でいいみたいだけれども
本来の単語はちょっと不良っぽい自由さらしい 
私は ネコだからピッタリだと思った
ネコとして自由に生きてほしいと願った
縛られるのは☆だけでいい

・-・-・-   
昨日も朝6時前に起こされた
段差のない裏から外に出してくれ、と言うから
寝ている部屋からネコ自身で開けられる戸があるのに
家の反対側まで行って出して あ げ た
じき帰ってくてお気に入りのダンボールの上で寝る
ほぼ毎日のパターン

咳き込んだ音がする
最近では珍しいことではない
ちょっと様子を見に行ったら丸く寝ている
戻ろうと後ろを向いたらまた咳き込んだ

ふと振り向くと 全身突っ張って伸びた
☆の身体は反射的に飛んだ
頭がダンボールから出て下がっている
咳の音から5秒も立っていないだろう
・・・すぐそばだったから
抱き上げてたら 
意識がない

あっけないものだ
声をかける間もない

どんなときも後悔し
どんなときもイイワケし
どんなときも自分の行動に不安を覚える

・・・・・・・・・・・・・
ゆっくりおやすみ 私のラフ
・・・・・・・・・・・・・


ネコさん元気に

2012年03月10日 20時40分24秒 | 三毛猫キティ&
狸にやられたネコさんは外に出たい、というから
大雨だったけれども出してみた
なんとちょっと目を放したスキに 
と言ってもいったん目を離したら見つからないのはいつものこと
外は広すぎる
トイレを済ませたら戻ってく、と 高をくくっていたら
何時までたっても帰ってこない
夜になっても帰ってこない
大雨にもかかわらすネコの通り道を開けているのに
朝になっても帰ってこない

死にに行ったかな

ちょうどネコを数匹飼っている友人が訪れた
☆;ネコが狸に足られたみたいで顔半分大怪我してね
  ちょっと元気になってきたように見えたんだけど
  昨日出て行って帰ってこない
友;ウチにも狸来るよ
  3匹が共同戦線で追っ払っている
  猫にやられたのならひどくても大丈夫だけど
  狸や狐だと細菌が入って感染症で死ぬことが多いからね
  死ぬときは出てくし・・・・・

夜になっても帰ってこない
元気なときでも二晩家を空けたのは13年で数えるくらい
探しようがないから帰り道を開けたままにしよう
雨はますますひどく土砂降りが延々と続いた

朝5時 
☆;わっ 冷たい!!
眠りを覚ますこの冷たさは♪♪♪
飛び起きるとネコが顔をくっつけていた
もうちょっとましな起こし方だってありそうなのに
でも いいか 生きてた
ネコは布団に入れてくれ、と頭を下げる
全身絞れるようなぬれかただ
ネコに必要なものは何でも手に届くところに用意がある
さっとスポーツタオルを出して首のところにトンネルを作った
ネコは実におとなしく身体を拭かせてもぐってきた
犬と違って猫の毛は水を乗せてくる
さっとひと吹きで殆どの水分が取れるから扱いやすい

私がおきる時間になっても動かないので
布団がしっかりかからないように
両脇にペットボトルの湯たんぽを入れておいた
午後に湯たんぽを作り変えて冷えないようにする
ネコは夜になっても飲まず食わずで寝ている

夜遅く
「帰ってきたときのために」と昼間
・わざわざ・大雨の中買ってきた猫用の缶詰を開け
口元に持っていくと頭だけ持ち上げて
驚くほどがつがつ食べた と言っても量は少ない
でも まず安心

夕べのままの布団にもぐりこみ私も就寝
ネコと湯たんぽでぽかぽかだった

朝起きるといつの間にかネコがいない
見ると布団の上で丸くなっていた
その日も夕方まで移動どころか姿勢も変えず
時々もって行く食事を頭だけ上げて食べる
いささか疲れるのだが、生きていてよかった

夜になって食べている間に前足を立てた。
しばらくしてのっそり出てきて布団の外で残りを食べた

それ! と 布団を敷きなおす
敷きなおしたトタンまた上に載って寝る ふーセーフ

翌朝から磯巾着になった
とにかく「まってて」と言ってもついてくる
ピアノも歌も うるさい、と 邪魔をする
チョコチョコおなかがすいたとねだる
冷たい水がほしい、 あったかいのがほしい
出かけるな、外について来い

木曜日 歌う会に出かけて帰ってきたら
出迎えもしないで私から取り上げた円座で丸くなっていた

ネコは大好きなカニカマを全く食べない
それだけなら、いい加減飽きたのだろう、と思うだけ
どうやら違うらしい、と感じたのが、
たまたま私用に出したしらずを夢中でほしがった
このネコは変わっていて高級でも量をほしがらない
お刺身も3切れくらいで打ち止め 実にいい子だ
シラスのように塩分の多いものはひとなめするだけで食べない
それがめちゃめちゃほしがった
今、塩分も必要なのだろう と ほしいだけあげた

今日は紙の音を聞いて立ち姿になってのぞいてきた
外に出るまでの付き添いで 後はいらないという
三度出てちゃんと帰ってきた
もう大丈夫治るだろう
顔半分はかさぶた(だと思う)で真っ黒だけど
引っかこうとしてはやめるところを見ると
よっぽど懲りたのだろう 少々笑える

歌う会で猫の話をしたら 
家のそばに狸の巣がある、という人がいた
夜中にものすごい声でけんかをし 犬が騒ぐので
懐中電灯で光を当てて追い払う、という

数日前、狐の鳴き声を聞いた
狸と違ってリズミカルだ
キュン キュン と言った等間隔の音が
かなり速いスピードで移動していく
私には見えないけれど 走る姿もさまになっているそうだ
見てみたい 
ドブネズミ色の狸はもう見なくていい ・・
ぞっとするギーギー声も聞かずにすめばいいと願う 

でもマ、狸をちゃんと見られたのは 
大いに経験値アップだ

ねこさん 生きていてくれて よかった


猫にオロナイン

2012年03月04日 01時14分06秒 | 三毛猫キティ&
夜中の3時ころ

ギィーー だろうか ジィーー だろうか
2日続けてけんかのような声がした
猫が2匹で必要以上の高い声で周りを巻き込むのとはちょっと違う
一匹の声しか聞こえない
でも けんかしているようにけっこうな時間続いた。

我が家の療養中の猫は☆の布団でビクッとする
☆;よしよし ここにいれば襲ってこないよ
猫はまた寝てしまう
うらやましい

私は異様な声を聞きながら どんどん目が覚めていく
3時じゃおきても暖房費の無駄使い
体が冷えればますます寝られないから 
じっと我慢で眠くなるのを待つ
あかるくなると もう起きたくない
猫は外に行きたいから出してくれ、と ニャア 
ほっとく 散々頑張ったあげく
猫;朝寝坊のケチッ と 枕元を離れ
■にだしてもらう

猫が出してもらう音を聞いて 仕方がない起床時間だな、
起きだしてまっすぐお風呂場の窓を開けにいく
猫は早々に入ってきて 暖かい水を飲む

猫の傷はかなりのもので 
いつもの猫えさが食べられるようになったと思ったら
翌日はダンボールの中から一歩も出てこなくなった
おそらく引っかいて傷が開いてしまったのだろう

☆;こっちに来て食べなさい
ヒョイ、と持ち上げたらぞっとする軽さ
一気にやせてしまった
これはまずい と 美味しい缶詰をホイホイあげる
人間用にぶりを焼いて 猫用にもちっちゃいのを一切れ
今日はやっと食欲もバッチリで 外に散歩にも行った

ご機嫌で寝ているときにオロナインをたっぷり
そう しみない オロナイン 
どこかの動物病院の先生が言った、と教えてくれた人がいて
ぬったらなめても取れにくく
なめてもさほど害がなく
なめたらきっとまずいに違いない
どこの家庭にも昔はあったオロナインが猫にはいい

猫は嫌がらず塗らせたし 気にしてなめる様子もなかった
次の日は傷を下にして寝ていたので
もう安心だろう また引っかくだろうけど
同じ傷に関しては 同じヘマはしない 
痛いといったん止まって 周りをひっかく
人も猫も大差ない、と笑える 


ドブねずみ色のネコ?

2012年02月26日 13時05分08秒 | 三毛猫キティ&
一週間ほど前 

「なにこれ 汚い猫」
それはドブねずみ色 
尻尾は短めで 頭の辺りは黒いように見える
動きがのろい ・・ だから見えたのだけど
これ以上汚い色はないだろう、と思える異様な色だった。
こんな色のネコは見たことがない
昔どぶ鼠を捕まえたことがあるし、我が家のネコもでっかいのを持ってくる
しかし巨大なドブネズミ色の生き物はネズミではない。
犬でもない 
我が家のお嬢様を求めてオスネコが来ているのだから ネコだろう

それにしても この色はいただけない

それから2日ほどたった 
我が家のネコは 家にいるはずなのに見つからない
-9度の寒さでも布団に入ってこない
翌日も全く姿を見せない
とうとう捜索を始めた
我が家にはダンボールがたくさんある
ネコにとってはとてもいい隠れ家が数え切れないほどある
隠れた猫を探しだせるのは☆だけ
子供らだって私にはかなわない
おそらく目で探さないから勝てるんじゃないかな
それくらいしか考えられない

それにしても寒さ対策はしているはず
あったかそうで人目に付かない当たりを重点的に除いていった。

いたいた 積んだ布団の上に座っている
そこは超目立つところ
あれ! どっから出てきたの?
なんかたべる?
餌を入れたお皿を わざわざ 運んでくると いない
隠れ家はこの近くに違いない

やっと見つけた
動かない
身体をねじって なでると顔を上げた
おお、腰が疲れるぅ
☆;いい子だね、どうしたの
ネコ;ギャッ よるな!あるいは 痛い!
☆;どれどれ見せてみ オスネコにかまれたのかな?
手を入れるのも大変な場所で 見えるわけない
ネコさんを刺激しないように重なったダンボールを 
そろりそろりとずらしていく
ネコ;見つかってしまったか、
あきらめたように顔を上げてこちらを見ていた
☆;どれどれ
暗くてよくわからない
手が ガバガバの感触を捉えた
☆;えっ、見せなさい!
ネコ;いやだ
☆;見せるの、これは命令です。
うわ、顔の右側が大きくえぐれている
冗談だろう これじゃ痛くて食事もできない
猫お得意のあくびもできない

これは 水分が多くてやわらかいものを食べさせなきゃ
第一に体力をつけないといけない
我が家では 自力で治ってもらわないとお墓行きだ
ツナフレークをちっちゃなお皿に入れて口元に持っていったら
それはそれは元気に食べた
胃袋は元気のようだ 先ず大丈夫だろう
水はこぼれると厄介なのでぬらした指をなめさせた
顔以外は大丈夫そうだから 
ホントにほしければ出てくるだろう

このネコは食が細く一度に缶詰一缶食べきることがない
それが何度もおかわりをして一缶80グラム平らげた 
よほど空腹だったに違いない
もしかして 見つかりたくなっていた?
その日のうちに☆のストーブの前に引っ越してきた
 
3日間はやわらかいお食事で贅沢三昧
ポリポリやっているのを見て缶詰を止めた
ネコは台所で頑張る
☆はお財布の紐を緩めない

元気になってきた猫の顔は 引っかき傷で新しい赤色に染まった
かゆいのを我慢しろとは言うだけ無駄
ひっかけるくらい元気になればそのうちきれいな顔に戻るだろう

ネコはドアの前で座り込み
開けてあげると振り向いてから出る
出てからまた振り向く
ネコ;トイレに付き合って
☆;面倒だからやだ
ネコ;じゃ、行かない
さっさと入ってくる
☆;行くから早く済ませなさい
と 先に出る
ネコ;ヘヘヘ 
と 後から出てさっさと歩き始める
☆;そっちは歩きにくいからやだ
  今の時間は出てこないから早くしてよ
ネコ;水がある
  日向ぼっこもしたい
☆;入る
ネコは5分もしないで入ってくる

以前喉とお尻の毛をそっくり引き抜かれたことがあり
そのときは付き添い2週間同
避妊してないのに子供を産まない猫だから
それくらいの世話はしてもいい

いったいどの猫にやられたんだろう
ドブネズミに違いない

ドブネズミは毎夜我が家の外にいるらしい
ドアを開けると ゆっくり堂々と逃げていく音がする

今朝 うちの人がドブネズミをはっきり見た と
■;あれは狸だ
☆;たぬき?

ネコは狸にかまれたらしい
よく無事でいたものだ 
そういえばこのごろいつものオスネコの姿も見ない

まてよ、狸が住み着いたら付き添い何時まで続くんだ?
出て行っていただくにはどうしたらいいのだろう

鬼になれ

2011年01月20日 22時58分59秒 | 三毛猫キティ&
パソコンが新しくなった
そのことは 次からにしよう

少し前から近所に子猫が出現した。
2匹いる
兄弟だろう
捨てられたに違いない
 
一匹は 背中がグレー系のキジ柄
手足・おなか・顔は白 顔にしみがない
耳の片方も真っ白
相当いい柄だ
 
もう一匹は全身真っ黒
夏には赤っぽくなるタイプ
 
生後2ヶ月は過ぎていると思われる
 
おととい 黒いほうがなきながらくっついてきた
当然 かわいそうだから 脅さない
そしたら まとわりついてどうにもならなくなった
そのうちもう一匹もきて
二匹で絡み付いてくる
一歩進めば「ギャ」 
また足を出せば「ギャ」 
ドアを開ければ 我先にと家の中に飛び込む
我が家の猫用のえさにまっしぐらだ
 
そのたびに 捕まえては外に出す
裏口はすっかり占領されて 明けることができない
氷点下10度近くなる夜明けはどこかにもぐりこむのだろう
 
食料を上げるわけではないのに
ただひたすらねだってひゃぁひゃぁ 
なきながら 家の周りを歩く
かわいそうでも 入れるわけにはいかない
 
それでも 飢えと寒さで息絶えた死体は見たくない
役場にたんで見た
電話に出た人は 引き取りにいきます
と いったのに
その後 担当者が電話をかけてきて
猫は引き取れません
オリは貸し出すので自分で動物センターに
もっていってください という。
 
動物センターは車で1時間はかかる
私は免許がない
寒さと飢えで死ぬのを待つのですか
と聞いたら
致し方ない という
 
日に日にやせていく猫を 見ていながら
ほおって置けという
 
不合理 理不尽な決まりが
人の心を傷つけている
<ont size="2"> 

まとわりついてくる子猫を捕まえて
処分場に送ろうと決心したのに 
50キロもある道のりを 
ダンボールを抱えて歩け・・・
いや、言ってない
役場としては 何もできない、
といっているだけなのだ
 
殺したら罪になるから
死んでいくのを見ていろ、

そういうことなのだろう

この兄弟 どっちが先に死ぬのだろう
さびしいだろうなぁ

   ・・・・・・・・


勲章

2010年08月09日 22時05分03秒 | 三毛猫キティ&
狩の話ではあるけれども
三毛猫キティは狩られるほう
 
我が家の隣りには3匹のネコが飼われていた
キティが追い出されてから おとなしめ野良が住み着いたのだ
そのまた隣りには犬がいた
 
キティがまだ野良だったころ 
犬が紐を引っ掛けご飯の入った食器に届かなくなると 
チョイといただきに行ったらしい
猛烈に吠え付く犬を警戒しつつ平らげる
勇気あるネコと近所の評判だった
 
さて、この犬は散歩に連れて行ってもらえない
その代わり夜中は放される
犬は恒例行事のようにネコを襲う
まず まっすぐ隣り 我が家にとってもお隣りにまっしぐら
キティで懲りたのか 後輩たちは家の中に入れてもらえない
外にネコ用トンネル小屋をこしらえて 
古着や座布団が置いてあった
 
犬は まずこのネコを遅い 
トンネルの向こうから散らばるのを面白がった
どうやら準備運動らしい
本命は食事泥棒のキティ
うらみ重なるキティを特にしつこく追いかけた
音が聞こえて目がさめるころには終わっているのだが、
たまには見ることもある
 
ネコは間一髪で垂直な壁を登り天上を飛ぶように
走って屋根裏に飛び込む
ネコが化け物と言われるのは天上を走るからだそうだ
床と平行に走るのだから 当然人並は はずれているわけだ
犬は勢い余って壁に激突する・・・ザマァミロ
恨みは深くなる一方だ
 
とても月が明るい夜、犬の吼え声で目がさめた
またか、と窓を開ける
犬に追われたキティが非難してくるかもしれない
しかし、他力では生きていけないのが彼らの世界
あいた窓にも私にも目もくれない
目の前を通り過ぎて庭に逃げていった
もうしっぽに届いている 
思わず息を呑む
殺される 
と思った瞬間
ガッチャーン
 
庭正面に設置されているドデカイ水槽が砕けた
分厚いガラスでできた浴槽ほどもある水槽で
以前大家さんが農作業に使っていたらしい
 
キティは飛びかかった犬を交わし真横に飛んだ
犬はそのまま水槽に突進し すさまじい音をたてる
しばらくして犬の吼える声が聞こえた
悔しいのだろうか
 
キティは無傷で帰ってきて毛づくろいをする
 
大家さんから抗議があったのか
犬の飼い主は(しばらくは)夜放さなくなった
なのに平和にならない
昼間首輪を緩めたらしい
抜いて逃げるようになったからだ
 
まさか昼間から犬に襲われるとは思わなかったらしく
キティは我が家の庭で襲われてしまった
一瞬逃げるのが遅れたが反射神経がずば抜けている
耳の先をかまれただけで逃げ帰ってきた
 
耳は傷が治っても割れたままで
勇敢なネコの勲章のように輝いた

キティのさかなつり

2010年08月08日 01時28分51秒 | 三毛猫キティ&
三毛猫キティは安定供給のネコエサを◇たぶん◇ありがたくいただいた
しかし 自力で食料調達することも 楽しみのようだった
 
家には防火用水か何か、よくわからないが
庭に高さ1メートルほどのコンクリの水槽があり
雨水などがたまるようになっていた
 
子供等に、とたくさんの金魚をお土産にいただいたので
水槽の水を汲み出し底にたまったヘドロを取り
新しい水を入れ、金魚の住まいにした
 
キティはずっとくっついてようすをうかがう
 
赤い金魚はとてもきれいだ
黒いのはほとんど見えない
水槽は広く、金魚は悠々泳いだ
餌も豊富ですくすく育った
 
金魚が来る前は、水槽の水位は天候でかなり変わった
雨の後などの満水の時には
キティがふちに座って水を飲む姿がみられたが
金魚の住まいになったときから 水位は下げられた
           
時が過ぎ、みんなの関心が薄くなったころから
なんとなく金魚が減っているような気がする
数えているわけではないが 赤いのが目立たない
水量は調節しているので流れ出ることはない
ネコが魚釣りをするとも思えない
 
ふと気がつくと、キティは水槽のふちに陣取っている
中をのぞいて動かない
 
ドッボーン
 
一瞬姿が消え、浮き上がってきた
水をけるようにジャンプして
水槽から飛び出す
地面に着地して
つめに引っ掛けた赤い金魚を満足げに食べる
 
ネコは水が嫌いじゃなかった?
信じられない光景に 唖然
金魚一匹のために水に飛び込むだろうか
 
それとも 心ならずも落ちたのか?
 
その後も 赤い金魚は少しずつ減りつづけた
金魚の減った数だけ ネコは水に潜った とは思えない
とうとう 赤い金魚は消えた
 
黒いのは 見えにくいのだろう 
人間にも、ネコにも忘れ去られてしまった
 
誰が入れたか水槽にはタニシが同居をはじめ
タニシを見るついでに 生きている金魚を確認した
 
生き残った黒い金魚は 年を越しても生きつづけ
そのまま引越しのときに置いてきた

三毛猫キティのスズメ狩

2010年08月05日 23時00分39秒 | 三毛猫キティ&
三毛猫キティは狩が好きだ
ネコなら当たり前だろう と 私も思う
けれど 個人差がある ニャ 固ニャン差?
キティは 人一倍 ネコ一倍 狩が好きだ 
 
キティの朝は 一番早く日のあたる所 
お向かいさんの庭、ドラム缶の上から始まる
昇る朝日を満喫しながら 美味しい空気をいただく
そして 鳥たちの、朝のお出かけ、を見送る
 
木々が静かになるとドラム缶を降りて
住まいの裏の竹やぶに入り
その中の一本の木の近くに陣取る
そこは急な坂地でスズメのが集まる木に近い
とはいっても 普通に届くところではない
 
キティはじっと待つ
30分たっても スズメは帰ってこない
1時間ほどして あたりがにぎやかになると
そろそろジャンプの姿勢で じっと待つ
これは見もので 全身力がみなぎっている
ピクリともしない・・・ように見える
 
スズメが着地の姿勢で降りてきた 
スズメは木には届かない
ネコも木には届かない
 
地面はかなり下なのに 決してスズメは自由に飛べない
どこも怪我したわけでもない
優しく しっかりと咥えられてしまった 
 
たいていはそのままの姿勢でおちるように降りる
見る限りでは 完全に落ちている
朝の獲物は家には持ってこない
自分で食べる
子育て中は 練習教材に運んでくることもある
昼間とった時は 家に持ち帰り
怪我のない状態で人間にわたし 缶詰などと交換する
 
お隣の台所から この狩の様子が見えるのだそうだ
キティを追い出した後でも なお
この狩は 惚れ惚れする と 楽しみにしていた
 
失敗したときは 歩いては振り返り また振り返り
とても悔しそうな表情をする・・・らしい
それは私には見えない
お隣は その顔を見るのも楽しいと言う

子育ての仕上げは

2010年08月04日 00時02分18秒 | 三毛猫キティ&
覚悟を決めて 再開
三毛猫キティでウォーミングアップ

やっぱり三毛猫はメスであった。
当然だけど・・・。
 
子供が生まれると子育てが始まる。
実に上手い。
狩を教えるにも順番があって
最初は虫
次は蛙→アマガエルからガマガエルまで
そして羽を折った雀→元気な雀
 
子猫は2ヶ月くらいかけて生きていく術を学んだ。
 
ある真夜中 
家族全員寝入っていた
八畳2間続きにずらっと5人の頭が並んでいる
ガタガタという音に私だけが目がさめた。
猫が入ってくる音なので気にすることはない。
 
なにやら咥えている。
特別の獲物らしい。
起き上がった私の方を向いて止まる。
見たくて電気をつけた。
 
ネコに咥えられた長いものがグルングルン
大暴れしている。
ウーッ! ヘビ? これがうわさのマムシ?
思わず 目がさえる 
キティはそのまま家族の枕もとをぎりぎりを歩いて
子猫のところへ持っていった。
 
誰も起きない 
起こそうか、 
やめとこう 大騒ぎになる。
知らぬが仏のほっとけ だ
下手をするとパニックをおこすかもしれない
 
そっと布団を出て猫についていった。
絶好の観察チャンスだ
キティがついているから安全だし
今を逃したらマムシを間近で見るチャンスはないかもしれない
蛍光灯の豆電球をつけて子猫の後ろから覗き込む
 
キティは4匹いる子猫の真中にマムシを置いた。
一升瓶にはとても入らないような大きなマムシだ。
ものすごく長いし太い。
 
初めての本物のマムシに感動してし見入るのは私
子猫は新しい獲物を囲んで 緊張している
 
子猫の1匹が手を出す
マムシは思い切り飛び上がって威嚇する
子猫はビックリして下がる
と同時にキティはマムシの首?頭の付け根をかんだ。
ボキッ という音がする。
また子猫が手を出す
ヘビのしっぽがはねる。
飛びのく
キティが飛びつく
見飽きてもなお繰り返した
 
翌朝 まだマムシは生きていた。
5匹のネコは一寝入り入りしたのだろうか
マムシを囲んでいた。
 
我が家はおおさわぎである。
危険だから近づいてはいけないとか、
手を出すな、とか。
やっぱり起こさなくて良かった。
おかげで十分観察できた。
 
マムシはもう、うねうねしているだけ。
子ネコのおもちゃになっている。
それにしても 超大物
取り上げて売ったら 大もうけできたろ・・・な
 
命はおしい 
痛いのもヤダ
 
その後もキティは 時々マムシを引きずって歩いた
普段お世話になっている(ご迷惑をかけている)
ご近所に恩返しをしているのだろうか。
誰もが 感謝の目で行き先を監視する

三毛猫キティ 6 お隣り

2010年03月20日 13時47分10秒 | 三毛猫キティ&
三毛猫キティはお隣がだいすきらしい
お隣は家の中には絶対入れない、と ほうきで追いかける
 
お隣は魚だけでなくネコも好きだ
もちろんネコは食べるわけじゃない 
 
たまたま居座っていたネコがいなくなった時期に
ちっちゃな三毛猫が現れた
にゃぁニャァ ミャァーー
しっぽを立てて足元に擦り寄ってくる三毛猫に
お隣は「なんて可愛いネコだ」と飼う事にした
三毛猫は毎日おさかなのご馳走でグングン大きくなる
そのうちにいただくブンでは物足りなくなり
おなべから失敬するようになった
焼き魚は目の前で先にいただいてしまう
いくら叱っても食に関してだけは覚えない
運動神経抜群でネコらしく頭の良い三毛猫は
掠め取ることや逃げることばかり学習していき
ついに 飼い主は家から追い出した
野良猫になった三毛猫はとなりの空家に住み
元我が家、今はお隣になった家を食料庫にした
どんどん警戒が厳重になりほうきの勢いもまして
食料に困った三毛猫は犬の食料を盗み
よその猫の御飯を頂き 虫やスズメやドジョウを食べた
 
三毛猫は初めて子どもを産んだ 
出産場所は食料の豊富なお隣がいいと思ったかどうか
お隣が仕事から帰ってくると
お布団の上に三毛猫と子猫がドカン
三毛猫;お帰りなさい
    見てみて かわいいでしょう
    飼ってくれるよね
三毛猫は追い出され、
子猫は処分され
お布団は捨てられた
 
三毛猫は次第にやせ、顔もきつくなり
けんかは強く、泥棒は上手くなった
どうしようもないドラ野良ネコは
新しく引っ越してきた家族が気に入ったと見える
 
ご近所;三毛猫飼ってくれて良かった
    これで助かるウチがたくさんある 
三毛猫はネコの持つ特徴を十分に発揮していたため
ご近所から嫌われつつも注目されていた
あのネコが座っているから 朝一番に暖まる場所
あの猫が逃げたから きっと放し飼いの犬が来る
さかな持っているのを見ている 今日は気をつけよう
 
三毛猫キティはその後も、
食料の安定供給を約束された野良猫 
自由奔放に生きた

三毛猫キティ 5 ドラえもん

2010年03月19日 12時18分42秒 | 三毛猫キティ&
キティと名づけられた三毛猫はその名にふさわしく、
賢い
猫らしく賢い、
それに どらネコだ
 
今日はお刺身 お祝いのご馳走日
5人分の刺身を大皿に盛り食卓へ運ぶ
台所がたたき(床がコンクリ)で
居間からはかなりはなれている。
どうしてもテーブルの見張りが必要だ。
☆;テーブルについて 猫に取られないように見張っていてね
子ども等;はーい
 
すっかり用意ができ 最後の暖かい鍋を持って部屋に入った。
 
テーブルの上におすわりをして
もくもくと刺身を食べているキティ
テーブルを背に仲良く並んでテレビを見ている子ども等
子ども等を引き付けているのは
ドラえもんではないか
 
テーブルを前にしていれば良いものを
背にして見張りはないだろう
あっけにとられて声も出ない。
 
ドラえもんはやっぱりネコだ
メスネコのミカタに違いない

三毛猫キティ 4 命名

2010年03月18日 15時27分57秒 | 三毛猫キティ&
三毛猫が家族入りするころ、
テレビでシートン動物記が放送されてていた
幼児向けではなく 大人も楽しめる絵+構成で、
子ども等は「野良猫キティ」が特に気に入っていた。
女王様の風格を持ったネコは子ども等共通の憧れになった。

三毛猫は近所の話題のネコで
年はおそらく1才を超えたばかりであろう
けんかはめっぽう強い 
よそさんのネコが美味しそうなものを食べていると
しっかり席を譲ってもらって堂々と座り込んで食べてくる
ネコ好きのよそさんでは恒例らしく
「また食べられてるよ」と三毛猫が満足して去った後で
自分のネコにおかわりをだす。
犬が鎖を引っ掛け 食料に届かなくなると 
吼えるのを横目で見ながら 鼻先でいただいてしまう
犬が自由になると命がけで逃げなくてはならない
さかな好きのとなりの家では 
なべのふたをしっかり締めてお重石のせても 朝にはない
秋刀魚を焼いていて目を放せば 数が減っている
おばあちゃんは手元にほうきを置いておく
ドジョウの生け簀もお気に入りの場所で
持ち主は弱ったのしか持っていかないから、と
全身ずぶぬれでドジョウを咥えて逃げるネコを追いかけない。
アッパレなネコは観察対象だった
 
絵に描いたような野良どらネコのようだ
子ども等はその話に大いに満足 
ネコの中のネコが家に来た
 
裏町の女王様に成長する「キティ」に魅せられ
我が家の三毛猫も「キティ」にする、と聞かない
私は反対した
ハローキティからとったといわれるに違いない
いちいちシートン動物記を持ち出すハメになりそうだ
ハローキティが遠い存在の子ども等にはまったく通じない
我が家の三毛猫は女王様になる キティ だ
一致団結にはかなわない
三毛猫はキティと名づけられ一目置かれる存在となった
 
名前が決まったその日に
「ハローキティか」と大家さんに言われ、
「シートン動物記にこういう話があって・・・・」
イワンコッチャナイ
 
☆は すっかりキティの語りべだ
 

三毛猫キティ 3 家族に乾杯

2010年03月17日 13時18分46秒 | 三毛猫キティ&
ネコの深さに乾杯
 
子どもが与える水を愛想よく飲み
雨の中のデモンストレーションで 
ダンボールのオソマツな住まいを手に入れた
 
それまで三毛猫は屋根裏をねぐらにしていた
人が引っ越して来ても屋根裏は開いている
わざわざ雨にぬれる必要などないはずだ
私はネコの壮大な計画にまったく気がついていなかった
三毛猫は食料を主に隣の家から仕入れていて
隣の家の屋根裏に住み込まないのは
食料を調達するたびにほうきが追いかけてくるからだ
ゆっくり食事を楽しむためには空家のほうが都合がよい
 
三毛猫は子供のいる家で生まれたと思われる
子どもの扱いに慣れており
親のツボも心得ていて 戦略に長けていた
 
暖かいミルクに煮干が加わり、徐々に食卓が豊かになった
好き勝手にしているように見えて
なぜか、いつも見えるところにいる
 
三毛猫の計画はゆたかな「衣・食・住」に違いない
衣類は問題ない 年中毛皮を着ている
   衣替えまでする 食料が良くなれば質も良くなる
食は 座り込みデモで 子供等が
   入れ替わり立ち代り運んでくる (出どこは☆)
暖かくて安全な住まい 
   これは一筋縄では行かない
   家の主人を落とさなければならない。
 
三毛猫は 
あまり動物が好きそうでない、
この家の主人の落とし方を考えたのだろうか、
周りをうろついて 顔を合わせると
にやっ、時にはニャァ、座ってしっぽを振る
毎日粘り強く繰り返した。
家の主人;かわいい猫だな、ネズミを取って持ってきたら
     この家に住んで良い
 
ササッと いなくなった三毛猫
まもなく屋根裏でドシンと大きな音がした
変な声を出しながら三毛猫が部屋に堂々と入ってくる
 
その日初めて猫のダンスを見た
ネズミを高く放り投げては
自分もジャンプして受け止めて
得意げにおいたかと思うと、また咥えて投げ上げる。
家族全員目を丸くして舞台に釘付だった
三毛猫は さんざん踊った跡で 
ボロボロになりかけたネズミを家の主人に差し出した
 
どうぞ見てください
言われたとおりに持ってきました
大きいでしょう
たべる?
 
いらない
約束だからこの家に住んでいい。
家の主人は完敗である。
どうやら自分の言葉が猫に通じたと喜んでいるようだ。

三毛猫キティ 2 デモ

2010年03月16日 12時03分35秒 | 三毛猫キティ&

ネコも座り込みをする
子ども;雨が降ってるのに猫がいるよ
☆;どこに?
子;玄関に
☆;ぬれてるの?
子;びしょびしょだよ
☆;まさか 猫はぬれるの嫌がるもんだよ
子;ほんとうにいるよ
 
のら三毛猫はどうしちゃったんだろう
ひさしのほとんど無い玄関前に座り込んでいる
かなりの降りで全身びしょびしょだ
顔を出すと ゆっくりこちらを見た
人の顔もわからないのだから猫の表情など見えるわけが無い、
でも、キモチは伝わるもので 見えなくてもわかる場合も多い
あわれっぽく ここに住みたい と伝わる
 
☆;どうしたの?
ネコ;ニャァー
☆;ぬれてるじゃない
ネコ;ニャァー
☆;風邪ひいちゃうよ
ネコ:ニャァー
なんと調子を合わせるのが上手いのだろう
完全に会話になっている
面白くて 調子に乗ってしまった
☆l待ってな
ネコ;ミヤァー 
うれしそうに元気がいい
 
引越しで開いたダンボールを小屋代わりにおいた
猫は警戒する様子もなくすぐ入り、毛づくろいを始める
ついついあったかい牛乳などやってしまった
 
子ども;お母さんずるい
  水しかあげちゃダメって言ったじゃない。
☆;ゴメン
  ネコがデモするなんて 聞いたことなくて
  面白くなっちゃった で ついつい
子ども;デモ?
☆;自分の要求が通るまで頑張って動かないこと
子ども;煮干あげていい?
 
座り込みは主催者の思惑通りでおしまい。
とうざの寝床と子ども等の熱い支援をゲットした
 
猫ってものすごく賢いんですね。

三毛猫キティ 出会い

2010年03月15日 13時00分23秒 | 三毛猫キティ&
おさないころのネコのイメージは決していいものではない
結婚し開いている家を転々と引越す生活
そんな時知り合ったネコのおかげですっかり猫好きになった

長男が5歳のとき、
のら猫の住まいに引っ越した。
三毛猫の見本みたいな柄で美人らしい
子供等は猫におおはしゃぎだった
食べ物を上げたいが禁じられている。
 
ボウルに水を入れ猫に差し出す。
子ども等;よろしく
猫は答える;よろしく (差し出された水を飲む)
子ども等;もっとどうぞ
ネコ;では
子ども;ご遠慮なく
ネコ;ちょうだいします
子ども;たくさんあります
ネコ;そろそろいっぱいですので・・・
子ども;そんなこといわずにどうぞ
ネコ;水はもういいです (逃げ出す)
子ども;待って、飲んで
一匹のの三毛猫を3人の子供が水を持って追いかける。
 
数日続いたこの光景は
ご近所のお茶菓子になった
「また水もって追いかけてる」
「子供好きのねこだなぁ」