ミミママの感謝と有難うのブログ

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そんな毎日を過ごせる事に感謝!

大好きだった祖母の好きだった高野桜

2021-04-24 06:09:04 | 庭の花・日記
祖母の好きだった谷空木。祖母は高野桜と言っていた。
とても大事にして、挿し木にもして何人にも上げた。
勿論我が家のも挿し木してもらった物。





大好きだった優しい祖母を思い出す。

隣の庭のツツジ。「これはOO、これがOO」と
名前を教えてくれたのに、良く覚えていないでごめんね。
これは淀川といっていたなぁ。

今一番我が家で咲き誇っている物。私の大好きな
マーガレット。切り花にしても長持ちがするので助かる。
ストロベリーキャンドルが、あちこちで繁っている。
勿論大好き!!

祖母は自分が好きな物は、きっと他の人も好きだろうと
勝手に思い、誰にでもある人だった。今の時代には
そぐわないかもしれないが、戦後のみんな余裕のない
時代には、貴重な人だったと思う。

生き方全てが奉仕の精神で溢れていた人だった。例えば
私が子供の頃覚えているのは、雑巾を縫う暇なくタオルの
まま使っていると聞けば、それは使い難いだろうと、
せっせと古タオルで、雑巾を何枚も縫って持って行った。

お弁当袋を縫いたいときけば、家にある程よい大きさの
端布(母が家族の服は縫っていたので端布がある)を持って
行って上げていた。小さな事から上げたら切りがない。

内容は変わっていったが、その精神は一生続いた。私が
大人になって、学校で紅白玉が不足していると聞いた時は、
私達も手伝って、100個だったか作って持って行った。

花は特に好きで、咲き始めると、家には少ししか残ら
ないでも切り花にして近所に配って歩いた。苗も勿論、
花木は挿し木して根ついたら要る人には誰にでも。

小学校の時は、2,3日おきには切り花を持たして
くれた。長く持つようにと、咲き始めた一番良い状態
のを惜しげもなく切ってくれた。鼻が高かったよ。

葬儀の時には、昔縫い物を教えてもらったとか、お世話に
なったとか、父母もびっくりするくらい意外な人など、
多くの人がお参りしてくれた。

みんなその日の生活に、自分の事だけに精一杯の時代、
祖母は、お金はかけられないが、いつもみんなに心を
かけていたようだった。そして勿論孫の私達にも
優しい人だった。そんな祖母が大好きだった。

そんな祖母みたいなお婆ちゃんになりたいとずっと思って
来たが、今の時代は余裕が出来て、価値観が様々すぎて
要らぬ世話と怒られそうだ。

どんぐり眼や天然パーマを受け継いだのは、私だけだ
よね。その心も少しは受け継いでいるつもり。ばあちゃん
大好き!有難う!




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