難聴

まえがき
以前の私は、“こんな思いをしているのは自分だけだ”と思っていました。
でも今は違います。
私がこういう思いをしているのだから、“他にも同じような人はいっぱいいる”
と、思うようになりました。
そのような事も含めてあえて自分の病歴を公表しております。

また？と思わずに気軽に読んで下されば幸いです。
いずれはあなたも、友人が、両親が…もしかしたら通る道かもしれません。
あなたのほんの少しの言葉や支えで助かる人は増えます。
どうかご参考になさって下さい。
きょうとあす、続けて私の体験談をよろしければ聞いてください。


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ちび丸がいつも無駄吠えをしているのではないらしい。
と、気が付いたのは先週金曜日の午後の事。

私は小学３，４年生の頃（中耳炎だと思う）ひどく耳の痛みを我慢して、ごろごろ
のた打ち回っていた事を覚えている。
その後遺症か徐々に聞こえが悪くなり、今では普通の人の半分以下の聴力にまで低下。
補聴器も購入したが、耳鳴りがひどい時はかえって煩わしいもの。

以前“目が見えなくなった”というお話をさせていただきました。
それまでは健康そのもので病気とは無縁のものと思っていたのです。
ところがそれ以降、次々と病気は増えていく一方。
一時期、精神的に参ってしまい「ほんの少し聞こえづらい」が、
耳鳴りをともなった事でさらに助長されました。

風の吹く音、鐘のなる音、太鼓の音だったり。ビーン、キーンとかさまざまな音が聞こえます。
普通のキーンという耳鳴りとは異質のものです。
さらには低気圧が近づいたり緊張しても耳鳴りは変化します。
私の場合、低音がよく聞こえません。

話はそれましたが、「もしかしたら…？」と思ってポストに目をやると、
郵便物が入っておりました。
ちび丸は郵便局の人に吠えていたんですね。
これからも私の耳の代わりになってくれる事に、とても有り難い事だと思いました。

半径１ｍ以内とか℡は普通に聞こえます。少し離れると駄目ですね。
私のように「エッ？」と何度も聞き返すと嫌がる人もいます。
途端に大声で叫ぶ人がいますが、それは違うと思います。
何故ならば私のように中途半端に聞こえる人にはひどく失礼にあたるからです。

声は聞こえてても何をしゃべっているのか言葉が読み取れないからです。
ゆっくりとしゃべってくれるだけで、全然違うと思います。
ちょっと聞こえづらいというだけで誤解を招く事はしょっちゅうです。

なんとなくおわかりいただけたでしょうか？
言葉ひとつで苦しんだり幸せになったり…。も少し言葉大事に使ってみませんか？