体調が良くて元気がある時、
体調がいまいちで疲れている時、
もっと下がって体調が最悪の時、
何かやりたいことがあるとしたら
同じように行動できはしないと思う。
何か起きた時も、
同じように受け止める事は出来ないと思う。
元気な時は積極的に動けるし、
精神的にもバランスが取れている。
ちょっとしたトラブルがあった時も、
体調が絶好調ならそれほど落ち込まず
明るく受け止めることができるのに、
体調が最悪だと深刻に暗く考えてしまったり。
表面上気がついていなくても、体の感覚は正直。
無意識のうちにその違いが運勢にも影響してくる。
うまくいってなかった時のことを思い出すと
真っ先に思い当たるのが健康面。
仕事を頑張る事だけにフォーカスして
体のことは蔑ろにして病気になり、
その精神状態なもんだからうまくいかない事も多く
さらに体調も悪くなるという悪循環。
何々を達成したいとか、
もっとお金を稼ぎたいとか、
もっと周りから認められたいとか、
頭の中がいつもそういう方向に行っている時
自分の体の状態には目を向けていない場合も多い。
私も、特にそうだった時期が十数年あった。
数日から数週間くらいなら
睡眠が少なくても精神的ストレスが多くても
食生活がめちゃくちゃでも、
急に健康面での弊害が出る事は少ないけど。
それが何ヶ月何年となってくると、
ジワジワと影響が出てきて体は悲鳴を上げる。
かつての私を含め、多くの人がそれを無視して
栄養ドリンクでも飲んで無理やり頑張る。
具合が悪くてもどこか痛くても、痛み止めの
注射を打ったり鎮痛剤を飲んで頑張る。
肉体を持って体験している限り、この影響は大きい。
肉体は人間の本体では無いけど(本体は意識エネルギー)
肉体は、今の自分というキャラクターで体験するための
大切な乗り物。
車でもバイクでも自転車でも、
大切に手入れすれば長く活躍してくれる。
それと同じ。
頭では、あんな事もやってみたいこんな事も・・・
と、夢を沢山描いても、体の方が「無理!」って
なるからうまくいかない。
体にとってはうまくいかない方がいいわけで。
もう限界だから。
場合によっては、体の方が強制終了をかけて
倒れるということも起きてくる。
いつもどこか痛いとか、体が怠いとか
吐き気がするとか眩暈がするとかいう状況が
続いていると、
やりたいことがあっても全力で集中出来ない。
これって大丈夫なんだろうか・・・
体力が保つのかな・・・
という心配が出てくるし、
いつ倒れるかという漠然とした不安に襲われる。
そういう焦りから、精神的にもイライラする。
丈夫で元気そうな周りの人を見ると、
妬ましくなってくる事も。
なんで自分だけこんなにしんどい目に遭うんだと
思ってしまう。
こういう時の心の状態は
不安、恐れ、心配、イライラ
これが何を引き寄せるかというと
こういう気持ちになり続けるような状況。
それが仕事の事だったり人間関係だったり。
今の気持ちに相応しい状況がやってくる。
表面上は「オーダーしてないよ!」でも
そういう気持ちになり続けることを無意識に
オーダーしているのと同じ。
そういうエネルギーを放出しているわけだから
同じ質のものが来るのは当然の事。
こういう事がやりたい
こういう生活を送りたい
こういう場所に住みたいなど
何でもいいけど
自分が心の奥底から望むことは
体を壊すような無理をしなくても楽に手に入る。
ほとんどの人が、
「望む状況は無理して頑張らないと手に入らない」
と信じているから、
無理して頑張らないといけない状況が
やってくるだけ。
体の状態が悪くなってきたら、
その大切なお知らせを見逃さずに、
体の声を聞いて、
今の食生活の事を振り返ってみたり、
必要な分だけたっぷり休むのも大事なこと。
一度健康を損ねると、
戻すのは無理ではないけどかなりの時間がかかる。